おはようございます。
む〜です。
3月ごろから噂されていた「チケット返金の寄附金控除」がスタートしているのを皆さんはご存知でしょうか??
もちろん中止になった公演チケットの返金をすることもありなのですが、
実はそのチケットを払い戻さないことによってそのお金は「寄附金」として扱われ、2020年度の確定申告をするときに税優遇措置(支払う税金が安くなる)を適用できるようになるそうです。
今回私はこの制度を利用したいと思ったので色々調べてみました。
「チケット返金はいらないから宝塚歌劇団に少しでも募金したい!」と思っていらっしゃる方の力になれたら幸いです。
プレイガイドの払い戻し方法がめんどくさすぎた
私が募金する方法を考えたのは単純に
プレイガイドで購入したチケットの払い戻しがめんどくさかったから。
宝塚友の会で購入したチケットは自動的に返金されるシステムなので手間も何もかからなかったのですが、
それ以外で購入したチケット(プレイガイドやカード先行)は自分で返金手続きしないといけなくてちょっとした手間がかかりました。
めんどくさいことは嫌いだし、その時間も手間も惜しいのでプレイガイドで購入したチケット1枚(星組のS席)は募金に回そうかなと考えたのがこの制度を利用したいと考えたきっかけです。
返金せずに大好きな宝塚に募金できて税控除まで受けられる。
確定申告を自分で行っている私にとっては何も苦ではないし美味しい話だらけ!
ということで色々調べてみました。
宝塚歌劇団のチケット代金を寄附できるのか?
大前提として、宝塚歌劇団のチケットは払い戻しせずに募金することができるのでしょうか?
結論から書きますと、現時点ではできません。
しかし今後寄附できる可能性は十分にあります。
その理由を次の章で説明していきます。
文化庁の新型コロナウィルス対策「税優遇措置」について
文化庁で発表されている税優遇措置について簡単に説明されている一文がありますので引用させていただきますと
中止等された文化芸術・スポーツイベントについて、チケットの払戻しを受 けない(放棄する)ことを選択された方は、その金額分を「寄附」と見なし、 税優遇(寄附金控除)を受けられる新たな制度を創設します。
一部引用:文化庁
とのことです。
さらなる詳しい情報は下記URL先から御覧いだけますので、ご興味のある方はご覧ください!
文化庁「新型コロナウイルスの影響を受ける 文化芸術関係者に対する支援」税優遇措置 説明書
説明書に書いていある内容(寄附→税優遇までの流れ)をざっと説明すると、
簡単な流れ
- イベント主催者が文化庁orスポーツ庁にイベント中止の旨を申請
- 文化庁の「寄附対象イベント一覧(仮称)」にイベント名が記載される
- 参加者が対象イベントの主催者に払戻しを受けないことを連絡
- 主催者等から、対象イベント認定証明書(仮称)と 払戻請求権放棄証 明書(仮称)を受け取る
- 確定申告の際に上記2点の証明書を添付して申告
- 好きなアーティスト等に「寄附」できた上、最大4,000円の減税ができる!
宝塚歌劇団が①〜②までの手続きをしてくれればこの方法を活用できることになります。
実際に私たち消費者がやるべきことは③〜⑥までの流れです。
このめんどくさそうな流れをみると「払い戻しした方が楽じゃね?」と思う方もいらっしゃると思いますが、
自分の好きなアーティスト・劇団に寄附できる上に減税もできるのであればやってみない手はないと私は思いました。
特に私のように毎年自分で確定申告している人間にとっては、目に見えて減税されているのをみるのはちょっとした嬉しい笑
まだ寄附の対象となるイベントは発表されていませんが、もし宝塚歌劇団の名前が入っているようであればこのブログでも一応お知らせしますね^^
どれくらい減税されるのか?
では仮に!
宝塚歌劇団がこの制度の対象になった場合どのくらい減税されるのでしょうか?
東京宝塚劇場のS席9500円で考えてみると・・・
(9500-2,000円)×40%(+住民税分)の減税
となるので住民税分を考えなければ3,000円の減税となります。
この金額を見てやる価値がないかは見ている皆さん次第です。
日本は寄付文化がなかなか根付かないけど・・
「日本は寄付文化がない」とよく聞きますが本当にその通りだと私も思っていて。
海外に比べると日本は寄付に対するハードルが高いのか、日常的に寄付する人が非常に少ないように感じます。
今回のこの取り組みに宝塚が参加するのかわかりませんが、この機会に
「助けたい」「誰かの役に立ちたい」という思いを寄付という形で表せることにも気づいて欲しいと思いこの記事を書きました。
大好きな宝塚。
いつもお世話になっている宝塚に少しでも恩返しするチャンスがあれば嬉しいです。
劇団さん、よろしくお願いします!!
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