おはようございます。
む〜です。
星組レポをチョコチョコTwitterで呟いていたのですが、
想像以上に多くの方からコメントをいただけてとても嬉しいです涙
暖かなコメント、ありがとうございます。
全て読ませていただいております!!
新たな仕事を始めたので今はバタバタしており、
お返事が遅くなってしまったり、全てのコメントに返信しきれないことも多々あります。
ご理解いただければ幸いです( ´ ` )
さて。
今日は星組「眩耀の谷」「Ray」の初日公演レポをしていきます。
第一弾はお芝居(眩耀の谷)の全体感想です。
ジェンヌさん個人個人に対する詳細な感想は後日アップしていきますので
どうぞお楽しみになさってください!
それではスタート!
脚本・演出について
まずはお芝居の基盤である脚本について。
本作は謝珠栄先生が作・演出を初めてご担当された作品です。
謝先生の舞台の特徴は「EARTH」だと私は思っていて。
大地・海・空と、そこに息づく万物の鼓動を堪能できる作品が謝先生の持ち味です。
「眩耀の谷」の物語でも先生のこの持ち味は存分に生かされていると感じました。
ただ掲げたテーマがあまりもスケールが大きすぎて、
全体的にぼんやりとした物語になってしまっていたことは否めません。
私が理解しきれなかっただけかもしれませんが、イマイチ物語の内容についていけなかった。
特に物語終盤は伏線の回収が仕切れず強制終了させているように感じました。
それまでの大きなテーマを掲げた物語から豹変し、どうにか結末に持っていこうという焦りを感じてしまったんですよね・・
素敵なセリフ・振り付けが多かっただけに物語に決着をつけさせようとする無理しているのが残念だったかな。
謝先生には申し訳ないけど、生徒さんの頑張りがなければこの作品は寝てたかもしれん・・。
星組生の全体感想
ここからは箇条書きでいきます。
【娘役編】
- 有沙瞳ちゃんの語り部役は私にとってめちゃくちゃ重要だった!今回の話、中国史?が分かっている前提で始まるもんだから序盤から置いてけぼり食らってたので、くらっちの滑舌の良い語り部に何度救われたことか!くらっちが出てくるたびに「くらっち〜説明してくれ〜」と縋るような思いでくらっちの語りを聞いていました。ありがとうくらっち〜!
- 音波みのりさん敏麗は美しくてセリフも聞き取りやすくて。くらっち同様、物語で置いてけぼりになっている私を救ってくれる重要な存在だった。宮廷内での立ち位置は完全に女帝。宣王が一応王様だけど、完全にはるこさんがみつる王を食っていたなぁ笑 凄みのある美しいお姉様でした。
- 小桜ほのかちゃんの瑛林が誠に可愛かったぁぁぁぁぁ!!舞も素敵だったけど、歌がね、素晴らしかった。ほのかちゃんの歌声は真彩希帆にとてもよく似ているんですよね。澄んだ泉から湧き出るような清く美しい声。妾になれる理由が分かっちゃう。
- 舞空瞳ちゃんが子持ち母親役を演じることにもいちばんの衝撃を受けた。トップお披露目作から子持ちの母親とかすごいなぁ。観る者の視線を絡めとるような美しい舞、まだ硬さがあるけれどこれから伸びていくであろう歌声。全てが楽しみな娘役さんですね。
- 水乃ゆりちゃんのルリルの使い。まじで妖精だった。以前から気になっている生徒さんではあったけど、今回間近でみることが出来たんだけど一気にファンになった。頭身バランス凄すぎ。私の目がおかしいのかな?って何度も思ってしまうほど顔小さくて手足が長い。ショーではずっとゆりちゃん追ってたな・・。
- 白妙なつさんと夢妃杏瑠ちゃんがいる限り、星組の歌は安泰だと再確認。
【男役編】
- 礼真琴の礼真がいちばん共感できなかったというか不思議な役だった。信念を持っていそうで信念を持っていない少年だと感じました。(これが礼くんの役作りなのか謝先生のご指導なのかは不明)役に対しては色々疑問も多かったけど、出てくる技術は全て本物。歌、剣舞すべてがハイクオリティで脚本に足りない部分も技術で全力カバーしていて本当頼もしいトップさんでした。
- 愛月ひかるさんの管武将軍は見目麗しく、どんな中華軍服きても似合ってた。始めの登場シーンの赤いマントを翻してるところとか「ムーラン」の隊長のようだったし、あの広い肩幅は本当に罪!ちょび髭さえもカッコ良かった。でも役柄的に登場シーンも少なめで、自分自身について語るシーンもほとんど無いため彼がどのような人物だったのか分からず。管武将軍のアナザーストーリー希望です!
- 華形ひかる様の宣王は流石の一言。華美な装飾が施されたお衣装なので、なかなか表情まで目が行きづらいところだけど、みつる氏の表情が全てを物語っているのでご覧あれ。存在するだけで愚王であることが理解できるし、敏麗には一目置いている雰囲気を瞳の奥で表現する。お酒の力を借りて虚勢を張るものの、隠しきれない小物感。専科の演技力を堪能させていただきました。個人的には宣王のその後も知りたかった!
- 天寿光希様もみつる氏に負けない演技力。演技力という点ではみつる氏とミッキーが群を抜いていたように思います。序盤から礼真の腹心として登場するミッキーだけど、どこか危険な香りがずっとする。物語終盤の慶梁の行動への裏付けがしっかりされているからミッキーの演技の全てに納得がいった。ラストの弓矢のシーン、早業すぎて本当に刺さったかとおもった笑
- 瀬央ゆりあ演じる謎の男のスケールの大きさと、せおっち自身の持つ未知数な可能性が上手くリンクして彼女にとっての当たり役になったと思う。序盤からなんとなく何者か気づくけど(笑)器の大きい男性役がせおっちにこんなにハマるとは思わなかった。歌も数倍上手くなっていてこの4ヶ月間の彼女の努力を垣間見ました。
- 天華えまくんのワンレン前髪が今回も色っぽかった!!ぴーちゃんどんどん男役としての色気を増していくから私は毎回沼にはまっています。Twitterでも書いたけど、『戦ってこの土地の土になる』って台詞似合いすぎ。 ぴーちゃんの男気あふれる男役をこれからも楽しみに生きていきたい。
とりあえず印象に残った方々だけ書きました!
長くなってしまって申し訳ない><
今日はとりあえず1回目の観劇で印象に残った方々への簡単なコメントだけ記録しておきました。
本当はもっと語りたい生徒さんいるのですが、そろそろ子供が起きるころなので涙
どんどん追記していくのでチェックしてくださると嬉しいです。
明日は忘れないうちに「Ray」の感想に移ろうと思います^^
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