こんばんは。
むーです。
このブログを更新しない期間中にいろんなことがありました。
在団生の自殺。
週刊誌による真偽不明の報道。
相次ぐ公演中止。
どうしてこんなことになってしまったんだろう。
最近の宝塚は色々ありすぎて、こんな思いを抱えながら、全く心の整理なんてできないまま日々を過ごしております。
だからたまにブログを書きたくなっても、正直何から書けばいいのかわからなくて。
何も書かないことが一番いいのかなと思いつつも、自分の今の正直な気持ちを少し吐露したいと思い筆を取りました。
在団中の生徒の自殺について
ニュースを見た時は『まさか』という気持ちよりも『遂に』という気持ちが一番先に来たのは否めない。
遂に死者が出てしまった。
それはつまり、
もう生徒さんたちが命をかけて紡ぎ出してくれている『愛、夢、希望』だけを見ているだけではいけないということ。
宝塚歌劇団の体質について目を逸らしてはいけない時点まできてしまったことを意味しているのだと思う。
そして、、『遂に』と思ってしまったのが悲しい。
わかっていたようでわからない。そのまま宝塚歌劇団の体制を見守ってしまっていた私たちファンにも責任があるのではないかと思ってしまうのだ。
宝塚歌劇団の体質
すでに宝塚歌劇団が生徒へのヒアリングを始めていることが全てを物語っている。
さらに美園さくらちゃんが宝塚歌劇団での経験を通して『メンタルヘルス』を勉強していることがまた、、真実味を帯びていると思うのだ。
宝塚歌劇団の目下の課題はまさに生徒の『メンタルヘルス』を損いかねない指導方法にある。
宝塚を愛する皆さんならば承知の通り、宝塚は夢と希望と愛だけで舞台が出来上がっているわけではない。
私たちは彼女たちが一生懸命、文字通り『命を懸けて』作り上げた上澄みの舞台を今まで楽しませてもらっていた。
そしてその上澄みだけを愛で、プロセスで何が行われているか真剣に考えてみることは少なかったように思う。寧ろ上澄み以外を知ろうとすること自体がある種のタブーだったかもしれない。
宝塚スカイステージやグラフ、歌劇などのインタビューやお稽古場風景でプロセスの片鱗を垣間見れることはあったものの、先生、先輩、外部講師からの『ご指導』が実際にどのように行われて、どれほど『厳しく愛のある』ご指導だったかを知らないままきてしまった。
知らないほうがいい。
生徒さんの頑張った結果だけを見てあげたい。
芸事の世界は特殊だからしょうがない
そう思っていたけれど、こういこうが起こってしまった以上、もう目を逸らすことはできない。
そして、、、この問題はおそらく今回だけの問題ではない。
脈々と受け継がれてきた宝塚の歴史のなかで『愛のあるご指導』として当たり前のようにここまできてしまった可能性がある。
宝塚歌劇団には是非とも、、是非とも!!!
生徒さんが楽しく、やりがいを持って舞台にたてる環境を作ってほしい。
私は誰かが実際に死を選んでしまうほどの苦しみを経た、夢のある舞台は見たくない。
もう臭いものに蓋をできる時代は終わった。
宝塚歌劇にはどれだけ時間がかかっても構わないから抜本的な改革をしてほしい。
宝塚ファンのたまに怖いところ
宝塚ファンは生徒さんに優しい。
でも宝塚ファンは宝塚ファンに厳しい。
私は宝塚ファン怖いなと思うことがたまにある。
今回の件に関して、宝塚ファンの中でもいろんな意見が出ている。
公式対応を正義とする意見
公式対応に疑問を持つ意見
週刊誌の記事に対しても色々な意見がある。
一部ただしいのではないか?!
全部嘘に決まっている!
全ての意見の源は一つ。
宝塚を愛する気持ち、ご贔屓を愛するきもちからである。
だからこそ、一部の公式を絶対的正義とされるファンが他の意見を『公式で発表されていることが全て!それ以外でもそれ以上でもない!』と一蹴してしまう姿を見ると残念だなと思う。
確かに公式で発表されることが全てかもしれない。絶対かもしれない。
でもそれを言ってしまったら終わりなんだよとも思う。
宝塚歌劇団の先輩後輩の上下関係を表す逸話として『カラスは白です』と言われたら、白以外の色を言ってはいけない、というあの話とよく似てる。
個人的に今回の件に関しては、多くの宝塚ファンがさまざまな意見を持ってして声をあげるべきだと思う。
もう宝塚は見たくない。
宝塚にはがっかりした。
これだって立派な意見だし、当たり前の反応だ。
声のあげ方は勿論節度を守るべき(誹謗中傷は意見ではありません!)だけど、公式の反応を待って静観するだけではまた同じことが繰り返される可能性がある。
ファンはしっかり見ている。
今はご贔屓を人質に取られているわけでなく、ご贔屓の就業環境を整えられるチャンスだとも捉えられる。
だから宝塚ファンは他の宝塚ファンの意見も大事にしてほしいし、意見を無理やり一つの解にまとめ上げようとなんてしなくていい。
と思いました。
宝塚歌劇団が生徒さんたちに対して誠意ある対応をしてくださることを心から願っています。
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