おはようございます。
む~です。
先日、やっと美弥るりかさまのサヨナラショーをスカステでみました。
朝から涙・涙・涙!!!
どの瞬間も、どの角度も美しい美弥ちゃん。
いつもは色気がだだ漏れている大きな瞳からは、色気の代わりに宝塚への愛・ファンへの感謝の想いで満ちていて。
「嗚呼。本当に辞めてしまわれるのだな」とようやく実感できました。
そして、たまきちが退団者の背中を寂しげに見送る様子がとても印象的でした。
退団者ひとりひとりにむけて涙ぐみながらコメントする様子を見ているとこちらまで涙が出てきそうになりました・・・。
愛希れいか、美弥るりかという超大型スターを見送ってきた、たまきち。
彼女の独り立ちはいつなのでしょうか?と
愛希れいかと美弥るりかに支えられてきたトップ時代
まさおくんの代からトップ娘役を務めてきた愛希れいか。
彼女の経験と実力が就任当時からどれだけたまきちを支えてきたかは計り知れません。
若くしてトップになったたまきちには絶対的に身近な支えが(技術的にも集客的にも)必要でした。それは当時の状況を考えれば容易に想像できるでしょう。
上演される舞台はたまきちが中心、というよりかはちゃぴちゃん中心の演目が多く、まだトップとして右も左もわからないたまきちを経験者であるチャピがぐいぐい引っ張っていっているイメージを一観客として抱きました。
たまきちも精神面ではチャピを支えていたに違いありません。
ただ、どうしても経験値でいえばちゃぴがたまきちを引っ張らざる負えなかったのでしょう。
とにかく、ちゃぴと組んでいるときのたまきちは「ちゃぴに支えてもらっている」というイメージが強かったです。
そんなスーパースター・ちゃぴが退団してしまってからは本格的に二番手男役の美弥るりかがずっと彼女を支えてきました。
ちゃぴの後継としてトップ娘役の座に美園さくらが就任しましたが、彼女はちゃぴほどたまきちを支えることができません。
トップ娘役としてベテランの域に達していたチャピの後継は誰でも荷が重いものです。今までのように「トップ娘役がたまきちを支える」という構図は難しいものになり、美弥ちゃんが1.5番手としてたまきちを支えることが非常に重要になっていました。
男役として、二番手としてきる範囲のサポートを美弥ちゃんは完璧にこなしていたと個人的に思います。そんな美弥ちゃんを慕うたまきちの姿も微笑ましかったです。
ただ、昨年もブログでかいたけど美弥ちゃんは永遠にたまきちを支え続けることは出来ません。
https://www.zuccazuccamu.com/moon/2018-09-08-100000
実際に美弥ちゃんは6月末には退団してしまいます。
ちゃぴを見送り、美弥ちゃんを見送ったたまきち。
遂に独り立ちかと思っていたのですが、劇団はまだ彼女を独り立ちさせる気がないようです。
鳳月杏のバトンタッチ組替え
ちゃぴ、美弥ちゃんに支えられてきたたまきち。
ようやく独り立ちのときを迎えるのかと思いきや、今度は鳳月杏の月組配属。
たまちなの仲のよさはちなつさんの「FOCUS ON」をご覧いただければ分かると思いますが、なんとなくこの異動は「たまきちの支えとして」という意味合いが強いのかなと邪知してしまいます。
ちなつさんご自身のステップアップのための異動であることは間違いないのでしょうけど、「支え」をなくした今の月組にとって必要なのはやはり「支え」なのです。
https://www.zuccazuccamu.com/flower/2019-02-10-100040
でも。
いつまでも「支え」が必要なのでしょうか?
たまきちは今年の10月で月組トップとして3年目を迎えます。
バッティあたりからもう十分支えなくして舞台を盛り上げていける男役に成長したと感じています。
トップの3年目って「円熟期」だと思うのですが、それでもまだ支えとなる人物が彼女には必要なのでしょうか?
独り立ちの時はくるのか?
たまちなの並びを見れるのはうれしいけれど、「じゃあたまきちにとっての独り立ちの時期っていつなんだろう」と考えてしまう。
就任から3年。
力をつけるには十分な年月が経ったし、(最近月組の舞台見に行ってないけど)3年目を迎えるたまきちは就任当初と比べ物にならないほど技術も集客力も安定しているはず。
そんな彼女にいつまでも「支え」をつけるのはどうなのだろうか。
そろそろ独り立ちして輝く珠城りょうを見たいと思うのは私だけじゃないはず。
上級生・経験者に守られるばかりではない、そんなトップの姿を私は見たいです。
でわ~。
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