おはようございます。
む〜です。
カイちゃんの退団発表。
愛ちゃんの専科異動。
この二つは私の中で一つの時代の終わりを意味しています。
お二人は私にとって「輝かしい思い出」でもあり、「最高にかっこいいタカラジェンヌ」だったから。
そんなお二人にもう一つ共通していることがあります。
それは「ファンの期待(夢)を一身に受けている」ということです。
期待に応えることの難しさ
ファンは無責任です。
私も含めファンってとっても無責任。
あーなって欲しい。こーなって欲しい。
いや、でもやっぱりこーなって欲しいかも。
言いたいだけ言うし、お金もかけるけど結局その託された夢を叶える努力をするのはジェンヌご本人なんですよね。
変な話、競馬と同じです。
私たちは自分のお気に入りの騎手に声援を送り、期待を馬券に変えて観客席から見守る。レースの最中は熱狂して応援するけども結果によっては落ち込んだり励ましたりする。似てませんか?
話が逸れましたが、「託された夢の大きさ」は愛ちゃんとカイちゃんはとっても大きかったような気がします。
愛ちゃんは生粋の宙組生として、宙組初の生え抜きトップを期待されていた。
カイちゃんも同じくどこかでトップになって欲しいと期待されていた。
お二人ともとってもファン想いで宝塚愛に溢れていて、タカラジェンヌの鑑のような人間性だっただけにファンの期待に応えられないこと、ファンの夢を叶えられないことを負い目に感じてるのかもしれません。
改めて「期待に応えるこことの難しさ」を知りました。
ファンにできることは何か。
愛ちゃんが専科に行くと聞いた時、私は「私にできることは何だろう?」と考えていました。
私は特に「愛ちゃんに初の宙組生え抜きトップになって欲しい!」とは思っていないファンでしたが、頂いたコメントを通して他のファンの方の気持ちを知り、愛ちゃんの抱えていた(と言うか背負っている)夢と期待の大きさにただただ驚き、同時に「1人で抱えるには大きすぎる期待を今まで背負ってきた」事実に涙が出そうになりました。
カイちゃんも同じです。カイちゃんの退団発表を受けてファンの方がサヨナラショー開催の署名運動を行おうとしているのを見て愛の力を感じました。
その反面、「今までカイちゃんが背負ってきた愛の重さ」もしっかりと感じ取れました。
お二人を見ていて思うのは、「異動や退団の発表を受けてファンにできるのは何だろう?」ということです。今まで何千人もの身勝手な夢や期待を一身に背負い、限界まで頑張ってくれた彼女たちに対して感謝の想いを示せるのは何だろうと。こう考えてしまうのです。
私はね、愛ちゃんの時に思ったのですがその異動・退団を前向きに捉えてあげることだと思います。
恐らくご本人たちが一番動揺したり緊張していると思うんですよ。
もし私が彼女たちだったら「ファンの方がこの発表を見てどう思うか」「ファンの人たちは変わらずに自分を応援してくれるのか」とっても気になります。
もし貴方が一度落ち込む所まで落ち込んだら、今度は「自分が彼女の決めた道を微力ながらも支えてあげよう」と決意してみてはいかがでしょうか?
「悲しい・悔しい」感情は大切に
勿論、ご贔屓様の下した決意に対して「悲しい・悔しい」と言う想いまで消すことはありません。その気持ちは大事に大事にとっておいてください。貴方がそれだけ彼女を愛した証です。
でも、「悲しい・悔しい」と言う想いばかりを募らせるのは精神的にもよくないですし、何よりも自己中心的です。結局は「自分の願いを叶えてくれなかった。自分の願いは叶えられなかった」と言う気持ちに酔いしれているだけになってしまいますから。
一通り悲しんだら次は私が彼女を支える!と決断してみてください。
そうするとより宝塚ライフを楽しめると思います^^
大切なのは「頂いた愛を返すこと」
「頂いた愛を返す」
この言葉は花組公演「復活」で蘭ちゃん演じるカチューシャがネフリュードフに贈った言葉です。
私、この言葉がとっても好きなんです。
この時のカチューシャの心理・信仰を完全に理解するにはまだまだ時間がかかるでしょうけど、一ファンとしてタカラジェンヌに頂いた愛を返していきたいなと思っています。
カイちゃんや愛ちゃんの決断にも同じことを言えます。
お二人の決めた道がどんな道だろうと、今一番心の支えが必要なのは彼女たちです。
私たちファンは頂いた愛を今こそ彼女たちに返し、どんな道でも彼女たちを支えるべきなのでしょう。
ということで!
熱く語っちゃいました^^
今日も1日頑張りましょうね。でわ。
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