おはようございます。
む〜です。
今日は昨日の続きで星組の現在の体制と若手について考えていこうと思います。
徐々にではありますが、2021年の全貌も見えてきました。
2020年も残すところあと2ヶ月(早い・・・!)となりましたので、ここらで一度整理してみたいと思います。
*全て主観であり、なんの根拠もありません。
【現状】星組の現体制について
まずは星組の現体制から整理してみます。
トップコンビ:礼真琴/舞空瞳
二番手:愛月ひかる
三番手:瀬央ゆりあ
四番手:不明
二番手(別格)娘役:有沙瞳
月組の時と大きく違うのが、四番手(と呼んでいいのかわからないけど・・)が曖昧だということ。
月組であれば、三番手はちなつさん、四番手はありちゃんといった具合に明確にされていますが、星組さんでは四番手以下の若手の順序についてはよく分からない状態です。
というのも、97期生である あかちゃん(綺城ひか理)が星組に組み替えされてきたこともあって、現在の星組は若手でもない、中堅までもいかないくらいで階段降りするスターが多くなっている状態です。
ちなみに、「眩耀の谷」の階段降りがこちら↓
*桜庭*
⇣
天華・極美
⇣
綺城・有沙
⇣
瀬央
⇣
華形(専科)
⇣
愛月
⇣
舞空瞳
⇣
礼
【人事】ロミジュリの配役と番手について
「眩耀の谷」ではとりあえず学年を考慮して階段降りが組まれていますが、先日発表された「ロミジュリ」の配役をみると番手関係なく役を与えられているように見えました。
・ヴェローナ大公→ 輝咲玲央/遥斗勇帆
・ティボルト→ 愛月ひかる/瀬央ゆりあ
・死→ 愛月ひかる/天華えま
・ベンヴォーリオ→ 瀬央ゆりあ/綺城ひか理
・パリス→ 綺城ひか理/極美慎
・マーキューシオ→ 天華えま/極美慎
・愛→ 希沙薫/碧海さりお
単に「チケットを売るための配役(適材適所)」なのか。
それとも「番手をぼかしたいがための配役」なのか。
これについては現時点ではなんとも言えませんが、なんとなく前者のような気がします。
劇団的にはロミジュリでガツンと稼ぎたいだろうし笑
またこの配役を見て感じたのは「現時点では三番手以降の順序は決めたくないです」という劇団の意思。おそらく、今後の各生徒さんの成長などに応じて柔軟に対応していきたいのではないでしょうか?
「星組男役にチャンスを与えたい」とイケコは考えているのかもしれません。。あくまでも想像だけど。
星組の体制が本当の意味で整うのは、コロナ禍後かもしれませんね。
【注目】期待の若手、極美慎への期待
観客席側から見ていても、宝塚歌劇団が極美くんに熱い視線を送っているのはよくわかります。
しかし、だからと言って今まで育て上げてきた生徒さんを完全に退けて、月組の風間くんのようにごぼう抜きさせるつもりもないようです。
大抜擢して批判に晒すことなく、本人の成長度合いと組の雰囲気を見て徐々に上げていこうとしているのでしょうねきっと。(月pも見習って・・)
極美くんの存在は非常に気になる部分ではありますが、いきなり上級生を抜かして四番手に躍り出ることは2021年内はないと思います。
礼真琴くんが退団する前後くらいからグッと順序が上がってくるとは思いますが、今は上級生の背中を見て引き出しを沢山増やしてほしいかな。
きっと将来はトップになるでしょうから、沢山の方に愛されるジェンヌさんになってほしいです。
【課題】どのタイミングで”代謝”していくのか
今の星組は上級生男役・娘役が舞台に厚みを持たせてくれていると言っても過言ではないと私は思っています
逆に言えば、中間層〜若手にかけてはまだ育成途中なので現段階で上級生が抜けてしまうと、かなりのダメージを負うでしょう。
となると。です。
星組はいつ代謝すればいいのでしょうか?
月組は一時期上級生の退団が相次ぎ、若手が「成長しなければいけない環境」に放り込まれたこともあって、生徒一人一人が急速な成長を遂げました(これについては、いつか別記事でちゃんと語りたい。)
しかし、その反面で急激に上級生が退団してしまったことによって、下級生への負担が一気に増えたことは間違いありません。
タカラジェンヌは必ず退団する宿命を背負っているので、おそらく今の星組を支えている上級生も後数年以内に退団されるでしょう。早ければ来年あたりから上級生が1作品で3人ずつ退団することだって考えられます。
それまでに
- どれだけ中間層〜若手の育成を促進できるか。
- 着実に組の代謝(世代交代)を促せるか。
が今後の星組の課題だと私は思います。
明日は月組の過去について
明日は本日の記事でも触れた、「月組の急すぎた世代交代」のよかった点。悪かった点を勝手に考察しようと思います。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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