引き続き、昨日の雪組千秋楽について。
遂に昨日、私のご贔屓様とサヨナラしてきました。
その時の自分の思いを書かせてください。
気づけばいつも『そこにいた』
朝5時すぎの電車に飛び乗って、明け行く空に目を向けた時
まだ醒めきっていない私の頭の中でこんな疑問が浮んだ
『私はいつからコマさんのこと好きなんだっけ?』
静かな車内で海馬の海を漂ってみたけれど全く思いだせず。
思い出すのは
『あの時あの作品にコマさん出てたな』とか
『あの作品のあの役は味があっていい役だったな』とか
そんなことばかり。
肝心の『いつ・どこで・何を観て』好きになったかが全く思い出せない。
でも決して答えを求めて迷子になってしまったわけではない。
『いつもコマさんがそこにいた』
だから好きになった。この答えしか私にはなかった。
彼女のことをいい芝居をする人と認識し、知らず知らずのうちに追いかけていた。
こんな状態だ。
私のこの『好き』と言う感情は他のファンの方とは少し違うのかもしれない。
でも紛れもなくこれが私の好きなのだ。
お芝居中もショーの間も全く泣けなけなかった
ひかりふる路の『友よ』も
SVの『Sailing Day』もいつもより熱が篭っていたのは確かだ。
コマさんやっぱり気合い入ってるなと思った。
ダンスもいつも以上にターンが早いし、、笑
楽しそうで良かったと、まるで全然ファンじゃないような感じで観れてしまったので
そんな自分に少し困惑した。
『え。自分のご贔屓が退団する時ってこんな感じっけ?私もっと泣かなくていいの?
もっと嗚咽しなくていいの?』
こんな気持ちが公演が終わる頃徐々に湧き上がってきた。
やばい。私本当はファンじゃないのかしらと。
そうこうしているうちにコマさんが紋付袴をきて、大階段を降りてまさおから笑顔でお花をもらってニコニコ話しはじめていた。
『17年間』この一言で泣いた
コマさんはいつも通りの笑顔で(時折寂しそうな顔は見せつつも)
『一歩歩けば愛に当たる』とかお茶目なことを言いながらもしっかりと挨拶していて
偉いなんて思っていた最後、
*ニュアンスこんな感じだけど間違ってたらごめんない
『17年間、男役 沙央くらまを愛してくださり、
本当にありがとうございました』
この『17年間』という言葉を聞いた時、ブワッと走馬灯のようにコマさんの今での公演やお茶会を思い出した。
全部が全部愛おしすぎる時間で、全てが輝いている思い出たち。
私は17年間コマさんを応援したわけではない。
でも今までのコマさんにまつわる思い出が一気に溢れかえって、、それがあまりにも幸せな思い出すぎて。
気づいたら持ってきたハンカチがぐしょぐしょになるくらい涙で濡れていた。
涙が止まらないし、『うっうっ』と言いながら涙を止めることができなかった。
もうオペラグラスなんて曇りすぎて何の役にも立たなかった。
ただただ漠然と『寂しい』気持ちと
自分がこんなにコマさんを大好きだったんだという『驚き』と
コマさんの晴れの姿を見れる幸運とコマさんに出会えた奇跡に『感謝』
この3つの気持ちに揉まれながら千秋楽は緩やかに生暖かく終わっていった。
出待ちで涙ぐむお姿に
私も例に漏れず出待ちをしました。
いざコマさんが出てきた時、(勘違いだったら大変申し訳ないけど)
笑顔を浮かべながらも目に光るものが見えた気がしたんです。
嬉し涙なのか、それとも退団を実感されたのかわかりませんが
私までなんだか胸が熱くなってしまいました。
フェアウェルパーティー
残念ながらフェアウェルパーティーの会場模様や
内容については記載NGなので書けませんが
とっても暖かいパーティーになりました。
生徒さんも大勢来てくださり、盛り上がりました。
『負けず嫌いじゃなくて、逃げるのが嫌い』
最後に。
昨日一番感銘を受けた言葉をここに。
『負けず嫌いじゃなくて逃げるのが嫌い』
「だから私もこれからはこうします!」ってわけではないのですが
この言葉が一番心に響いたのでこれからも何か辛いことがあっても
この言葉を思い出そうと思います。
さようなら、男役 沙央くらま様。
これからも私の心の中でいつまでも輝き続ける永遠のスターさん。
もう二度とあなたの新作は見れないけれど、私は大丈夫。
これからもずっと貴方のくれた『笑顔』を糧に頑張れそうな気がするから!
最後になりましたが、昨日私のブログを観て下さっていると声をかけて下さった方、
本当に有難うございました。
これからも私の独断と偏見まみれのこんなブログですが、よかったらみてください〜^^
それではまた明日。サイラ!←
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