おはようございます。
む〜です。
梅雨で気分が沈んだ時こそ読書!ということで、久しぶりにこちらの本を読みました↓
『宝塚式「ブスの25箇条」に学ぶ「美人」養成講座』 著・貴城けい
読了までにかかった時間は10分(再読なので早めでした笑)。
kindleなので書籍としての厚みはわかりませんが、パパッと手軽に読めるくらいのボリュームでした。
読み終わった今の感想は
ブスの25箇条に自分が当てはまりすぎて辛い涙 です。
一つの章を読むごとに「(紹介されいてる悪い例は)私じゃん・・」と絶望しまくりました。
”宝塚式「ブスの25箇条」”とは?
宝塚音楽学校を知らない人でも一度は聞いたことがあるであろう「ブスの25箇条」。
「ブスの25箇条」と言うネーミングはかなり強烈なので一度聞いたら忘れられません。
でも、どんな内容が書いてあるかまではなかなか知られていないのが現実。
ここで改めて「ブスの25箇条」を見てみましょう。
宝塚式「ブスの25箇条」
- 笑顔がない
- お礼を言わない
- おいしいと言わない
- 目が輝いていない
- 精気がない
- いつも口がへの字の形をしている
- 自信がない
- 希望や信念がない
- 自分がブスであることを知らない
- 声が小さくイジケている
- 自分が最も正しいと信じ込んでいる
- グチをこぼす
- 他人をうらむ
- 責任転嫁がうまい
- いつも周囲が悪いと思っている
- 他人にシットする
- 他人につくさない
- 他人を信じない
- 謙虚さがなくゴウマンである
- 人のアドバイスや忠告を受け入れない
- なんでもないことにキズつく
- 悲観的に物事を考える
- 問題意識を持っていない
- 存在自体が周囲を暗くする
- 人生においても仕事においても意欲がない
皆さんはこの25箇条をみてどう思いましたか?
私は「全部当たり前のことだ」と思いました。
そしてこの本を読んで改めて思い知らされたのは、自分がいかに当たり前のことを出来ていないかでした。
当たり前のことを出来ているか?再確認する本
Amazonのレビューにも書かれているとおり、この本に書いてあることに目新しさはありません。
宝塚歌劇団のちょっとした裏話や貴城けいさんの経験談などを織り交ぜながら25箇条一つ一つについて解説(?)されてページが進んでいくような内容になっています。ただ、宝塚ファンなら知っているような内容が多いのも事実なので、宝塚の裏事情を知ることを期待してこの本は読まないほうがいいかも。
この本はあくまでも”自己啓発”用として読んでいくことをオススメしたいですね。
そして、ここに書かれている25箇条は全て当たり前のことだし、社会人として備わっていないといけないマナーが25個書いてあるだけです。
しかし、この本を通して一つ一つの項目についてしっかり向き合うことができるので、”自分は「大人」として行動できているか?”を再確認するには最適な本でした。
日々の生活の中では、「私はいつも笑顔で入れているか?」とか「私の存在が周囲の雰囲気を暗くしているんじゃないか?」なんて自問自答することは殆どありません。もし出来ている人がいるのであればその方にはこのような本は不要でしょう。
この本では自分自身のマナーや在り方について自問自答をするきっかけを与えてくれます。
【感想】一つ一つの言葉が突き刺さる本
ということでここからは読書感想を。
書かれている内容は単純明快で、文章もとっても簡単なんですけどまぁ、一つ一つの項目が突き刺さる、突き刺さる!
冒頭でも書きましたが、ブスの条件を見るたびに毎回「これ私じゃん・・」と落ち込みまくりました。
「ブスの25箇条」は言葉こそきつい(タイトルの「ブスの25箇条」とか、24個目の「存在したいが周囲を暗くする」とか笑)けれど書いてあることは至極真っ当で当たり前のことばかり。でも改めて活字という形で大人としてのマナーに向き合うと自分の出来てなさ、認識の甘さを嫌でも考えさせられました。
特に私が刺さったのはこの5つ!
- 1番「笑顔がない」
- 16番「他人にシットする」
- 22番「悲観的に物事を考える」
- 12番「グチをこぼす」
- 24番「存在自体が周囲を暗くする」
特に1番の「笑顔がない」や12番の「グチをこぼす」は本気で反省した項目でしたし、この本に出会わなければ見返すことができなかった項目でした。
私はこの本を読んで、出産後してから知らず知らずのうちに笑顔でいる時間よりも険しい顔をしている時間の方が増えてしまっていることに気づきました。
この本を読むまでは本当に気づいていなかったし、そんなこと思ってもみなかったけど、初めてこの本を読んで「やばい!ブスになってる!!」と叫んじゃいましたからね笑
笑顔が減って愚痴っぽくなって存在自体が周囲を暗くしていたなんて最悪の極みやん・・私・・。
この本を読んで色々と反省することが多かったです。
私がいかに「大人の人間として」ダメなのかってことを知るのは辛かったけど、活字で教えてもらえて本当によかったです。
ブスの25箇条全てを完璧に克服するのは難しいでしょう。それはこの本を書いた貴城けいさんもおっしゃっています。
でも、一つ一つの当たり前のことを丁寧に、そしてなるべくそれぞれの目標に近くなるように毎日行動していけば自ずと脱・ブスできるのかもしれません。
最初から全てをこなそうとせずに、時間をかけて。まずは「笑顔を増やすこと」から始めようと思います。
「ブスの25箇条」はタカラジェンヌだけの話じゃなかった
「ブスの25箇条」。
これは「清く正しく美しく」をモットーに活躍しているタカラジェンヌだけが守ることではなく、人として社会で上手に生きて行く上で誰もが大切にすべきことでした。
「宝塚式」と銘打ってありますが、誰もが読んだその瞬間から実行できることばかりが書いてあったので手元に一冊おいておいてたまに見返してみるといいかもしれませんね!
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