星組

紅ゆずる様のお笑いセンスが光る瞬間(星組『ANOTHER WORLD』『Killer Rouge』感想)



おはようございます。

むーです。

 

なんだか蒸し暑いですね。

夫も説得できたし! いよいよ我が家にもスカステ導入の機が到来しました!

来月にするか・・それとも再来月にするか・・ 悩ましいところです。

一か月無料キャンペーンみたいなことをやってくれればその時期を 狙ってはいるんですけどね。。

8月はバタバタするし再来月からでいいかな~ なんて今は考えています。

 

はい。 そんな今日は一昨日観劇してきた星組公演でトップを務めていらっ しゃる

紅ゆずるさんについての感想をかきます。

 

個人的に、ドキドキワクワクしているところの紅さんの可愛いキーホルダーが欲しいです!笑

 

*以下ネタバレなしで書いております。

 

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唯一無二のお笑いセンス

 

昨年スカーレットピンパーネルを上演した時に私はこんな感想を書きました。

 

「真剣な場面でお笑い要素を入れないでほしい。 作品の持つ世界観が壊れるから」

 

と。

 

今でもあの時のスカピンに対する印象は変わりません。

あのようなシリアスな作品で笑いを取りに行く必要はどこもありませんでした。

 

もし、笑いを取ることに走ってしまうのであれば、「お笑い」 メインの舞台をやらせてあげてほしいとさえあの頃願いました。

 

その思いが天に通じたのかどうかはわかりませんが、 今回のお芝居では「落語」 を題材とした作品でお芝居することになった紅さん。

 

先行画像やポスターがあまりにもはっちゃけているので、 正直なところあまり期待していなかったんです。

 

関西弁ベラベラらしいし、 関東のお笑いと関西のお笑いのツボは違うとよく聞くし、、 どうなるんだろうか東京公演!と心配でさえありました。

 

そして、いざ。観劇してみると

 

めっちゃ面白い!

 

スカピンの時はあんなに煙たがっていたお笑いセンスがここぞとばかりに光り輝いている!

 

紅さん以外の組子も笑いを取りに来ようとしてるのはわかるんですけど、紅さんが頭一つ、、いやいや二つ以上飛びぬけていました。

 

そう感じさせれられたのは間の取り方

 

絶妙なタイミングで笑いを取りに来てまたまた絶妙なタイミングでもう一つ笑いを起こさせようと仕掛け てくる。

 

それに合わせて体全体を使っていい塩梅に笑いを誘うその姿もまた 可笑しくて。

 

結構笑っちゃいました。

 

宝塚では今までいろんな喜劇を見てきましたけど、 こんなに始終笑顔になる舞台は初めてで。

 

普段こんなににやにやし続けることもないので、 見終わった後は頬が少しばかり筋肉痛を起こしました笑

 

関西ってこんなに笑いにあふれた街なのかな~ と思いを馳せることもできました。

 

まだ一回しか足を踏み入れたことのない大阪。

 

紅さんみたいに面白い人が沢山いる街ならきっと楽しいに違いない と思わされました。

 

お客様ファーストな姿勢

 

実はこれに一番感動しました。

 

以前書いた通り、 私は関東圏以外のところに住んだことがありません。

周りの友人にも関西出身の方がおらず、 関西弁にはあまり馴染みがありませんでした。

お笑いも見るタイプではないし、 ちゃんとこの作品を楽しめるかどうか観劇前まで不安でいっぱいで した。

 

そんな私の気持ちを察しするかのように( 絶対そんなことないと思うのですが笑)

序盤の紅さんからは「 様子を見ている」という感覚を強く感じました。

 

序盤から早口で関西弁を話すということはなく、 どちらかというと「観客の反応を見ている」ように見えました。

 

スカステのインタビューで紅さんもおっしゃっていたように、 お客さんの反応をみてその日の笑いの取り方・ 関西弁のスピードを考えていらっしゃるんでしょう。

 

徐々に関西弁のスピード・ お笑いのやり取りが早くなるような展開になっていたので、 私としてはとても入りやすかったです。

 

作品もよかったけれど、 今回は紅さんのこの姿勢にとっても感動してしまったんですよね。

 

「この作品の流れはもう決まっているんだ! 私たちのテンポについてきな!」 という強引な感じはまったくなくて。

 

寧ろ、

「みなさん、これくらいのテンポなら大丈夫かな?いける? よっしゃいこかー!!」

という感じでした。

 

舞台ってどうしても一方通行になりがちなエンターテイメントです が、今回みたいに「お客さんの反応をみて楽しませる」 舞台も素敵だなと思えました。

 

二面性のあるタカラジェンヌ

 

お芝居では存分に、

「コメディエンヌ・紅ゆずる」

として輝いていた紅さん。

 

ショー「Killer Rouge」では

「二枚目・紅ゆずる」

を存分に押し出していてかっこよかったです。

 

今回のお衣裳とメイクが紅さんにぴったりとってもで素敵でした。

 

相変わらずダンスはくねくねだったけれど笑

攻め曲ばかりの中でよく頑張ってるな~という印象を受けました。

 

特に最後のデュエットダンスのキスシーンはちえねねを髣髴とさせ るような濃厚なキスシーンになっています!笑

 

私はちえねねのキスシーンが濃厚すぎてなぜか生理的に苦手だった けど、ファンの人はうれしい場面なのかもしれません。

 

今回のショーを通して思ったことは、 二面性をうまく使い分ければ唯一無二のトップになれるんだろうと いうこと。

ほかのトップさんにはないお笑いのセンス、 アバンチュールで独特な色気を醸し出す二枚目としての顔。

 

この二つを使い分けることで紅ゆずるというトップを魅力的に見せるのでしょう。

 

聴いていて疲れたお歌

 

これは紅さんだけでなく、あーちゃんにも言えるんですけど、出る音を張り上げ過ぎるからか、聴いていてめちゃくちゃ疲れました。

 

こうゆうのを聴き疲れって言うんでしょうかね?

ジェットコースターの様に声量が上がったり下がったりするので、ショーが終わった頃には疲れきっていました。

 

お芝居の時はそこまで気になりませんでしたが、ショーでは攻め曲が多いので尚更きつかったです。

 

苦手な声って人によってあるんでしょうけど、お声だけはちょっと苦手だな〜やっぱり。

 

出る音を張り上げなくてもいいから、もうちょっと全ての音を同じくらいの勢い?で歌ってほしいかなと思います

 

明日はあーちゃん

 

明日はどんな洋服でも着こなすあーちゃんについて書きます!

 

でわ〜

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