おはようございます。
む〜です。
「劇団はファンの気持ちがわからない」
どんな話をしていても、最終的に行き着くのは「劇団はファンの気持ちなんてわかっちゃいない」の一言です笑
本当・・わかっていない笑
消費者の嗜好を捕捉し、経営状況と擦り合わせてアクションを起こすのが企業の基本的な動きだと思うのですが、宝塚に関してはいつも不可解なアクションを起こすことが多くて困惑します笑
ま、大企業が消費者の嗜好をリサーチしすぎるのも良い面と悪い面があるので何とも言えない部分はありますが。
ただ、劇団さんにファン嗜好の一つとしてこれだけは知ってほしいんですよね。
実力派スターがどれだけの利益を劇団にもたらしているかということを。
2019年で最もチケット難だった組は?
皆様の記憶も新しい2019年。
全組観劇されている方々にお聞きします。
2019年、最もチケットが取りにくかった組はどこでしょう?
これを考え始めると様々な要因(演目・スター退団など)なども関係してきますが、自分なりに色々取り除いて考えたときに、一番取りにくかった組はどこだったでしょうか?
私は雪組だったと断言します。
雪組はどの公演も本当にチケット難で取りにくかった。そんな印象しかありません。
これはあくまで私の体感なので皆様の答えとは違うかもしれません。
でも今日はとりあえず私の体感を元にお話しさせてください。
5組のチケットの取りにくさをランク付けしてみた
私の体感では5組のチケットの取りにくさをランク付けするとこんな感じでした。
1位:雪組
2位:花組
3位:月組
4位:星組
5位:宙組
とにかく雪組がダントツで取りづらかった。。いつも本気でチケット争奪戦に参加していました。
花組は雪組よりは取りやすいものの本気で取りに行かないといけないレベル。
月組は比較的取りやすかった記憶があります。
星組・宙組に関しては評判を聞いてから「みに行きたい!」と思った時でも取れるような手軽さがありました。
チケットが取りにくいというのは舞台をみたいと思っている観客からすればデメリットでしかありませんが、ここで肝心なのはチケットが取りにくい=それだけ人気がある という不変の法則が存在しているということです。
チケットの売れ行きから考える「ヅカヲタのニーズ」
先ほど作った超個人的ランキングを元に、現5組(月組はたまちゃぴコンビ時代の印象で書かせていただきます)のトップコンビの魅力を横に書いてみます。
こうすることで必然的に「ヅカヲタのニーズ」が浮かび上がってくるのではないでしょうか?
1位:雪組 (抜群の歌唱力と繊細な演技)
2位:花組 (安定感のある歌唱力と抜群の演技力)
3位:月組 (アクロバティックなダンスと確かな演技力)
4位:星組 (アイドル的な輝きと美しいビジュアル)
5位:宙組 (とにかく素敵なビジュアルと古き良き宝塚らしさ)
各組2つずつ魅力を書き出してみました。
こうやって並べて見ると、チケット難だった雪組・花組に共通しているのは「歌唱力と演技力」だったことがわかります。
逆にチケットを取りやすかった組に共通しているのは「圧倒的なビジュアル美」だったことが読み取れます。
この結果を見るに、世間(というかヅカヲタ)の大半が求めているのは「歌唱力と演技力」だということがこのランキングではっきりと浮かび上がったのではないでしょうか?
観客はとても素直だ
今回のこのランキングも考え方も全て私の独断と偏見に基づいて作成されたものです。
しかしながら、2018年に発表された阪神ホールディングスの決算報告書をみてみるとあながち間違っていないのかもしれないません。
決算報告によれば、2017年度好演だった公演は
雪組公演「ひかりふる路(みち)〜革命家、マクシミリアン・ ロベスピエール〜「SUPER VOYAGER!」
花組公演「ポーの一族」
だったそうです。
どちらも「お披露目公演」「大人気漫画の舞台化」というプラス要因は持っていますが、他組でもこれらのプラス要因があったことを考えると、世間が宝塚歌劇に対して「歌唱力と芝居力」を希求していることが読み取れます。
観客は素直ですから。
動員数にもろ現れるものですね。
ファンを見くびらない方がいい〜実力派を起用しない劇団に未来はない〜
このブログの初めにこんなことを書きました。
「劇団はファンの気持ちがわからない」
と。
劇団さん、ファンのことを見くびっていませんか?
実力派生徒や、長らく公演の動員数を支えてきた生徒さんのことを軽んずるような人事ばかりしているといつか必ずしっぺ返しがきますよ。
ファンを見くびらない方がいいです。
実力のある生徒に対して正当な扱いをしない劇団に、未来があるのか・・。
私はないと言い切りたいですね。
でわ〜。
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