おはようございます。
む〜です。
皆さんはもうご覧になりましたか!?
望海風斗×礼真琴のスペシャルコラボを!!
スカステで
『音楽の宝箱スペシャル~珠玉の歌声をあなたに~ 』
という特別番組がいま放送されていまして。
それが本当に耳福!!
もう喋っている声から幸せすぎたので今日はこの番組についてレポしていきます^^
今回の歌唱曲たち
琴ちゃんとだいもんによって歌い上げられた名曲たちはコチラ↓
- レビュー・明日への希望<望海>
- Eres mi amor-大切な人-<礼>
- 花夢幻<望海>
- 夢は世界を翔けめぐる<礼>
- 我が心のまほろば。〈デュエット〉
- 夢の城〈デュエット〉
- ひとかけらの勇気〈デュエット〉
計7曲。
今回は黒太文字の曲をレポしていきます。
どの曲も宝塚オリジナルの曲で「THE・宝塚!!」な曲ばかりで、
自宅で見ているのに劇場にいるような感覚で聴き入ってしまいました。
お二人の歌の力で曲の世界観にグッと引き入れていただき、至高の45分間を過ごすことができました。
コロナのことは大嫌いだけど、このデュエットはコロナが無ければ実現しなかったのもまた事実。
宝塚歌劇団。
望海風斗さん。
礼真琴さん。
とても幸せな時間をありがとうっ!!
宝塚オリジナル曲の歌詞の美しさに涙
まずはじめに言わせてください!!
久しぶりにゆっくり宝塚の曲に触れて改めて感じたことがあります。
それが
宝塚オリジナルの曲の歌詞の美しさ。
最近は宝塚からちょっと離れていて、いろんな曲を聞いていました。
その最中に宝塚オリジナルの曲を聞くと、改めて宝塚の作る歌詞の美しさに心洗われました。
当たり前に宝塚を聞いていた頃は「古臭い(失礼)」くらいに思っていあのですが、離れてみるとその古臭さこそがまた良かったりする。
特に最高だったのが、だいもんが歌う「花夢幻」。
(中略)
春淡く 春霞み
朧夜に もえて立つ
この想い 花にはえ
花に嵐の 花夢幻
春雨の 春の名 残りの花形見
たゆたう水に 姿写し 色増す水鏡
はかなくとも 夢に散りゆく 花 あわれ
一部抜粋:雪組「花夢幻」
曲調も歌詞も国宝もの。
宝塚って素敵な文化だと改めて感じました。
♪花夢幻
はい。
昨日から散々騒いでいる「花夢幻」。
一度見たときは子供のお世話をしながらだったのでじっくり見られなかったのですが、昨日ゆっくり見てやられた。
これは名曲だ。
Twitterでいい感じに言いたいことをまとめちゃったので(笑)
載せちゃいますが
『花夢幻』
だいもんの視線の送り方が最高に色っぽい。少しだけ振り向く仕草とか、『花あわれ』で目線を下に向ける仕草とか。
だいもんの視線の先、背景に桜の木や揺れる水鏡がしっかり見える。だいもんは歌が上手いだけじゃなくて、全身を使って歌の世界観を表現してくれるから大好きなんだな私は。
— む〜 (@zucca_zucca_mu_) July 4, 2020
全身で曲の世界観を表現してくれるんですよね、だいもんは。
歌が上手いだけじゃない。
視線、指先全てで聴くものに「曲の世界観」を感じさせてくれる。
だから私はだいもんの歌が好きなんだと改めて思いました。
♪夢は世界を翔けめぐる
歌い始めでこっちゃんが笑顔で腕をぱっと広げるのですが、もうそこで100点満点。
あまりに神々しくて神かと思いました。
このこっちゃんを見た瞬間、「あ〜早くこっちゃんロミオ見たいよ〜」と唸り出した私。
こっちゃんのフレッシュな笑顔と前向きな歌声で今まで何万人の人が救われてきたんだろう。
「やっぱりこの人はスターなんだな」と心から思わせてくれる始まり。
からの甘く軽やかな歌声で聴く人を
夢幻の花、紫苑の月、砂漠の雪、地上の星、霊魂の宙
まで連れて行ってくれる。
この歌だけでワールドツアーできちゃうような、まさに「夢が世界を翔ける」ような自由を感じることができました。
♪我が心のまほろば。〈デュエット〉
お二人で歌い上げる「まほろば」は力強く、でも穏やかで。
お二人の声が山のように、海のように無限に広がり地球を暖かく包み込んで踏み締めているエネルギーを感じる曲でした。
この曲は「眩耀の谷」を手掛けている謝先生の作詞なのですが、謝先生の歌詞には無駄がありませんね。
そして吉田先生の作曲も大地や自然を感じるスケールの大きい曲を歌詞に合わせて作っていらっしゃる。
要は
無駄がないから下手な小細工が効かない。
だいもん、こっちゃんも番組の中でおっしゃっていたけれど、
とてもスケールの大きい曲でそのテーマの大きさに圧倒される「スルメ曲」でした。
だいもんの風のように滑らかで自然な高音パートと大地を踏み締めるようなこっちゃんの低音がとにかく心地よい。
何度でも聞いて脳裏に美しい山々の稜線を描きたい。
♪夢の城〈デュエット〉
怪しげなイントロからポップなサビに向かう美しい旋律を見せる「夢の城」。
夢の間を歩くような、不思議な曲。
こっちゃんの壊れていまいそうな切ない声から始まり、だいもんの高音に導かれるようにポップなサビに入る。
この流れが堪らない!
私、こっちゃんのこの「切ない声」フェチなのでこのこっちゃんの声にはやられちゃいましたね・・。
いつも元気でパワフルなこっちゃんがあんな切ない声で歌い出すと「かもめ」とか「鈴蘭(ミュゲ)」とか「桜華に舞え」を思い出しちゃうよ。
そんなこっちゃんをブワッと明るい世界観?に連れ出すだいもんの歌声がまた華やか!!
こっちゃんの手を引いて明るい世界に、夢を追いかけ求め続ける世界に連れ出す感じが凄く良かった。
ハモリも本当に美しいので是非ぜひ聞いていただきたい曲です。
♪ひとかけらの勇気〈デュエット〉
ラストは宝塚の名曲「ひとかけらの勇気」。
この曲がラストなんて反則。
涙なしには見られませんでした。
だいもんが歌い出した時、なぜか「ひかるふる路」のマクシムを思い出し、
こっちゃんが歌い出した時は「阿弖流爲」の阿弖流爲を思い出しました。
どんな時代に生きていても、どんな人生を生きていても、
全ての人を鼓舞する力がこの曲にはありますね。
歌詞ももちろんですが、
こっちゃんの「聴く人を元気にして前に進ませようとする歌の力」と
だいもんの「聴く人の心を大きく揺さぶり、聴く者の感受性を豊にしてくれる歌の力」が合わさって
この曲を聴き終わったときには「よし、明日も頑張ろう!」「私にもまだできることがあるかもしれない!」と自分を奮い立たせられました。
特に「僕は行く 君のために」で2人が力強く歌う場面は涙なしには見られません。
私の心の深い部分までこの歌詞が響いてきて本当に勇気をもらいました!
みんなも見て。。涙
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