美しき綾凰華は美しい幕引きを選ぶ

おはようございます。
むーです。

今日はあやなちゃんの退団について語らせてください。

『やっぱり』と『寂しい』

あやなちゃんの退団発表を見た時はあまり驚きませんでした。

やっぱり

という気持ちと

寂しい

という気持ちが入り混じってちょっとだけセンチメンタルになったけど、頭のどこかでいつか、、近い将来退団されてしまうのではないか？とずっと思っていたので（この根拠については去年のnoteをご覧いただければと思います。）驚きは少なくて。

[blogcard url="https://note.com/zuccazuccamu/n/ne4bb83e65e94"]

だからこそ『やっぱり』という感情と分かってはいたけど『寂しい』という感情が自然と込み上げてきたんじゃないかなと自分では思っています。

いまの雪組さんは男役が大変充実しています。

今回退団されるあやなちゃんをはじめ、

などなど人気男役スターがたくさんいらっしゃいます。

あやなちゃんは星組時代からトップスター候補生として育てられてきたはず。
しかしnoteでも書いたように雪組はあまりにもスターが多かったため、彼女だけをトップスター候補として育てるのはかなり厳しかったのでしょう。

結果として縣くんと並ぶようになり、和希そらくんが雪組に参入したことにより彼女の雪組内での立場（番手）は難しいものになってしまったのかもしれません。

真彩希帆ちゃんを見送り、
星南のぞみちゃんを見送ったあやなちゃん。

どうして退団時期をこのタイミングにしたのかはわからないけど、彼女の中で同期の見送りたいという気持ちがあったんじゃないかなぁと勝手に推測しています。

いちファンとして彼女たち3人を見ていたとき、あやなちゃんきぃちゃんりさちゃんの3人はいつもとっても仲が良さそうに見えました。

表立って『わたしたち、仲良いんです！』アピールはしないけれど、交わされる会話の中にはいつもお互いへの愛が溢れていたし相手に対する深い敬意がありました。

あやなちゃんは大好きな同期2人を見送って自分も新たな道に進みたかったんじゃないかなぁきっと。

あやなちゃんが望めばトップスター候補ではないにしろ、まなはるやあすくんのように雪組男役としてこのまま宝塚で活躍することもできたはず。

欲を言えばあやなちゃんのお芝居をもっと見たかったし小劇場主演も見てみたかった。

でもあえて彼女はその道を選ばなかった。

それはきっとあやなちゃんが

美しき綾凰華として退団すること

を選び取ったからなのでしょう。

今回のこの決断が男役『綾凰華』の最終形態をより美しくしてくれたのは間違い無いでしょう。

あやなちゃんの手が好きでした。
どんな時も美しく、指の先まで気品溢れるその手が大好きでした。

『目は口ほどにものを言う』という諺があるけれど、あやなちゃんの気持ちは全部手に表れていたように思う。

宝塚で生まれ育ち、宝塚を愛し素晴らしいダンスと芝居で私たちを魅了してくれたあやなちゃん。

貴方が大切にしたいものが最後まで守られますように。

↓励みになりますので、ポチッとお願いします↓