おはようございま〜す。
む〜です。
子どもの1ヶ月検診も終わり、さぁいざお外デビュー!と思ったのですが、この炎天下なので相変わらず昼間は引きこもり生活で残念すぎる〜。
早く外に出たいです・・。
しかし、そんな私の生活の中でも宝塚だけは彩を添えてくれます。
先日録画しておいた「霧深きエルベ」を見たのですが、劇場で見たときに感じたカールの優しさ、哀愁を思い出して思わず涙してしまいました。
来月、彼女の退団公演を見いく私ですが今までの公演を見てきて感じるのは彼女の歌唱力の成長でした。
成長に「もう遅い」なんてない
彼女は歌が得意な人ではないし、お世辞にも「歌うま」だとは言えないけれど、公演をこなす毎に確実に「歌い方」を変えてきてるし、(歌を)上手く見せることがうまくなってきていると感じています。
先日テレビで見た「エルベ〜」でもお披露目作品だった「スカーレット・ピンパーネル」の時に比べると歌を聞かせることがとてもうまくなったと思うのです。あくまでも私の感覚ですけど・・。
以前は「歌っている」けど「人の心に訴えかける力(訴求力)」が圧倒的に不足していました。
一生懸命苦手なりに歌ってくれるけど、凄く歌が上手いわけでもないし何か心に訴えかける核のような物が無い。こう感じていました。
当初は”歌う”という技術に必死すぎてその先にある”伝える”という段階まで力が及ばなかったのかもしれません。
しかし、ここ最近の紅さん(私の中での直近はエルベなのですが)の歌からは技術云々よりも、この歌で何を伝えたいのかが私の心までしっかり届くようになりました。
彼女の学年を考えれば成長を期待してはいけないとずっと思っていましたが、紅ゆずるというタカラジェンヌを見ていると成長するのに”もう遅い”なんてことはないんだなと気付かされます。
歌は「心」
最近自問自答しているのですが、私が考える「歌うま」さんって何でしょう?
今までは技術的なことばかりに目がいってしまいがちでしたが、ここ数年でこの考えは間違いなんじゃないかと疑問を抱き始めました。
もちろん技術的に上手いことに越したことはないのですが、最近思うのは歌が上手いと感じる人に共通しているのは「歌に心が通っている」ってことなんじゃないかなと。
技術的にいくら聞ける歌であってもそこに伝えたい思いとか、信念がないとその歌は耳に残らず右から左に吐き捨てられてしまう。
逆に少しくらい歌が苦手でも(歌詞が聞き取れないのは問題外・・)その歌にちゃんと心が通っていれば私は「いい歌だなぁ」と思うし「歌上手いなぁ」と感じる。
このことに最近ようやく気づきました笑
そして紅さんはお芝居中での歌に関しては、「いい歌だなぁ」と感じさせてくれる歌い手に進化したのだと思います。
紅ゆずるが見せ続けた成長物語
正直、相手役である綺咲愛里ちゃんがトップになってから全くといいっていいほど歌唱面で成長できなかったので、紅さんの成長が際立って見えているだけかもしれない。
でも、それでも紅ゆずるさんが見せ続けた歌唱面での成長物語は後輩に勇気を与えたのではないかなと思う。
宝塚に成長物語を見にいっているわけではないので、あんまり絶賛するべきではないけれど、紅さんのトップになってからの成長は”凄い”の一言に尽きる。
まだ退団公演は終わっていないけれど、最後まで成長物語を続けて欲しいと願っています。
でわ〜。
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