おはようございます。
む〜です。
花組公演中止の一件があってから、毎日公演を続けることが当たり前では無いと感じる毎日です。
自分が見ることのできる公演は一つ一つ大切に見ていきたいなと思いました。
ということで、本日は昨日の続きです。
昨日は「眩耀の谷」の全体感想レポをしましたが、本日は「Ray」の全体感想に移りたいと思います!
この状況で観劇を断念されている方にとって、少しでも楽しい記事になれば幸いです。
最後までお付き合いくださいませ。
「Ray」演出感想
緞帳いっぱいに星座に心ときめいた「Ray」。
礼真琴と舞空瞳ちゃんのお披露目公演でもあるこの公演では、ことなこコンビの様々な魅力を見ることができます。
あるときは大人っぽく。
あるときは初年少女のように可愛く。
場面によってコロコロと変わるお二人の雰囲気と表情を追うのに必死な公演でした。
ことなこコンビに対しては「幼い」とか「優等生」と言ったイメージが強かったのですが、
このショーを見てから「こんな表情もできるんだ!」と気づかせてもらいました。
中村先生といえば雪組の「ミューレボ」「ドラマティックS」が記憶に新しいかと思います。
オープニングは誰もが口ずさめるような簡単なメロディーと歌詞。
緩急しっかり付けた場面構成で最後まで飽きずに見ることができました。
ことなこを筆頭に今後の星組がどのような体制で作品に取り組んでいくのかも一目瞭然でわかりますし
これからの星組が歌とダンスで魅せていこうとしていることもよくわかるショーになっていました。
「Ray」キャスト別一言感想
以下箇条書きによるキャスト別一言感想です。
- 礼真琴くんのダンス・歌が存分に楽しめるショーになっていました。少年らしいキラキラとした笑顔、憂いを秘めたモーツァルトのような切なげな横顔などなど。どの場面も礼真琴だけど礼真琴じゃない。舞空瞳ちゃんとのデュエダンの始まり方がとても好き。「君と踊ろう永遠に」とこっちゃん歌った後にデュエダンが始まるのはズルイぞ。
- 舞空瞳ちゃんの無重力ダンスはお芝居でも味わうことができるけど、ショーでは彼女の無限の可能性を感じることができる。大人っぽい表情から少女のような愛くるしい表情まで。彼女は「愛されるべき存在」としてこの世に生を受けたとしか思えないほど光り輝いていて。観客・組子全てから愛されていると感じました。こっちゃんとのデュエダンで涙を堪えているお顔が美しかった・・。
- 愛月ひかるさまは芝居の人だと勝手に思い込んでいたけど、ショーの愛ちゃんも素敵だった。こっちゃんともせおっちとも違う唯一無二のダンディズム。気品と美しさと余裕のある表情・仕草で新生星組の新たな魅力を開発してくれた。お歌も心なしか以前よりも上手くなっているように感じた。4ヶ月の休演を経ての初日ということもあって、いつも以上に愛ちゃんの目がギラギラしているように感じたなぁ。気合入ってました。
- 瀬央ゆりあくんには毎回毎回驚かされる。毎回「こんなにうまかったけ?」と自分の記憶を疑ってしまいます笑 今回特に成長を感じたのは歌と表情。歌声も少しづつ安定してきたし、何よりも表情の作り方が抜群に上手くなった。こんな表情が出来るようになったんだ・・と1人で感動していた。もう3番手羽を背をわせてあげてもいいんじゃないか?と個人的には思いました。間違いなく星組主要メンバーの1人です。
- 天寿光希さんも毎公演その成長ぶりに驚く。ミッキーの学年を考えれば、技術的に成長するというよりも今まで培ってきたものを磨いていくステージに入っていくと思うのですが、研16にしてまだ成長されているのが本当に凄い。以前からお芝居上手だったけど、さらに深みが増してきているし、歌が上手くなった。一場面任されるようになったことがその証。「成長するのに学年は関係ない」彼女の背中からそう諭された気がする。
- 有沙瞳ちゃんと愛月ひかるさんのコンビが危険度100%でヲタク心くすぐられる。せおみほの相性が良いのは龍の宮を見てわかっていたことだけど、愛みほも結構良い。というかめっちゃ良い!!!くらっちと組んだ男役全員を素敵に見せてくれるスペシャリストなんだわと今回思いました。誰と組んでもその男役さんが素敵に見える。くらっちにしか成せない技ですね。これは。あぁ愛みほの舞台を私に見せてくれ〜〜〜〜!!
他にも書きたい下級生さんが沢山いるけど時間がないので一旦ここで終了><
その他小話
- 小桜ほのかちゃんがロケットダンスのセンターなんだけど、圧倒的可愛さでウィンクされて爆死した。観客みんな焼け野原になったと思う←
- 音咲いつきちゃんのカゲソロが透明感たっぷりで、新生星組トップコンビのお披露目にぴったりだった。
- 華形さんが銀橋を渡られる時に、綺城くんが華形さんを見送る?場面があるんだけど、お二人の一瞬の目配せがめちゃ素敵だった。 同じく華形さんがトップになった舞空瞳ちゃんを銀橋に送り出す時の優しい瞳と指先に涙出そうになった。
- 礼真琴の少年漫画の主人公感・ 舞空瞳の圧倒的プリンセス感・愛月ひかるの余裕あるダンディズム・瀬央ゆりあの未知数なロイヤル感。 今の星組は本当に上手く構成されていると感じずにはいられなかった
- 初日挨拶中、音波みのりさんが涙を流されていた。涙を拭う仕草も美しくてひたすら女神だった。敏麗さま〜涙
- 開演の挨拶でこっちゃんが 『皆様に会える日を待ちわびておりました』 って挨拶してくれるんだけど、 特に『待ちわびて』の部分で彼女の強い気持ちを感じた。
「眩耀の谷」「Ray」初日感想一覧
新生・星組の絶品ダンスと歌について(星組初日公演 感想)
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星組 『眩耀の谷』初日 全体感想
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明日からはキャスト別の記事へ!!
明日からは書くのを楽しみにしていたキャスト別の記事に入ります〜^^
全体感想では深く掘り下げられなかった部分も掘り下げていくので是非ご覧ください♡
それでは今日も1日頑張りましょう!
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