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95期の猛烈な押し上げの代償〜後輩育成の課題〜



おはようございます。
むーです。

 

月組、花組の100周年特番みました!現役月組、花組トップコンビたちと歴代のOGさんがご出演されている豪華な番組でお話しされていらっしゃることも興味深かったです(この特番については別日に語ろうと思います。)

 

番組内容ももちろん面白かったのですが、個人的に

花組、月組の100周年トップスターが95期出身であるということ

に1番衝撃を受けました。

 

いや、わかってはいるんですけどね。

 

でもよく考えればこの節目の年に5組中3組が95期トップ2番手も5組中3組が95期になりそう(せおっちが2番手に昇格する場合。)なのって凄いことですよね。

 

しかしその反面、95期以下の育成が疎かになってしまっているような気がするのは私だけでしょうか?

 

宝塚歌劇団の宝、95期

宝塚歌劇団は95期を箱推しして(この期をまとめて推して)いたというのは紛れもない事実でしょう。

それは95期にスター候補がたまたま固まっていたことも一つの要因にはなるでしょうけど、まさかここまで95期全体が爆押しされるとは思っても見ませんでした。

 

特に95期は娘役男役問わず爆押しされていたイメージがあります。

抜擢を受けてきた生徒さんを書き出すと

【現役】

  • 柚香光:花組トップスター
  • 月城かなと:月組トップスター
  • 礼真琴:星組トップスター
  • 水美舞斗:花組男役
  • 朝美絢:雪組男役
  • 瀬央ゆりあ:星組男役
  • 桜木みなと:宙組男役

【OG】

  • 愛希れいか:元月組トップ娘役
  • 妃海風:元星組トップ娘役
  • 実咲凜音:元宙組トップ娘役
  • 星乃あんり:元雪組娘役
  • 伶美うらら:元宙組娘役

95期は総勢45人(入団時の人数)ですから、目立った抜擢を受けたのは全体の24%にあたります。

 

ちなみに3名以上のトップスターが出るのは78期(瀬奈じゅん、貴城けい、大空ゆうひ)以来なのだとか。

 

まだまだ快進撃が続きそうな95期。

 

しかしその一方で95期以下の後輩の育成が遅れているようにも感じています。

 

95期爆押しの代償

95期、思った以上に長い間推されていますよね。
3名トップスターにしただけでなく、2番手もできるだけ95期にしようとしているように見えます。

 

確かに95期は華やかな容姿の持ち主が多く、スター性のある生徒さんが多いとは思います。

 

ただその結果、この時期に押し上げて欲しい後輩たちが取りこぼしてしまっています。

 

例えば星組。

95期の瀬央ゆりあくんを2番手になんとか押し上げようとするあまり、後輩のバウ主演などが遅れていますね。

 

確かにせおっちは2番手になるべき人材に“なった“とは思うけど、せおっち1人に時間をかけすぎたのでは?とも思います。

 

コロナの影響もあって後輩の育成が遅れているのはわかりますが、それであればなおさらあらかたトップ排出し終わった95期以下のスターも手塩にかけて育ててあげて欲しいというのが率直な気持ちです。

 

確かに95期でトップと2番手を可能な限り揃えたくなる気持ちもわかるっちゃわかるけど、その時間と熱い期待を他の期にも分け与えてくれー!!!

95期以下をもっと出して欲しい

こーゆー話をすると

『95期以下も頑張ってますよ!』
『95期を悪く言わないでほしい!』

とDM頂く予感がするけれど、私が言いたいのはそうゆうことじゃない。

劇団はそろそろ本腰入れて95期以下を2番手に押し込んでいけるレベルに育成するべきってことです。

まだまだ95期以下がバウ主演できてない組もあるし、もう東上公演任せてもいい学年に来ている生徒さんにも東上公演を与えられていない現状がああります。

どうか他の学年の育成もしっかりやって欲しい。
そうじゃないと95期がごそっと退団した時、大変なことになるよ劇団、、。

ではでは。

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