日々の戯言

歌が上手い!と感じるタカラジェンヌの特徴を独断と偏見で考える



 

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おはようございます。

む~です。

 

先日、スカステ番組「うたごころ」を観ていてふと思ったことがあります。

 

「歌が上手いってどういうことなんだろう?」と。

 

このブログを長年ご愛読いただいている読者の方はご存知かもしれませんが、私は歌ウマさんが好きです。

 

公演を見るたびに「あの人は歌が上手い」とか「あの人の歌は苦手」とかいろいろ書いています。

 

でも、私が「歌が上手い」と感じる要因・特徴についてあんまり深く考える機会が今までなかったんです。

 

折角なら今回、改めて考えてみようと思いブログに書き起こしてみることにしてみました!

 

私は大学でも高校でも”音楽”について専攻してきたわけではないので、学術的なことは一切わかりません!笑

完全なる独断と偏見で書きますので予めご了承ください~。

 

 

人を感動させる歌い方

 

宝塚にも歌の上手い子は沢山います。

そのなかでも特に「この子の歌は好きだな」とか「もう一度聞きたい!」と絶対思わせてくれる人の特徴だと思うのが、

 

歌い方 です。

 

例でいうと、雪組の望海風斗さんが特にあてはまると思います。

 

下級生の頃のはだいもんは、今と同じくらい歌が上手くて、歌詞も聞き取りやすかったのですが、「この人の歌を聞きたい!」と今ほど強烈に思っていたかというとそうではありませんでした。

綺麗に歌うけれど、絶対聞きたい!とまでは思わない。そんな感覚。

 

昔の彼女と今の彼女。何がそこまで違うのか自分なりに考えてみた結果、「歌い方」というキーワードに思い当りました。

 

私、彼女の歌を聞いてると無条件に(とまでは言わないけれど笑)涙が出るときがあるんです。

 

歌でガンガン魂を揺さぶられる感じ。(語彙力~)

 

編曲・歌詞による部分もあるとは思いますが、他の人がこの曲を歌ったときに涙するかと考えると多分それはない。

彼女の歌い方だから感動するんですよね。

 

試しに「歌」についてWikipediaで調べてみたらこんな面白い話が載っていました。

 

 

「うた・歌う」の語源は、折口信夫によれば「うった(訴)ふ」であり、歌うという行為には相手に伝えるべき内容(歌詞)の存在を前提としていることもまた確かである[5]。徳江元正は、「うた」の語源として、言霊言葉そのものがもつ霊力)によって相手のに対し激しく強い揺さぶりを与えるという意味の「打つ」からきたものとする見解を唱えている[8]

引用:歌 - Wikipedia

 

この解説を見て「これだ!」と思いました。

上手くは言えないけれど、だいもんをはじめとした歌ウマジェンヌたちに共通しているのは「何かを訴えるような歌い方」言い換えれば「歌における表現力が豊か」という部分かもしれません。

 

 

リズムと音程が心地よい

 

 

学術的なことはわかりませんが、「リズムと音程が心地よい」と感じさせてくれる歌い手さんに対して「歌が上手い!」と感じます。

 

いくら歌での表現力が高く、情感豊かに歌ってくれてもリズムや音程がズレていると感じると限りなく違和感を覚えます。

 

というか私(聞いている側)の気持ちを曲や歌に上手く乗せられないす。

 

例えば、叫ぶような気持ちで情熱的に歌いあげてくれていても、曲との調和がとれていなかったりすると冷めた気持ちになります

 

私が「この人の歌苦手だな」と感じるジェンヌさんはこのパターンが多いです。

 

感情が先走ってしまって曲と乖離してしまっているパターン

曲と歌の調和がとれて、初めて”音楽”として私の耳に届くと思っているので、これがバラバラになるとそのアンバランスな状態に不快感を覚えてしまうのかもしれません。

 

逆に曲と歌との調和が上手くとれている人に対しては「心地よい」と感じます。

 

 

音域が広い

 

 

音域が広い=ええ声している

 

と勝手に解釈しています笑

 

これは歌唱部分だけでなく、演技の場面でもよく思います。

音域が広い人は歌う場面でも台詞をしゃべる場面でも使える音域が広いため、声による表現力が豊かだと感じます。

 

個人的には 星組の礼真琴くん は音域広いな~と毎回思います。

どの音程になっても殆どぶれないし、声が細くなり過ぎない

 

だから彼女の歌を聞いているときは安心して聞けます笑(←これ大事です涙)

どんな音域になっても綺麗に歌ってくれるし、声ががさついたり裏返るようなこともほとんどないからです。

 

在団中のジェンヌさんをここで例に出すのは忍びないので笑

(いるんですけど、あまりに多すぎて書けない&怒られそう・・。知りたい人はこっそり聞いてください)

 

もう退団された方で「音域が狭いと感じたジェンヌ」例に出させていただくと、元花組トップの蘭乃はなちゃん(苦笑)

 

あの子は、、酷かった。

私は蘭ちゃんの演技とダンスが大好きで毎回観に行っていましたけれど、歌の場面だけは毎回ヒヤヒヤしていました。

 

転調(というんですかね?)するところで90%の確率で声が裏声になるか裏返るんですよね~涙

 

それまでの演技がどれだけよくて泣けても、歌になるとその感動も引き潮のように去っていて漠然とした不安と喪失感が残るという・・笑

 

最後の方は私も「彼女の危険ポイント」を習得したので笑

構えてみることができましたが最初は本当に酷かったなぁ~・・。

 

自分の歌声と声質を熟知している

 

 全てはこれに尽きるのかもしれません。

それくらいこれは大事な要素だと思います。

 

ジェンヌさんがどれくらい自分の歌声・声質について研究されているのかはわかりませんが、時々「この子は自分の声についてどう考えているのかな?」と思う子がたまにいます。

 

 特に下級生に多い気もしますが、「なりたい声」と「自分の声」のギャップを強く感じるのです。

 

私もカラオケに行くとよくわかるんですけど、私が思っていた(耳で聞いていた)声とマイクを通して聞こえてくる声って全然違うんですよね~。この感覚に少し近いのかな~なんて思います。

 

 

多分こういう声で歌いたいんだろうな・表現したいんだろうな」と思うことはあっても、耳に届いている歌は彼女に合っていない(というか苦しそう)声で歌われている様子をみると、「もっと自分に合った歌い方や表現方法を身につけたほうがいいのに」と惜しい気持ちになります。

 

元々の声が高い男役(ここでは音域が狭いと仮定します)が低く歌うことを試みようとして「アレー」ってなるパターンもよく見受けられますが、ほんとに残念です。

 

 

自分の声質をよく理解しているなぁと感じたジェンヌさんは、

宙組の芹香斗亜くん と 月組の蓮つかさくん と 花組の水美舞斗くん です。

 

3人とも元々音域が広いとはいえませんが、学年を経るごとに「自分らしさ」を認めてそこを追及していらっしゃる。レッスンの成果もあって音域も少しづつ広くなっているのも感じます。

 

自分に合った歌唱方法って大事だなぁとこの3人を見ていて毎回思います。

 

 

以上4項目でした!

 

 

どうだったでしょうか~?

皆さんのご意見も是非お聞かせください。

 

 

でわ~。

 

 

 

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