おはようございます。
むーです。
ダンサーとして有名な
花組トップの柚香光くん
星組トップの礼真琴くん
この2人のダンスは現トップの中でも軍を抜いて上手いけど、お二人のダンスに感じる微妙な違いってなんでしょう?
今日は私が感じているお二人のダンスの違いについて言葉にしてみました。
柚香光と礼真琴のダンスの違い
ダンスなんか習ったことない素人の感想なんだけど、お二人のダンスの違いはずばり
『抜け感』
だと私は思っています。
どちらもめちゃくちゃダンス上手いから変なところに力入ってないし、リズム感もいいし見ていて気持ちのいいダンスなのですが、お二人の決定的な違いはダンスする上で力を抜く部分(タイミング)だと思うんですよね。。
詳しくはこの後書いていきますが、私が思うお二人のダンスのポイントは
筋肉(礼真琴)と空気感(柚香光)です。
空気に馴染み、湿度を感じる柚香光のダンス
柚香光くんのダンスはすごく空気に馴染みます。
軽やかなダンスを踊らせれば誰よりも空気に馴染んでぬけ感を感じさせてくれるし、ダンスの中でどんな力技ポーズをとらされても、しなやかに決めてくれるので全く無理を感じない。
ダンサーさんって筋肉ムキムキな方が多いし、きっと光くんも筋肉ムキムキなんでしょうけど筋肉を一生懸命動かしてダンスしている感をあまり見せないダンスだなと常々感じますね。
リズムの取り方も礼真琴くんの刻むような捉え方ではなく、
もっと大きなスパンでリズムをとってたおやかに、しなやかに、湿度を感じさせるダンス
をしてくれるのが柚香光くんのダンスの魅力だなと思います。
この湿度を感じさせる踊りは振りの細かいダンスでも失われず、それが彼女の『不敵な笑み』をさらに魅力的にみせる余裕に繋がっているのかもしれません。
そして決めるところはパキッ!と割れたような早い動きで決めてくれるのでしなやかなダンスから唐突に決められるこのギャップも素敵だなと個人的には思っています。
ただ宝塚定番の群舞ではその特異性ゆえにズレて感じることもしばしばありますね。
ダンスはとてもお上手だけど、誰かとピッタリ息を合わせるようなダンスは向いていないかもしれません。
どちらかというとジャズダンスのような自由度の高いダンスナンバーの方が彼女の魅力を最大限に活かせていると思います。
筋肉由来の強さとしなやかさを感じる礼真琴のダンス
礼真琴くんと柚香光くんのダンスの違いってここだと思うんですよね!
筋肉由来の力強さをあえて感じさせるか感じさせないか。
前述したとおり、光くんのダンスは筋肉質な部分をあえて見せない、モデルさんのようなしなやかで美しいダンス。
対して礼真琴くんのダンスは基本的に筋肉の強さ、しなり具合を魅せる力強く美しいダンスだと私は考えています。
花組の水美舞斗くんのダンスも礼くんと同じタイプだとおもうんですよね。
音で言うと"ゴリゴリ"踊るって感じ笑
光くんが空気に馴染むダンスなら、礼くんのダンスは空気をひゅっと切り裂くイメージ。
リズムの取り方もダンスの踊り方も全体的に細かくて筋肉質な力強さを感じるのがこっちゃんのダンスかな?と最近思いました。
バレエ的な踊りをこっちゃんがするとふんわりという柔らかな表現よりも、スッスッと空気をかき回すような音の表現が似合う気がするのもそのせいかも。
こっちゃんのダンスはとにかく音の取りかたが細かくて早いので、ダンスの振り付けやふりとふりの間の空気感を楽しむと言うよりはその勢いと技術の高さに圧倒されているのかもしれませんね。
柚香光、礼真琴のダンスを同じ時代に楽しめる贅沢さ
今日はダンサーとしての柚香光さん、礼真琴さんにフォーカスしました。
だいもんとこっちゃんの歌の違いを比較した時も思ったけど柚香光さんと礼真琴さんのダンスをトップという同じ立場で楽しめるなんてなんて贅沢なんでしょう!
どちらも素晴らしいダンサーさんなので、これからのお二人のダンスナンバーが楽しみです。
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