おはようございます。
む〜です。
先日友人に「宝塚と劇団四季ってどっちがいいの?」という質問をぶつけられ、ひとしきり悩んだ後に「比べる土俵が違うと思う」と答えました。
やっぱり思うのは
宝塚歌劇団には宝塚歌劇団の良さが。
劇団四季には劇団四季の良さがあるよねってこと。
そのいいところ・悪いところをを比べてもしょうがなくね・・?
と思ったわけです。
ということで今日は私の思う宝塚歌劇団・劇団四季の良さをそれぞれ書いてみます。
どちらも何度も観劇したことのある劇団ですが、あくまでも私個人の意見に基づく見解なのでその辺ご理解くださいませ〜。
2つの共通点
まずは宝塚・四季の共通点について。
この2つには一つの共通点があります。
その共通点というのが
どれもエンターテイメントを提供する団体であること。
これだけです。
それ以外は楽しみ方も期待するものも宝塚・四季によって異なります。
なので私はあえて「土俵が違う」という表現を使いました。
エンターテイメントという大きな土俵で見れば比較できるのかもしれませんが、そもそもジャンルが違う。
だからジャンルが違うものを比較するのは違うんじゃないかな?と思ったわけです。
なのでここではそれぞれの良さを書いてみます。
宝塚歌劇団の良さ
宝塚歌劇団の良さはなんと言ってもあの
- 唯一無二の華やかさ・夢夢しさ
- 中毒性
でしょう。
そしてその華やかさ・夢夢しさを損なわない程度の技術力(歌・ダンス・芝居)を私は求めています。
しかし宝塚における”技術力”は劇団四季のような高い技術力とは異なります。
あくまで宝塚の華やかな舞台を支えるのに必要な(夢を壊さない程度の)実力を求めているということです。
いくら華やかで美しくたって、演技や歌が台無しでは宝塚歌劇団の届けたいエンターテイメントの質が落ちてしまいます。
それを防ぐためにもある程度の実力は宝塚にも欲しいところですね。
だから「宝塚に実力を求めてはいけない」とか「実力を求めるのなら他の劇団を見にいくべきだ」というのは違うと思うし、それを言っていたら宝塚のレベルはどんどん下がっていってしまうと思います。
そして誰も宝塚に劇団四季と同じようなレベルを求めていないと思う。
宝塚は宝塚。四季は四季!と思ってみていますから。
劇団四季のよさ
劇団四季もたまに見にいきますが、私が劇団四季に求めているものは
- 再現度
- 安心安定の舞台(完成度の高さ)
です。
劇団四季は海外ミュージカルの話題作やディズニー映画の舞台化を一手に担ってきました。
それもあって私は劇団四季に対して原作を持つ作品の宿命である再現度の高さと人を感動させる安定した実力を劇団四季に対して求めます。
そして劇団四季と劇団四季の最大の違いはキャストの扱い。
宝塚はキャストであるタカラジェンヌを「生徒」と呼び、「育成」しています。役を与える時もオーディションで全ての役を決めるのではなく成長の意味合いもかねてまだ未完成のキャストをしょっちゅう抜擢します。
反して劇団四季はキャストをキャストとして扱い、オーデイションを重ねて最も適した人を役に抜擢していきます。
だから私は劇団四季には作品としての完成度と再現度の高さを劇団四季に求めいてるんです。
生徒ではない劇団四季には宝塚とは違ったプロとしての舞台を求めています。
それぞれの違いを楽しめばいい
私はそれぞれの劇団の違いを楽しめばいいと思っています。
誰かと誰かを比べるのではなく、誰かに点数をつけるのではなく、各々を楽しめばいのでは?
それじゃだめかなぁ?
それではまた明日〜^^
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