宝塚の観劇感想 日々の戯言

五月蠅い!でも可愛い!愛すべきジェンヌ輝月ゆうま(月組 「雨に唄えば」感想)



おはようございます~。

む~です。

 

今日は星組を観劇してきます^^

超楽しみなんだけど、この公演が終わったら「凱旋門」観劇までしばらく観劇予定がないのが悲しいかな・・。

 

6月後半~7月前半にかけてチケットを詰め込みすぎたのがまずかったですね。。笑

 

さて、今日は!

皆様から多くリクエストをいただいている輝月ゆうまの勇姿について書きたいと思います。

 

タイトル通り、今回まゆぽんが演じてくれたリナは最初から最後まで五月蠅い!

でも憎めないかわいらしさを持った女性でした。

 

*ここからの内容にはネタバレを含みます。ご注意ください。

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歌上手ゆぽんが歌下手に挑戦

 

 

輝月ゆうまといえば、歌もお芝居もできるハイスペックジェンヌ!という言葉が私の頭の中には浮かんでくる。

 

早期からその実力を買われて最早専科並みの貫録を持っているまゆぽん

ナウオンやスカステではそんな貫禄を微塵も感じさせないのに、舞台にあがると一気にスイッチオンになるのだろうか?堂々とした立ち姿を見るたびに「この貫録でまだ研10!?」と驚かされる。

 

そんな月男の魅力あふれるまゆぽんが今回はなんと女役に挑戦!

その前まで宇宙人だったのに・・・役の振り幅広すぎてびびります

 

しかもただの女役ではなくて「ビジュアル最高だけど、世紀末みたいな声を持った女」を演じる。歌ウマさんとして活躍してきたまゆぽんが歌下手・・というか最早地声か終わっている女を演じなければならないなんて、、ベクトル逆すぎるにもほどがあるだろ!と観劇前までおもっていたのですが、、

 

本当に歌下手だった。笑

もう(笑)ってつけるのを躊躇うくらい声がヤバかった。

 

正直に言おう!

最後まで観劇しているのがしんどいくらい死んでる声でした。。

この「死んでる声」をなんて表現していいかのかずっとわからなかったんですけど、

さっき書いた表現がぴったり!まさに「世紀末みたいな声」でした笑

 

まずはこの声の時点でまゆぽんに拍手を送りたい

 

あの声で約2週間以上、演じ続けるのは相当喉に負担もかかっているはずだ。

そんなのどの疲れを思わせない演技を毎公演完璧にクリアしてくるまゆぽん。

 

流石!としか言えない。

 

 

憎めない役作り

 

 

最初に言っておくとリナは悪役ではない

 

でもドン&コズモ側からみると「やっかいな奴」だと思われているのは確かだ。

観劇している側もリナが出てくるといつも不愉快な声でしゃべりだすし、なんとなく「やっかいな女なんだろうな」と思う笑

 

身近にこんな女がいたら張り倒したいレベルです笑

でも、不思議なことに彼女はただ憎たらしいだけではない。

 

なぜか可愛いのだ。

誰しもが「リナ、頑張って!」と応援したくなるような女性なのだ。

 

まゆぽんの役作りが功を奏しているのは間違いないけれど、

これはまゆぽんの演技だけが素晴らしいわけではない。

 

リナという人間と関わる人すべてがリナのこと「愛すべき馬鹿」として接しているからなんだとおもう。たまきち演じるドンもリナのことを「ガラガラヘビめ!」などと揶揄しているけれど、そこには憎しみよりも愛が溢れている

 

 こんな風にリナは観客からも、他の役からも憎み切れない愛すべき奴として存在していました。

 

フィナーレにて

 

ちょっと面白かったのはフィナーレ。

 

男役の黒燕尾ナンバーがあるんだけど、

まゆぽんはリナの顔のまま、髪の毛だけ整えて出てくるんです笑

 

顔が真っ白、唇ピンクで目立っていました笑

 

娘役さんの顔のまま男役をやるとこうなるんだと思わず笑ってしまいました笑

 

ごめんねまゆぽん!

 

でもやっと歌上手まゆぽんの本来の姿が観れて嬉しかったよ〜(੭ुᐛ)੭ु⁾⁾

 

今回のMVPは輝月ゆうま

 

結論、今回のMVPはまゆぽん!

まゆぽん無くして雨に唄えばは完成しなかったと言っても過言ではない。

これからも月組を全力で支えてほしい。

 

でわ〜

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