おはようございます。
む〜です。
いま、私の目の前に月城かなと様の写真集が鎮座しております。
そう。
久しぶりに読み返しております。
12月号の宝塚グラフのれいこさんが美しすぎたのとギャツビーをれいこうみで上演することが発表されたので、もう一度ゆっくり読みたくなって保管庫(笑)から引っ張り出してきました。
いやはや、、改めて読んでも眺めても楽しい月城かなと写真集。
初めの30分は表紙だけを見つめていられます←
思わず小声で話したくなってしまうほど美しいこの写真集。
もう一度言わせてください。
この写真集は「読む”美”」です。
まずは表紙を堪能。
まずはれいこさんこだわりの表紙を堪能。
『THE LAST PARTY』のスコットを意識した表紙はモノクロなのに色気たっぷり。
色気に彩色は不要なのだとれいこさんがタバコの煙を燻らせながら教えてくれます。
眉間に軽く皺を寄せて何か語りかけるように口を開きかけているお写真。
THE・正統派な黒髪リーゼントなのになんでしょうね、この遊び心を感じさせる表紙は!
タバコがいいアクセントになってるのかな〜?
非常にけしからん表紙になっております!笑
れいこさんファンにとっては、この表紙だけで1900円の価値があると思いますのでまだ購入してないれいこさんファンは絶対買ってください。
[blogcard url="https://shop.tca-pictures.net/tcaonlineshop/shop/goods/index.html?ggcd=655340&_ga=2.3616560.1886009401.1570599721-1849896602.1536767611"]
まだ絶版になっていません。
表紙から始まる『THE LAST PARTY』の世界
モノクロのれいこさんから始まるこの写真集。
表紙、見開き、そしてその後数ページもラスパの世界観で埋め尽くされています。
ラスパの写真を撮るにあたってスコット一人だけ撮影なんてことはありません。
あのゴージャスで危うげな海ちゃんゼルダももちろん登場しています!!
もうこの数ページがラスパ信者にはたまらない!!!
れいこスコットと海ちゃんゼルダの舞台では見れなかった日常シーンを見せてもらえているようでファンとしてはとても嬉しかったです涙
2019年に撮影されている写真のはずなのに、1920年のジャズエイジの狂騒ぶりをお二人の視線と指先からしっとりと感じます。
特にお二人の視線が素晴らしい!
楽しげでゴージャスな衣装を身にまとった二人。視線は交わらずに虚空を見つめ、どことなく寂しげな表情で佇むその姿はフィッツジェラルド夫妻の破滅的な愛の行方を暗示しているようです。
不思議ですね、あの作品が上演されたのはもう一年以上前なのに、ついさっきまでスコットとゼルダを演じていたかのような自然な空気が写真から伝わってきます。
ラスパのショットは全部で20枚。全59ページの写真集で『ラスパ』に割かれているページ数は19ページ。
この数字からもれいこさんのラスパへの気持ちが伝わってきますね。
ちなみに、私のオススメの写真はp1,p6,p12p14,p17です!
もうラスパ大好きファンにはたまらないショットばかりなので、ラスパ信者は絶対買って!!
この19ページをラスパ大好きな皆さんと語り合いたいよ〜。お茶飲みながらみんなで写真集とラスパの感想を述べ合うの。
超楽しそうじゃない?
ギャツビーの予習も兼ねてラスパは一度見ていただきたい作品ですね!
モノクロから一転、色にまみれる月城かなと
ラスパのシックな世界から一転、今度はカラフルで爽やかなれいこさんがご登場。沢山色を使っているように見えるページだけど、実はメイクはとてもシンプルて目元の色は一色しか使っていないのだとか。
カラフルなのにうるさすぎないのがれいこさんらしいですね。
カラフルなページ3種類あります。
1つは白背景の中でカラフルな色紙が降っている爽やか王道カット。
2つ目は黒背景にガラパンで韓国アイドルを彷彿とさせるれいこさんのいつもとは違う顔を見られるカット。
3つ目は目元のメイクが印象的なパリコレのようなカット。
どれも色をふんだんに取り入れていますが、面白いのはちゃんと月城かなとが被写体であることを彼女の目が物語っていること。
彼女の目は名刺的な役割を果たしているのだとこの写真集を通して気づきました。
美しい目元を黒レースで隠し官能的に
まさかれいこさんに"官能的"という単語を使うと思わなかったけど、目元に黒レースはとっても上品で官能的。
ムンってと甘ったるくてスパイシーな香水の香りが紙面から溢れてきそうでした。
先程、れいこさんの目は名刺的存在と書きましたが、その目元を隠されているこの写真すごく面白いです。
彼女は月城かなとなのか?
それも私たちが知らない美しい女性なのか?
ある意味、月城かなとという枠組みを捨てた作品だと感じましたし、どきっとさせられました。
月城かなとのエッセイに共感
写真集の中では咲妃みゆちゃんとの対談やや95期のページなどもありますが、一番私が好きなのはれいこさんのエッセイ。
私たちが触れている月城かなという美しい仮面の奥から本名の彼女に少しだけ出会えます。
なんかね〜、このエッセイに凄く凄く共感したんですよね。
「芸名の自分は一番身近にいるけれど、一番遠い存在」だと彼女は書いていて、それって私たち一般人も同じだなとやけに共感してしまいました。誰かの前にいるときの自分って自分だけど本当の自分からは一番遠かったりしません?
例えばこのブログを書いているハンドルネーム「む〜」も実は私から一番遠い存在だったりします。
れいこさんのこの言葉に妙にしっくりきて共感してしまいました。
れいこさんほど素晴らしい人生を送っていない私だけど、どこか通じるものを感じてこのエッセイを何度も読み返してしまいまいした。
気になった方は是非ご購入を!
インビューや同期からのれいこさんに対する印象やみちるちゃんとのショットなど1900円でいいんですか?ってくらい盛りだくさんのこの写真集。
この写真集はこんな人にオススメです!
こんな方におすすめ
-
月城かなとさんのファン
-
海乃美月ちゃんのファン
-
ラスパのファン
-
美しい人を愛でるのが好きな人
みんな買っちゃおう!笑