おはようございます。
む〜です。
今週は1週間ずっと雨だと思っていたのですが、晴れましたね!
来週からお天気が悪くなり、徐々に梅雨入りするそうなので今のうちに布団を夏仕様に変えようと思います。今年の夏もまたとてつもなく暑いのかな〜嫌だなぁ。
冷夏も嫌だけど暑いのもしんどいから一年中「秋」がいいです←
またどーでもいい話が長くなってしまいましたね。
今日は今回の公演で退団されることが決まっている「美弥るりか」さんについて書こうと思います。
出番少なすぎた「夢現無双」
私は美弥るりかさんが好きですが、特にご贔屓というわけではありません。
客観的に見て彼女は「お芝居の人」だと思っていたし、月組を観に行くときは毎回美弥ちゃんの細やかなお芝居を楽しみに通っていました。
しかし残念ながら今回は出番が少なかったです。
佐々木小次郎という役柄上、そんなに頻繁に宮本武蔵の前に登場することはできないし、この物語は宮本武蔵の物語だからどうしても出番が少なくなるのはわかっているんだけど、これが二番手で退団するということなんだと改めて実感しました。
私の中で、美弥ちゃんは1.5番手的な存在だと思っていて。
退団するときも彼女はトップであるたまきちと同等レベルの出番を与えられて華やかに退団していくのだと勝手に思っていました。
当たり前かもしれないけど、2番手の退団を考慮して大劇場作品が作られるほど宝塚の世界は甘くないんだってことにハっと気づきました。それこそ「なに夢みたいなこと言ってんのよ!」と誰かに平手されたような冷たい気づきでした。
わかっていたことだし、今更何を言うわけでもないけど、2番手で辞めるってこう言うことなんだなとしんみりしてしまいました・・。
しかし!!
出番が少ないからと言って美弥ちゃんが輝いていなかったわけじゃないです。
美弥ちゃんの小次郎、とっても美しくて麗しかったです。
出てくるたびに花びらが頭上から待ってきそうなほど美しくて・・・手を合わせて拝んでました笑
でも一つだけ気になることが。
美弥ちゃん、なんか元気ないような気がしたんですよね。
いつもより声に張りがなかったし、殺陣の場面もきっちり決めてるんだけど強い覇気を感じなかったというか。いつも美弥ちゃんをみたときに感じる匂い立つような色気が今回は薄かったような気がする・・。それゆえに殺陣のシーンはたまきちの方が無双感あった。
気のせいだといいのですが、どうしたのだろう?
千秋楽までまだ時間があるので最後まで元気に走り抜けて欲しいです。
「クルンテープ」で告げる最後の愛
クルンテープ、観終わったときは楽しかったのですが、あんまり記憶に残らなかったらしく実はそこまで覚えていません><
それにしても美弥ちゃん、やっぱり声に張りがなかったような気がするなぁ。
全然聞こえるし、何を歌っているかもわかるんだけど元気なく聞こえた部分もあったからちょっと心配。
一人でせり上がってくる場面、そしてたまきちとの絡みで見せる眼差しが今まで見たことないほど柔らかで「美弥ちゃんは菩薩になってしまわれたのね・・」と寂しい気持ちになりました。
退団者特有の眼差しとはまた違う・・・。
いい言葉が見当たらないけど一言で表すなら「慈愛」。
美弥ちゃんの目線の先には愛おしいものしか今映っていないのだと実感しました。
「夢幻無双」「クルンテープ」感想はこちら
今日は美弥ちゃんについて語ったけど、今回の美弥ちゃんを存分に堪能できたとは言いがたい作品だった。
私にとっての美弥ちゃんとのお別れは「アンナ・カレーニナ」。
美弥ちゃんの男役としての真骨頂が詰まった、あの作品にしておこうとなんとなく思いました。
https://www.zuccazuccamu.com/moon/2019-01-25-080000
明日はトップ娘役に就任したばかりの美園さくらちゃんについて書きます^^
でわ〜。
*全体感想
https://www.zuccazuccamu.com/moon/mugen_musou-20190515
*珠城りょう様についての感想
https://www.zuccazuccamu.com/moon/tamaki_ryo-201995170900
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