おはようございます。
む〜です。
宝塚を好きになって8年。
ここ2年くらい私の中で娘役ブームがずっときています。
勿論、宝塚のシンボルでもあるカッコいい男役さんたちも大好きなんですけど、ここ最近は私の中で娘役さんが熱いです。
素敵な娘役さんが一杯いる
なんでこんなに娘役さんにはまっているかと言うと、娘役さんって探せば探すほど素敵な子がたくさん見つかるんです!
劇団オススメの子はほんの一握り(それこそ各組で一人か二人)ですが、観ていると実は沢山の素敵な娘役さんがいることに気付かされます。
その魅力に気づいてからというもの、あまり組情勢を知らない公演を見にいく時に一番気になるのは娘役さんだったりします。
”この組にはどんな素敵な娘役さんが眠っているのだろう?
劇団が推したいのはあの子かもしれないけれど、あの子以外にももっと素敵な娘役さんがいるんじゃないかしら?”
舞台の端から端までオペラを走らせて”娘役さん探し”をするのが最近のマイブームです。
一人っ子政策の代償は大きい
先ほど「劇団オススメの子はほんの一握り」と書きましたが、本当にひと握りなんです涙
男役は娘役よりも多くのジェンヌにチャンスが与えられ、その中でも特に光るものがある子たちを同時並行で何人も育てていく体制が整えられています。
まぁ各生徒に対する力の入れ具合の差は多少その頃から生じますが、娘役ほどじゃありません。
娘役さんって不憫です。
殆ど一人っ子政策に近いものを感じます。
トップにしようと決めた娘役がいれば、その子にだけ注力して他の子には殆ど目もくれずトップ娘役に持っていく。
男役はあんなに満遍なく何人も育てられるのに、なんで娘役さんには同じことができないのか?
疑問しかありません。
トップ娘役候補しか育てない
今の”一人っ子政策”を観ていて強く感じるのは”トップ娘役候補しか育てない”という意志。
「自分たちはトップ娘役を育てるのに大忙しだから、お眼鏡に叶わなかった子たちはオーディションで毎回頑張ってのし上がって来てね」と言われているように見えてしまうのは私だけでしょうか?笑
これをやってると本当にダメだと思うんですよ。
もしやるのであればトップ娘役候補(劇団のお気に入りちゃん)も同じようにオーディション(オーディションで公平性が保たれているかはわかりませんが)で競われるべきだと思います。
将来的に見ても、一人っ子政策は危険です。
こんなやり方ばかりしていると他に良い素質を持った娘役さんがいたとしても、芽吹かずに終わってしまいます。
以前別の記事でも書いた文を引用すると
”トップ娘役は絶対女神として崇められる。。なんかつまんない。
トップ候補から落ちたら別格にもなれない。
というか劇団が別格として存在できる立場を作らないので、そこを目指せない。”
これが本音です。
劇団として、もっと娘役の層を厚くするべきだと思います。
娘役がいてこその男役
劇団が宝塚のシンボルでもある”男役”に力をいれなければいけないことは理解しています。私も含め、宝塚の男役スターのファンはやはり多いですし、ファン獲得のためにも男役>娘役 という力の入れ方になってしまっているのも悔しいですが理解できます。
でもね、男役は娘役無くしては成立し得ない存在なんですよ。
男役は娘役がいるからこそ、男役として成立するのであって、娘役がいなければただの男装した女性になってしまいます。(わかりますかね。。このニュアンス汗)
劇団が花形スターである男役の育成に力を入れるのは否定しませんが、同じくらい娘役にも力を入れないといつかこの構図は破綻します。
トップ娘役候補だけを育てるのではなく、ぜひ他の娘役の育成にも力を入れて欲しいなぁと一娘役ファンは思っております!
でわ〜!
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