おはようございます。
むーです。
今日はれいこうみの『美』を3時間浴び続けて脳みそ蕩けた人の感想を書きます。
ビジュアル美はメーターを振り切った。
れいこさんも海ちゃんもTHEモデル体型ではない。
でもお二人は今回の作品でも圧倒的なビジュアル美を見せてくれました。
まずはれいこさんラッチマンから。
お決まりの白い軍服がお似合いなのはポスターを見た方なら誰でも納得してくれるのではないでしょうか?
いつもよりも肌の色は浅黒く塗り、アイメイクも濃いめのれいこさんは正統派男役の魅力をほどよく香らせつつも、怪しくも惹かれずにはいられない魅力的なラッチマンへと返信していた。
ポスター見た時から素敵すぎて何枚もチラシを持って帰ってしまうビジュアルではあったけれど、実際に動いているれいこラッチマンを目にするとポスターの20倍くらい色気に溢れ、近づいたら後に後戻りできないような魅力が見ているだけで伝わる男性像に仕上がっていた。
まぁ実際にこんな素敵な男性がいるわけないのだけどね←
しかしこれがれいこさんの男役芸の面白いところで、何故か凄く男性っぽく見えるんですよねー。
男性にしては綺麗すぎるし、どこまでも洗練された立ち振る舞いをされるのだけど、どこかリアルの男性を感じせる部分があるというか。。
女性の男装感を感じさせないのがれいこさんの男役の素敵なところですね。
そして海ちゃんカマラ!
海ちゃんが美しいのは土曜日の記事でも散々書いたのですが、今回はお衣装もとても美しいのです。
- ピンク帯が映えるサリー
- ピンクと淡いブルーのグラデーションが美しいサリー
- エメラルドグリーンと紫のド派手なサリー
主にこの三着が記憶に残っています。
というかこの三着を着まわしていた気がする。
とにかくどのお衣装も美しく、アクセサリーも繊細で煌びやかなものばかりで海ちゃんが出てくるたびにオペラグラスで見入ってしまいました。
あのアクセサリーはどこからどこまでか自前なのかな?ルサンク出るならほしいなぁ。
海ちゃんのメイクはピンク基調なんだけど、サンドピンクというのかな?砂漠の夜明けをイメージさせるような美しいピンク色をセレクトされていてアイホールの美しさにも目を奪われました。
これからご覧になる方は是非海ちゃんのアイメイクもチェックしてください。
そしてカマラといえば!!
お腹!!
です←
海ちゃんのお腹、綺麗だったよ、。
バッキバキに割れている板チョコ型ではなく、綺麗に腹斜筋の縦筋が入っているのがわかる、綺麗な腹筋でした。
折れそうなほどの細さではなく、筋肉ありきの細さだからこそ見ていて安心感もあるし美しさを損なわない。
ラッチマンがベッドシーンで海ちゃんのお腹に抱きついた時は流石にひょぇぇぇぇぇぇ(何興奮してるのかは不明)となったけども笑
清く正しく美しい腹筋でした。
台詞の美しさ
宝塚の古典作品は内容的に面白くないことが多い。
しかし、それを覆すほどの魅力を持っているのも古典作品ならでは。
その最大の魅力が台詞の美しさだと私は思う。
『私は貴方の軍服を見ていたのです』
『来るのですか、来ないのですか?』
『私には卑しい事は出来ません、貴女に愛情を贈ります』
『悪党、詐欺師、悪魔、人卑者』
『私は人非人で悪魔で、そして紳士で、、人格者です』
『カマラ、、』
『ラッチマン、、』
こんな台詞、最近の作品ではなかなかお目にかかれない。
古臭いと言われてしまえばそれまでだけどどそう切り捨ててしまうにはあまりにも美しすぎる言葉たち。
美しき人たちにより発せられるこの美しき言葉たちは芳醇な香りを放ちながら私の耳に入り、心を温める。
どこかこしょばゆいけれど、その真意やその気持ちを汲み取れた瞬間、なんて美しい言葉なのだろうと思わされます。
周りくどい言い方が多いけれど、そこがまたいい。
言いたいのに言えない、その奥ゆかしさがいい。
特に好きなのはカマラの『私は貴方の軍服を見ていたのです』。
綺麗なのに棘のある言葉ですねー笑
あとはラッチマンの『私は人非人で悪魔で、そして紳士で、、人格者です』も最高。
ラッチマン、どこまで行っても憎めない。
この台詞一つ一つにラッチマンとカマラの心理がよく現れていて噛めば噛むほど味が出る。
どちらも貴族という仮面を持ち、生まれながらにして自分の心に正直になれない2人。
そんな2人だからあの結末になってしまったのでしょうね。。
バルコニーの場面でカマラが『私は軍服を脱いだ貴方を愛しています』とただ一言でも言えば全て違ったかもしれないのに、、涙
れいこうみが作り出す気品
『ダルレークの恋』という作品は一つ間違えれば俗っぽい恋愛物語に見えかねない作品だ。
お決まりのベッドシーンはじめ、時代遅れな価値観を感じる台詞も時々見受けられた。
そんな作品を格式高いもののように見せてくれているのはれいこさん、海ちゃんはじめとした月組生の清く正しく美しい気品のおかげかと。
どんな場面だろうと、どんなシーンだろうと失われないあの気品が私もほしい←
海ちゃんカマラが一番露出度高いのですが、それでも破廉恥だと観客に思われせない不思議な力。
どこまでも作品の品格を保ち続ける皆さんを尊敬しています。
れいこうみの美しき並び
今まで何度もこのブログで語りまくってきたれいこうみの並びの美しさ。
「れいこうみの並びは見飽きた」という方もいらっしゃるようだけど、私は全然見飽きませんね!!!!
寧ろ何度でも見たいタイプの人間のようです。
れいこさんと海ちゃん、お顔の形が似ている(丸顔ではなく、卵型)ことも美しいと感じる所以なのかしら?
お二人の顔がグッと近くなる瞬間、「なんて美しい並びなんだろう」と毎回思ってしまいます。
今回の公演の個人的萌えポイントはデュエダン。
れいこさんがラッチマンとして感情を押し殺したような表情で海ちゃんを抱き、気高い海ちゃんカマラ姫がうっとりとした表情でれいこさんを見つめるところ。
れいこさんの大きな瞳に感情を押し殺そうとしている動きが見え、それをわかっているかのように微笑を称えながら寄り添う海ちゃん・・・堪らん!!!!!
れいこさんは目のお芝居がやっぱり素敵ですね〜。
ラッチマンのような感情を表に出さないお役だとそのお芝居がより光ります。
話がだいぶそれましたが、要はれいこうみの並びは最高だということを伝えたいのです。
もっと詳しく語った記事が過去にあったのでリンク貼っておきます!
月城かなとの写真集は「読む”美”」〜宝塚1stフォトブック2019 感想〜
続きを見る
以上、どうしようもない感想でした笑
明日からもっと真面目に感想書きたいなぁ笑
以上、どうしようもない感想でした。
また明日もお会いしましょう〜!
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