おはようございます。
む〜です。
発売日から少し遅れて金曜日の夜ようやく手元に届いただいもん表紙のanan。
ふくろを開けてだいもんが表紙になっている雑誌を手にしたときはなんだか・・感極まってしまいました。
泣いたわけでも、手が震えたわけでもない。
ただただ、「宝塚専門誌以外の雑誌」の表紙を宝塚歌劇団のトップ男役である、望海風斗が務めている事実に時代の流れを感じ,
胸が熱くなりました。
「宝塚もついにここまできたぞ」
そんな風に感じました。
そして、だいもんの射抜くような目に雑誌を握る手のひらがじんわりと湿るのを感じました。
銀のゴムパンツさえカッコ良く履きこなすタカラジェンヌ
まずお話ししたいのが、だいもんのスタイル。
ananの表紙で使われたカットももちろんかっこよかったけど、その他のカットも是非雑誌を買って見て欲しいです。
約30万のアルマーニのお衣装を私服かのように着こなすだいもん・・。
もはや「だいもん」って呼んでいいのか悩む。
私もそろそろ「のぞ様」って呼んだ方だ方がいいのではないか・・?と真剣に悩むレベルで、貫禄に溢れていて。
男性とも女性とも取れるようなアンニュイな表情と仕草から「タカラジェンヌ」としての気品もしっかり感じとることができました。
「女性の男装」ではない。
それ以上の、性別を超えた存在。
それが今の望海風斗であり、全男役が目指している到達点なのだと思いました。
「秘密を歌にのせて」
インタビュー内容の全文について触れるとネタバレがすぎるので、一部だけご紹介させてください。
それはインタビューの中で触れられている『ファントム』でのお稽古中のこと。
作詞・作曲家であるモーリー・イェストンさんがこんなことをおっしゃったそうです。
「どの役にもそれぞれに秘密を持っている」
「その秘密を歌にのせてお客様に教えて欲しい」
一部抜粋:「anan」NO.2201号
だいもんにとってこの言葉すごく興味深くて、しっくり来たのだとか。
私もこの言葉を見て、「なるほど」と妙に納得してしまいました。
上手く言葉では言い表せないのですが(だいもんは上手くインタビューで語ってくれています!)、ミュージカルなどで歌い出す時って誰かの言葉にできない気持ちを表す時が多いですよね。
この言葉にはできない気持ち(モーリーさんのいう「秘密」)を「ファントム」などのミュージカル大作では歌にのせている。
なので、時にはセリフによる言葉よりも雄弁に聞こえる瞬間があるのだと気づきました。
たった二言のモーリーさんのありがたいお言葉はだいもんとananを通して私の胸に染み渡りました。
本当、いい言葉だわぁ・・。
「今」しか見れない望海風斗の姿があった
今回発売されたanan。
最初は「買えないかも・・」と諦めていましたが、やっぱり買ってよかったです。
今は何も動きがない宝塚歌劇団ですが、このだいもんを見てると不思議と「宝塚は絶対再開する!」と力強く思わせてくれるのです。
こんなに素敵な人がいるのに、再開しないなんてあり得ない!!
無言の説得をanan編集部から感じました。
このananのタイトル?でもある「ジャパンエンタメの底力」。
今こそ必要とされている時なのではないでしょうか??
だいもん、そして宝塚のスターたち!!
日本を盛り上げてくれ〜!!私もジャンジャンお金使うから←(金欠)
それではみなさんまた明日〜!
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