桜木みなとの失速とその先の目的

おはようございます。

むーです。

先日ワクチン接種してきました。

思ったよりも副反応がなくてちゃんと効いているのか若干不安になりました笑

誰よりも抜擢が早かったずんちゃんが、95期で1番の遅咲きになりそうな件について書きます。

95期で早くから抜擢されてきた桜木みなと

ずんちゃんといえば言わずもがな『宙組の御曹司』というイメージ。

早くからその美貌で抜擢され常に評価の目に晒されてきたジェンヌさんです。

実際にずんちゃんの抜擢が同期に比べて早かったのか、気になったので調べてみました。

※2009年が初舞台

この表をみてみると、スタートダッシュは現在花星月でトップになっている柚香光さん、礼真琴さん、月城かなとさんと同じ早さだったことがわかります。

その中でも特に礼真琴さんが大劇場作品で目立つお役を頂いていた印象（ロミジュリの愛など）はありますが、バウ主演の初単独主演時期までを見るとトップ候補として育てられてきたであろう4名（柚香光、礼真琴、月城かなと、桜木みなと）の勢いは同期に比べて比較的早めだったことがわかります。

興味深いのはその後の東上主演がずんちゃんだけ他3名よりも遅れをとってしまったこと。

この流れをみると本来であれば？というか劇団の当初の予定であれば柚香、礼、月城、桜木はほぼ同じ年にトップにするはずだったのかもしれませんね。

愛月ひかるさんが専科にいき、劇団の目論見どおり3番手に昇格し活躍しているずんちゃんですが、なぜずんちゃんの勢いが他3名に比べて失速気味になってしまったのでしょうか？

ずんちゃんの抜擢の勢いがどうかに比べて失速気味なのには色んな要因があると思います。

その全てを推し量るのはとても難しいです。

それでもやはりコロナの影響とそれに伴って延びているであろう真風さんの任期の長期化（私の当初の予想よりは長期になったなという意味での長期化）による影響は少なくともあるだろうと思います。

これについてはnoteで詳しく語っているのでそちらご覧ください！

[blogcard url="https://note.com/zuccazuccamu/n/n7245e2cfed0a"]

もう一つは宙組にとって一大イベントとなるであろう、宝塚110周年（西暦2024年）という節目の年と宙組10代目トップスターという記念すべき数字についてです。

もしかしたら劇団の当初の目論見では先ほどの4名をなるべく同時期にトップにして話題を呼びたかったのかもしれませんが、昨今の情勢を鑑みるとそれは現実的に難しそうです。

そうなると生え抜きでここまで育ててきた宙組御曹司・桜木みなとがトップになるタイミングとして大きな話題となりそうなのが

2024年（宝塚110周年）付近で初の生え抜き男役を宙組10代目に迎える

というイベント。

おそらくずんちゃんトップ就任はここに焦点を合わせてくるのではないでしょうか？

となると真風さんが宙組トップをご卒業された後、短期になってけれどキキちゃんがトップを務める時間も確保されます。

これが一番宙組にとってベストな形だと思うのですが、、劇団さんどうです？

ずんちゃんについて親しいヅカファンの話していると、『他の同期に比べると勢いが落ちた』『他の同期に抜かされつつある』なんて話をよく聞きます。

でも多分それって意図された失速だと思うんですよね。

私がこの数年間ずんちゃんをみていて思うのはずんちゃんって意外にゆっくり成長されていく方なんだなと言うこと。

早くから抜擢され始めた彼女だけど、その抜擢の速度よりもゆっくりとご自分なりのペースで確実に一歩一歩成長されています。

ずんちゃんは他の同期と比べると学年が近い生徒と競わせられたこともなく、順調に育てられてきたので確かに話題性に欠ける部分も否めませんが、だからといって決して成長していないわけではないんですよ。

もしかしたら劇団が望んでいた成長ペースではなかったかもしれないけど、ずんちゃんにはずんちゃんのペースがあって目指す場所があるのだと私は信じてます。

ゆっくり地に足をつけて最後に大輪の華を咲かせてほしいです。

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