こんばんは。
むーです。
美園さくらちゃんの大学院進学についての記事、続きが気になったので無料会員登録して全て読んできました!
多くの方は最初の数百文字だけ読まれただけだと思います。
しかし、あの数百文字だけだとちょっとした誤解も招いてしまいそうなので、完全ネタバレしない程度にお話しさせてください。
参考
[blogcard url="https://www.sankei.com/article/20220313-DCE7DH7E7NJHFCBU6A25HZYD2U/?223719"]
美園さくらの両立秘話
まずはこの部分だけ誤解を解いておきたいのですが、
美園さくらちゃんはトップ就任期間中は通信大学を休学されていた
そうです。
この部分がリードの文章に入っていなかったので、もしかしたら『トップ娘役をやりながら別のことやっていたなんて、、』と思う方もいらっしゃるのかな?と思いました。
この記事の中でさくらちゃん自身がはっきりと休学していたことについて言及しています。
要約すると
トップ娘役の就任が決まってからはいよいよこれは両立できる状況ではなくなった。
就任してからは休学していたので、退団後に卒業を目指すことにした。
とのことです。
この部分はとても大事!!
自分がトップ娘役に選ばれてから宝塚の芸事に全力投球。
終わってからまた復学して勉強を続ける。
学業と芸事の両立を彼女は見事にやってのけたのです。
どちらかを手を抜くわけでもなく、
どちらも完璧に。
勉強は望めばどんな形でもどんな場所でもできる。ということを彼女は身をもって教えてくれたのです。
美園さくらちゃんの宝塚への想い
宝塚では限界まで体を追い込む厳しい稽古に加え、メンタル面でもかなりご苦労されたというさくらちゃん。
トップ娘役に選んでいただいてから1日たりとも気を抜いた日はなかったとのこと。
そんな宝塚での生活ですが、彼女はインタビューの最後を次の言葉で締めくくっています。
宝塚は自分と向き合い、成長できた場でした。
と。
さくらちゃんは宝塚に入団したことをマイナスに捉えて学業と両立していたわけではなく、どちらも好きだからどちらかを諦めるということはしたくなかったようです。
宝塚での経験が彼女が大学院で『心の健康に寄り添うメディアのあり方』を学ぼうと思うきっかけになったとのお話を聞いても、彼女の中で宝塚に在団されていた頃の経験は貴重な学びとなったようでした。
タカラジェンヌのメンタルケア
さくらちゃんのインタビュー全てを読んで思うこと。
それは
タカラジェンヌのメンタルケアの大切さ。
インタビューを全て読んで頂ければ分かるのですが、在団中はさくらちゃんも相当メンタル面で苦労したそうです。
それこそ体に不調をきたすほど精神的に追い詰められていた時期もあるそう。
さくらちゃんはこの時期を振り返ってもっと身近に心の健康を話し合える社会を作りたいと思われたとのことですが、他のタカラジェンヌも例外ではないですよね。
おそらく多くのタカラジェンヌは私たち一般人には理解できない精神的な葛藤を日々抱えながら過ごされているのだと思います。
そう考えるとタカラジェンヌのメンタルケアって本当はとってもとっても大事なことなんだと思います。
宝塚歌劇団には是非タカラジェンヌのメンタルケアにも力を入れてほしいです。今は昔と違ってメンタル面でのケアが必要とされる場面が圧倒的に多いので。
頼むぞ劇団!
美園さくらが提示した新ロールモデル
今まではタカラジェンヌになる道を選んだら大学進学などは諦めなければいけない道だと勝手に思っていた。
でも美園さくらちゃんは逞しく『他の道もあるよ』と現役タカラジェンヌ、これから宝塚を目指す少女たち、そしてファンである私たちにまで提示してくれた。
もし学ぶことを諦めたくないのであれば、時間の合間を縫って通信大学に通うという手もある。
学ぶことは諦めなくていい。
学ぶ気持ちさえあれば道は開かれる。
そんな素晴らしい可能性をメディアを通して私たちに見せてくれてありがとう、さくらちゃん。
美園さくらの今後に幸あれ!
インタビューを受けているさくらちゃんは現役時代よりもふっくらとされて健康そうだ。
何よりも彼女が退団後に自分がやりたかったことに全力で取り組めているようで安心しました。
美園さくらちゃんのこれからの人生に幸あれ!
では!
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