おはようございます。
む〜です。
昨日夜遅くに宝塚歌劇団から発表がありましたね。
花組宝塚大劇場公演『はいからさんが通る』当面の公演中止について
公演中止が発表された時からこんなご時世だから「もしかしたら・・」と覚悟はしていましたが、
本当にこんなことになるなんて。
新型コロナウィルスと宝塚歌劇の戦いがまた始まったのだと思うと辛いです。
感染者の特定が始まる風潮
宝塚歌劇で感染者が出たことについてはあまり驚いていない。
以前似たような内容をTwitterで投稿したんだけど、
「こんなにも無防備な姿で夢を届けようと頑張っている方々が目の前にいる。」
全世界の人々がマスクをつけている中で、自分を感染の危機に晒しながらも一生懸命舞台を努めようとしているジェンヌさんの姿に心打たれました。
観劇する人は自分の身も、そしてジェンヌさんの健康も守る努力をして欲しい
— む〜 (@zucca_zucca_mu_) August 1, 2020
彼女たちはマスクもフェイスシールドも付けずに毎日舞台に立っているんですよ。
彼女たちがどんなに日常生活で気をつけて生活していたとしても、普通の人よりも罹患する確率は高いと思います。
換気が十分であっても密であることに変わりはないし、大きな声で台詞を発したり歌唱するのでそれなりの感染リスクもあります。
だから今回の感染者が出たという事実に対しては全く驚いていません。
むしろ驚いたのは週刊誌やマスメディアがこぞって感染者の特定をしようとしていることです。
感染者特定は誰のメリットにもならない
すでにスポーツ報知では感染者の内訳を報じています。
宝塚歌劇団公式HPでは感染者人数についても、誰が感染したかについても何も触れてないのに、どこからその情報を入手してきたのか私にはわかりません。
各メディアが公演再開した宝塚が感染者を出したことに対して
「もっと美味いネタはないか」と探し回っているのが目に見える様です。
一ファンの立場から言うと、感染者特定なんてして欲しくない。誰も望んでない。
誰のメリットにもならないから頼むらやめて欲しい。
ファンはただただ感染した方とその周りの方々の無事だけを祈っています。
申告しやすい環境を守っていきたい
私が感染者の特定を望まないのは
宝塚歌劇団に関わる全員が(コロナにかかった場合でも)申告しやすい環境を守ってあげて欲しいから。
今回の公演中止で仮に出演者やスタッフさんが特定されてしまったら。
宝塚歌劇団内で心理的に申告しにくい環境が生まれてしまいます。
名前が一つでも出れば一部の人が必ずその人に対して責任を追求し始めます。
今回の宝塚歌劇団の発表はそういうリスクも考慮しての発表だったと思うのです。
劇団は必要十分な情報をちゃんと提供してくれました。
- 公演関係者で新型コロナウィルスへの感染が確認された
- 無症状または軽症
- 当該関係者は、ご観劇のお客様に直接応対する業務には従事してない
- 濃厚接触者の調査や施設の消毒等、必要な措置を進めていく
これ以上必要な情報はありません。
どうか感染してしまった公演関係者の方が無事回復できますように・・涙
それではまた明日!
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