おはようございます!
むーです。
今からフラワーの打ち合わせに行って来ます💓ブーケだけは拘りたいので妥協せずに打ち合わせして来たいと思います。
さて、今日は昨日から気になってやまない、
次回雪組公演『ひかりふる路』で
真彩希帆ちゃんが演じてくれる
マリー=アンヌ (・シャルロット・コルデー)
について事前勉強も兼ねて勉強したいと思います!
調べれば調べるほど、とても興味深い人物でしたので是非みなさんにもご興味を持っていただければと思います。
それでは始めます!
暗殺の天使、シャルロット・コルデー
ポスターの段階から何処と無く怪し女性でしたが一体彼女はどんな人物なんでしょうか?
暗殺の天使
なぜたった1人のごく普通の少女が
暗殺の天使 と名付けられるほど有名になったのか。
それは彼女が、24歳という若さで
ジャコバン派の指導者マラーを暗殺した人だからです。
彼女は単身でパリへ赴き、マラーの自宅を訪ねます。
彼は人民に対して入室を許可していましたのでなにも疑わず彼女を部屋に招き入れたそうです。
当時、皮膚病の為に浴槽に入っていたマラーに、コルデーはカーンで計画されている陰謀のメモを渡します。その時、彼女は隠し持っていたナイフで勢いよく胸を刺したのです。
しかも一刺しで。
あまりにも華麗な暗殺だったため、
『何回も人を殺したことがあるのではないか?』と処刑まで疑われたそうです。
シャルロット・コルデーの首
彼女の処刑は死刑判決を受けて僅か4日後に執り行われました。
処刑人のビクトルは落ちたシャルロット・コルデーの首をビンタしたという話があるそうです。
しかし、首にビンタするのをみて、『やりすぎだ』と観衆の中で大騒動になります。
また、最後まで凛として処刑台に上がったシャルロット、首を落とされてビンタされた後、その首は顔を赤くして怒りの表情を向けたといいます。
恐らく逸話でしょうが、
強い信念を持って単身でパリに乗り込んで来た彼女ならあり得る話かもしれません。
彼女の気の強さ表すもう一つの逸話を少しあげますね。
彼女は死刑前の懺悔を拒み、自分の絵画を書いてもらうように所望したそうです。それほど人々に何かを伝えたかったということでしょうか。。
神格化、そして『暗殺の天使』へ
自分の信念に従い、マラーを殺し
死刑を潔く受け入れるうら若き美しい乙女の姿は当時のフランスでも大変センセーショナルだったそうです。
当時の男性でも、処刑を見て「おれホレたよ、恋に落ちたね」という人がでる始末。
神格化のはじめは、詩人ラマルティーヌによるあだ名だそうです。
清楚な美しさに感動した彼が、彼女を「暗殺の天使」と名づけました。
しかし、冷静に彼女をかえりみた時、
彼女は思い込みが激しくかなりむちゃくちゃな人物だったようです。
マラーの殺害きっかけにむしろ革命が激しくなったくらいですし、彼女がマラーに会うために手伝った人は、みんな何もしらないのにギロチン行きになるという。。笑
あまり聖女扱い出来る人物ではないかもしれませんが、彼女の勇気と行動力は後世まで評価されるに値するものだったと思います
マラー殺害までの背景
彼女はどんな信念を抱いてマラー殺害に至ったのでしょうか?
ここからはwikiさんを引用します!
三大古典詩人の一人、コルネイユの子孫である貧乏貴族の娘として、ノルマンディーに生まれたが、母と死別した13歳のときに修道院に入った。読書を好み、ルソーなどを読む物静かな女性であったと言われている。特に、プルタルコスの『対比列伝』や、先祖コルネイユの著作を好んだという。やがて、革命政府により修道院が閉鎖され、シャルロットは叔母のブルトヴィユ夫人のもとに身を寄せた。
革命を過激に推進するジャコバン派を嫌悪し、ジャコバン派との政争に敗れたジロンド派を支持するようになる。カーン市に滞在中、パリでの抗争に破れ逃亡してきたペティヨンやバルバルーらジロンド派議員との接触の後、フランスのためにマラーの殺害を計画した。
死刑執行人サンソンからみたシャルロット
死刑執行人でありながら死刑廃止派だったサンソン。
(サンソンも非常に興味深い人物ですので是非、wiki様をご覧ください。著書も面白いものが沢山ありますので。)
そんな彼は彼女についてこんなエピソードを残しています。
◆処刑当日、サンソンが彼女の手を後ろ手に縛ろうとすると、シャルロットは「マラーを殺した後も縛られましたが、とても乱暴な縛り方で手に傷がつきました。そうならないように、手袋をしてもよろしいでしょうか」とたずねた。
サンソンが「大丈夫、私はまったく痛くないように縛ることが出来ますから」と答えると微笑んでおとなしく縄目を受けたという。
◆処刑場へ向かう護送車に同乗したサンソンは、回想録でこう語っている。「彼女を見つめれば見つめるほどいっそう強く惹きつけられた。それは、たしかに彼女は美しかったが、その美しさのせいではなく、最後の最後までなぜあのように愛らしく毅然としていられるのか信じられなかったからであった。」
生田先生の手にかかっている
ロベス・ピエール
ジョルジュ・ダントン
そしてマリー・アンヌ
恐らくこれに合わせてマラーやサンソンなども役がつくと思います。
役者は揃いすぎるほど揃っています。
これを活かすも殺すも全て生田先生の手にかかっています。
まじで頼む。←
今日はいつもの二倍も記事が長くなってしまいました笑
明日は咲ちゃん演じるダントンについて語りたい(ダントンは個人的に好きなので)
もし語ることになったらよろしくお願いいたします。
でわ〜!
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