おはようございます。
む〜です。
昨日久しぶりに星組の『THE ENTERTAINER!』を見ました。
ここ数年の中では「BADDY」と同じくらい私の中でメガヒットを飛ばしているこのショー。
目を休ませる暇がないほど見どころ満載のショー内容。
野口先生のショーの中では一番好きなショーです。
どの場面も大好きなのですが、
このショーで特に感動させられる場面がラストのデュエダン。
何度見ても胸が暑くなるこのデュエダンについて、今日もう一度語らせてください。
ブルーの衣装が運ぶ”愛”
まずはこのデュエダンのみちふうの衣装から解説(という名の妄想)をさせてください。
このみちふうのデュエダンの衣装がとっても美しくてお二人に似合っていた。
当時発売されていた写真は全部買ったけど、著作権の問題でここには載せられないので是非公式HPであの素晴らしさを確認して欲しい。
ギャラリー/星組公演「こうもり」『THE ENTERTAINER!』
公式で一枚しかお写真が残っていないのが残念でならない!
でも見ていただければ分かるとおり、この時の風ちゃんが超綺麗・・・涙
可愛くてプリプリしている風ちゃんも大好きだけど、
大人っぽい青い衣装に身を包んだ風ちゃんの美しさったらない。
ギャップ萌えってやつだ。
そして(おそらく)風ちゃんお手製のヘアアクセサリーがとても上品で、引きで見ても近くで見ても完璧な立ち姿だった。
みっちゃんもブルーのアイシャドウがこの時の青い燕尾とマッチしていて
いつも以上に美しく、そして清らかに見えた。
立っているだけで美しいお二人を見て
「これは退団公演なんじゃないか?」と何度勘違いしたことか。
そして何度このお二人の姿で涙したことか・・。
宝塚のデュエットダンスの中で特に「青い」衣装が好きな私だけど、
この青い衣装もやっぱり素敵でしたね〜(感涙)
憎すぎる演出でさらに泣かされる
このデュエットダンス に関しては歌詞と演出のシンクロ率が高すぎて
何度も泣かされました。
野口先生、やってくれたよな本当に!!(褒めてる)
ここからは詳しく詳しく書きたいので章を区切りますね。
みっちゃんソロ部分
まずみっちゃんが「Every day I listen to my heart 一人じゃない 深い胸の奥で繋がってる」と1人で歌い出すのですが、
もうここで泣けてくる私はおかしいのか!?
この歌詞だけでみっちゃんの今まで(月組→宙組→専科→星組)を思い出してしまい私は涙なしでは見られない。
1人でいろんな組を回ってきたみっちゃんが、「1人じゃない 深い胸の奥でつながっている」と歌い出すのは
みっちゃんファンなら誰もが嗚咽してしまう場面ではないでしょうか。
みっちゃんソロ→風ちゃんの合流
さらに1人で「果てしない時を 超えて輝く星が」と歌い続けるのですが、
その後の歌詞「出会えた奇跡 教えてくれる」を少し苦しそうに歌うんですよね。
そこで風ちゃんが手を差し伸べるように柔らからに歌い出すのがもう・・・もう堪んない!!!
この「みっちゃんが声が出ないかのように歌う」→「風ちゃんが手を差し伸べるように歌を助ける」流れが
死ぬほど大好きなんだけど、誰か分かる人いる!?
みっちゃんならもっと音程を下げてこの曲を歌い切ることができるし、
もしかしたらこの音程でも綺麗に高音を出して歌い切れてしまうかもしれないのに
「敢えて”声が出ない”かのように」みっちゃんに歌わせることで、風ちゃんの合流が爆発的な感動を与える場面に仕上がっています。
これを見たときに「なんて憎い演出家なんだ!野口っ!!!」と思いながらもまんまと策略にハマり、初めて劇場で号泣しました。
この時の風ちゃん・みっちゃんの表情にも是非注目して欲しい。
風ちゃんが1人で歌うみっちゃんを、斜め後ろから優しく抱きしめにいくんですよ!!
今まで1人で歌っていたみっちゃんが、優しく歌い出した風ちゃんを見つけて(みっちゃんの振り返り方がまた最高)優しく微笑むあの瞬間。
私の理性が崩壊した。
愛おしい。ずっとこの2人のデュエダンを見ていたい。終わって欲しくない。
そんな想いで涙がこぼれ落ちました。
2人デュエット部分
風ちゃんに後ろから抱きしめられながら、さらに表情を柔らかくして満ち足りた表情で歌うみっちゃん。
そして「1人じゃない」とみっちゃんを包み込みながら優しい表情でみっちゃんを見つめる風ちゃん。
「Every day I listen to my heart ひとりじゃない この宇宙の御胸に 抱かれて」
と2人でデュエットする部分は壮大な愛を感じてしまいますね。
コンビ愛について考えるとき、いつもみちふうのこのデュエットダンスが頭に浮かぶのはこれなのかも。
性別も学年も超えたお互いへの敬愛と祈り。
これをすごくこの場面で感じるんですよね・・。
そして流星のように緩やかに続くデュエットダンスの振り付けはかなりオーソドックス。
近年のデュエダンでは変わり種のような振り付けが多い中で、敢えて原点に立ち戻ったこの振り付けで一番注目されるのは
お二人の「幸せそうな表情」。
振り付けが少ないからこそ、この場面の最大の見せ場はお二人の表情なんですよねきっと。
技術がすごいデュエダンもいいけど、こういう宝塚ならではのデュエダンもやっぱり好きだなと感じました。
1分50秒の幸せを貪ろう!
このデュエダンは1分50秒ほど。
ショー全体の構成を考えれば、多くの時間を割いている場面とは言えない。
でも、2人の全てがこの1分50秒に凝縮されているこの場面が私は大好きだ。
これからもこのショーを繰り返し見て何度でも泣くだろう。
そしてその度にみちふうへの愛を深めていこう。
今日も長いブログにお付き合いくださり、ありがとうございました!
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