おはようございます。
む〜です。
今日は壮麗帝の感想第二弾をお届けしていきます!
今日感想を書くのは私が絶対的な信頼と実績を寄せている和希そらくんについてです。
どんな舞台でも安心してみていられる高い技術力。
そして人を感動させるお芝居。
宙組の安心と安定を担ってきた和希そらについて語ります。
奴隷上がりのイブラヒムと96期の和希そら
ずんちゃんスレイマンに仕えるイブラヒムは奴隷上がりだ。
冒頭ではスレイマンの前で萎縮しきっている和希そらを見ることができる。(この時の和希そらが可愛いので和希そらファンには見てほしい!)
スレイマンに起用され腹心の部下となった後も、宮廷内でイブラヒムに向けられる視線はいつも冷ややかだった。
スレイマンと妻となるハティージェ以外は彼に対して「奴隷上がりが、、」と皮肉を込めた目で彼を見ている。
そんなイブラヒムと96期の和希そらに共通点を感じたのは私だけではないはず。
今でこそあまり言われなくなったけど、数年前は96期出身というだけでそらぴに対して冷たい目を向けられていた時期もある。
私個人は96期について負の感情を抱いたことはあまりないけど、気になる人は気になるし、嫌な人はとことん否定したい期なのだろう。
96期ですと名乗っただけで嫌な思いをしてきたこともあったのだろうと今回のイブラヒムの待遇を見ていて思った。
どちらも出自に関係なく素晴らしい人材だけど、いつの時代もその人の能力ではなく出自だけで人を判断する人はいる。
それらを跳ね返すためには本人の努力が必要不可欠。
イブラヒムと和希そらもここまで登るのに相当な努力を重ねてきたのだと思うと、ついついイブラヒムの生涯に和希そらの今までを重ね合わせて泣いてしまったりした。
信頼と実績の和希そらブランド
和希そらの舞台を見ていると何度も口を突いて出てしまう言葉がある。
それが『和希そらはやっぱり上手い』の一言。
一人で、しかも自宅で観劇しているとついつい独り言が出ちゃうタイプなのだけど、今回の壮麗帝では何度も『やっぱ和希そらうまいわー』とゆっていた気がする。
スレイマンと初めて剣を交えた時の軽やかな身のこなし。
安心して聴ける歌声。
キレッキレで軽やかなダンス。
高身長集団である宙組の中でも埋もれることなく、彼女が輝いて見えるのは彼女が放つ一つ一つの技術が光り輝いているから。
誰かとデュエットすれば下から優しく持ち上げるような爽やかな低音を響かせてくれるし、
台詞から歌唱パートに入る時も音程に大きな変化がないのでストレスなく聴ける。
男役の発声は聞き取りづらくなることが多いけれど彼女に関してはセリフが聞き取りづらいということが殆どないのも大きなポイント。
まさに和希そらは私にとって安心安全、かつ将来が楽しみなブランドなのだ。
必見ポイント:イブラヒムがスレイマンに殺されるシーン/イブラヒムとハティージェの関係性
壮麗帝を今後見る予定がある方は
- イブラヒムがスレイマンに殺されるシーン
- イブラヒムとハティージェのシーン
この2つの場面をしっかり見ることをオススメしたい。
特にイブラヒムがスレイマンに殺されるシーンは必見。
スレイマンに殺されて悲しいような切ないような顔をする中で、「それでいいんだ」とスレイマンを肯定するかのような眼差しを送るイブラヒムの優しさ。ほんの一瞬の演技だけど、「お芝居が苦手」と語っていた和希そらの演技の真骨頂があの一瞬に詰め込まれていると思う。
イブラヒムが自ら処刑を望んだ時、何を考えたのだろう。
もしかしたら「自分の存在がスレイマンの進むべき道を塞いでいる」と感じて、優しさゆえに処刑を躊躇っているスレイマンの代わりに自ら処刑を志願したのかもしれない。彼ならきっとそう決断すると思う。
自分の死を乗り越えて、スレイマンがさらに大きな野望を果たせるなら、それこそが自分の生涯の目標が達成される瞬間だ。とまで考えていたのかも。
いずれにせよ、イブラヒムがスレイマンによって殺されるシーンは名シーンだと思うので必ずチェックして欲しい。
ずんそらがトップ2番手を務める時代をみたい!
まだ先だろうけどずんそらが1番手・2番手を務める宙組をみたい気持ちが一層強くなりました!
ずんそら萌えについてはまた別記事で語りますので今日はここまで。
お疲れ様でした〜^^
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