おはようございます。
む~です。
先日、先週末撮ったタカラヅカニュースの総集編を観ました。
何度観てもみりおくんの記者会見で涙してしまいますね・・・。
あんな細い体でよくこの6年間トップを努めてきたなぁとウルウルしてしまいました。
改めて会見を見てみると、この言葉素敵だなぁと思うところがありまして。
そのうちのひとつがこのお言葉。
「宝塚歌劇団という名前に甘えない」
です。
誰よりも男役に憧れ、理想の男役であろうと行動してきた彼女だからこそ発言できた名言だと思います。
プロ意識が高すぎる退団会見
みりおくんの退団会見でまさかこんな熱いお言葉を聴けると思っていなかった(いつものふわふわ可愛いかんじだと思っていた・・)ので、なおさら感動しました笑
公式HPに載っていた彼女の発言を一部引用させてください。
「宝塚歌劇団という名前に甘えることなく、常にクオリティを上げていくこと、また、品格を失わないことを大切にしてきました。立場や考え方が変わっても、タカラヅカへの愛や、男役が大好きだという気持ちは私のなかでいつも燃えつづけていましたし、年月を経てさらに大きくなりました。」
引用:宝塚歌劇団公式HP
うーん。凄い(汗)
事前に用意してきた言葉だとは思うけれど、いつも意識していないとこんなこと言えない。
そしてこの言葉は「明日海りお」が言うから説得力があるんですよね。
トップになってからも努力を続けてきた彼女。
その努力は必ず観客に見える形になるまで続けられてきました。
そんな彼女の舞台を観続けてきた私たちだからこそ、この言葉の重みを感じられるし、彼女がこの言葉を自然と選ぶのも当然だし十分納得させられるものがありました。
いやぁ・・・。
退団会見当日はさらっと聞いてしまっていたけど、こんなことを自身をもっていえるジェンヌさんがどれだけいるのかなってちょっと考えてしまいましたね。
「宝塚歌劇団という名前に甘えない」難しさ
みりおくんはサラッとおっしゃっていましたけど、今この言葉通りに実践できているジェンヌさんってそんなに多くない気がします。
よく「宝塚だから」とか「宝塚クオリティだから」という言葉を目にしますが、それをみりおくん並に努力している方に向けて発言したら失礼に当たりますね。
彼女くらい努力されているジェンヌさんは決して宝塚歌劇という名前に甘んじない。
宝塚歌劇の名前に頼りきりになるのではなく、自らを律しながら宝塚の伝統と品格、品質を向上させようと努力している彼女の気持ちの強さをバンッと見せつけられたような衝撃を味わいました。
このみりおくんの信念は是非後輩にも受け継いでいって欲しいものです。
宝塚歌劇団が宝塚歌劇団であり続けるために
宝塚歌劇団が宝塚歌劇団であり続けるためには先代のジェンヌさんたちやみりおくんがそうだったように、「宝塚歌劇という名前に甘んじない」ことが大事なんだろうなと今回の会見で学びました。
100年間「清く正しく美しく」を守り続けるのも、クオリティを上げ続けるのも並大抵の努力では維持することができません。
大変だとは思うけれど全ジェンヌさん、運営する劇団の経営陣全員にみりおくんの仰っていたような信念を持って欲しいなと思いました。
そして私もファンとして、ヅカヲタである限り清く正しく美しく行動したいと改めて思いました。
でわ〜。
にほんブログ村