おはようございます。
む〜です。
暑かった夏が終わって、ようやく秋めいてきたなぁと思うこの頃。
皆さんはどんな秋を過ごしていますか?
芸術の秋?
読書の秋?
食欲の秋?
私は欲張りなので全ての秋を満喫しようと毎日奔走しています笑
春は花粉症が辛くて一歩も外に出れないのですが、秋は気候もちょうど良いしガンガン外出してこの秋を満喫しております。
今日はそのうちの「芸術の秋」について軽くレポをしたいと思います。
前回、タカラヅカファン必見の「ハプスブルク展」に行ってきました。
ヅカファンから見た『ハプスブルク展』
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今回はずーっと気になっていた『カルティエ展』に行ってきたので展示の様子や混み具合などを軽くお伝えできたらなと思います。
なぜ『カルティエ展』はタカラヅカファンにオススメなのか?
なんで『カルティエ展』はタカラヅカファンにオススメなのか?
一つは美しいものを愛でるタカラヅカファンの方なら間違いなく楽しめる展覧会だから。
もう一つは男役や娘役さんの身につけている手作りアクセサリーにより興味を持つきっかけになるから。
カルティエ展は宝石の美しさを存分に楽しむ展覧会でもありますが、カルティエが誇る専属職人やデザイナーの超絶技巧を楽しむ展覧会でもあります。
そんな職人たちの技を観ていると自然とタカラジェンヌが手作りするアクセサリーにも興味ができました。
「あの人のあの場面のアクセサリー、どうやって作ったんだろう?」とか。
「このネックレス、あのショーで〇〇さんが身につけていたネックレスにそっくり!」とか。
そんな”タカラヅカ的気づき”も発見できる展覧会だったのでぜひオススメしたいと思いました。
ま、実際の話、1,600円で値段をつけられないほどの至宝を観まくれて、さらに二度と拝めないかもしれない個人所蔵の作品も観れるなんて滅多にないので宝塚ファンじゃない人にも観にいくようにすすめてます笑
『カルティエ、時の結晶((Cartier,Crystallization of Time)』開催概要
まずはさくっと開催概要についてお伝えします。
さらに詳しいことは公式HPからご確認ください!
開催概要
- 会場:国立新美術館 企画展示室2E
- 会期:2019年10月2日(水)~12月16日(月) 毎週火曜日休館
- 開館時間:10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで
- 当日券:大人1,600円/大学生1,200円/高校生800円
混雑ポイントとオススメ巡回方法
私が観に行ったのは土曜日のお昼過ぎでしたが、2E展示室の前で10分ほど待たされてから入館しました。
館内で混雑していた場所はこちら↓
混雑ポイント
- 序章「時の間」ミステリークロック、プリズムクロック
- 第1章「色と素材のトランスフォーメーション」
- 第2章「フォルムとデザイン」
ちなみに!混雑の目安は「作品の前に常に人がいてをじっくり見ることができない。遠巻きにしか作品を見れない」が基準です。
特に”序章「時の間」ミステリークロック、プリズムクロック”は展示品をみれる角度限られているので(謎の白い円柱の中に展示品が収まっているのでどこからでも見えるというわけではないのです)、それぞれのクロックの前に長蛇の列ができています。
別に列をなして見なくてもいいのですが、真面目な日本人らしくみんなちゃんと並んでいるので見るのにかなり時間がかかりました。
なので「展示の順番はそこまで気にしないよ!」ってタイプの人にはこんな巡回方法をオススメします。
*巡回方法は決められていないので逆走(?)もOKだそうです。
オススメの巡回方法
- 第3章(写真撮影OK)
- パンテール/映像コーナー/カルティエアーカイヴ
- 第2章
- 第1章
- 序章
単純に後方の展示から攻めて行く方法です笑
特に時間をかけて観たかったのは序章〜第2章だったので、混雑しているこの部分は一度飛ばして後から時間をかけてゆっくり並びながら観るのがオススメです。
一番好きだった作品
一番好きだった作品は序章の「時の間」ですね。
存在感はあるけれど、寂しげで宙に浮かんでいるように見える「モデルA」ミステリークロックから様々なクロックを観て行くのですが、ここが一番混んでいて、ここが一番面白かった。
他の章ももちろん豪華で素敵だったのですが、時計という日用品を改めて見直すきっかけになったというか・・。
言葉にするのは難しいけれど「日常と”贅”の融合」がなんとも不思議で見入ってしまいました。
日常で使う時計がお金をかければこんなに豪華になるんだってことに感動したし、「時計」という普遍的な物を様々な角度から研究してその美しさを引き出すカルティエ職人たちの視点の鋭さ、豊さに触れることができて幸せでした。
もう一つあげられるのであれば、仏様の掛け軸の前に飾られていたブレスレット笑
煩悩を打ち消した清らかな仏様の前に煩悩の塊のような美しい宝石たち。
この組み合わせに思わずププっと笑ってしまいました。
フランス語で言うと「エスプリ」ってやつ?笑
どういう意図でこの作品と掛け軸を組み合わせたのかわかりませんが、この組み合わせはカルティエから仏教への挑戦状だと私は受け取りました笑
少しだけお写真をお裾分け♡
第3章では大変貴重な作品たちのお写真を撮れるのでたくさん撮ってきちゃいました笑
個人所蔵のものも沢山展示されていて「こんなお宝を購入できる人間がこの世界にいるんだ・・」とお会いしたことのない所有者様たちに思いを馳せていました笑
せっかくなので少しだけここでお写真をお裾分けしたいと思います。
写真ではカルティエ展の魅力は伝わりきらないと思うので、是非観に行ってください^^
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