宝塚の観劇感想 月組

早乙女わかばちゃんにさようならは言えない〜月組『カンパニー/BADYY』感想〜



 

おはようございます〜

む〜です。

 

今までずっと共働きだったのでいざ、休暇をもらっても何をしたらいいのか全然わからない今日この頃。とりあえずスカステ見て、ポーの一族を2日に1回は見直して、ランニングして、、あとは廃人のように家事をする日々、、

 

早く次の勤め先に行きたくなってきました。。::

お外で働きたい。。←

 

気分を切り替えて。

今日は大好きな早乙女わかばちゃんについて語ろうと思います^^

今回の作品で退団されてしまうわかばちゃん。

 

しかとわかば花火を目に焼き付けてきましたよ。

 

 

 

プライドと優しさと。

 

わかばちゃん演じる紗良さんは明るくて気立てが良く、THE・お嬢様キャラです。

お嬢様らしく、少しプライドが高いところもあるものの、お父様(有明社長)の影を

ちらつかせまくることもない実にいい子です。笑

 

今回、有明紗良さんという役を通してじんわりと感じたのは、早乙女わかばちゃん自身も持っている”プライド””優しさ”でした。

 

早乙女わばちゃんと有明紗良のもつプライド。

それは今まで第一線で頑張ってきたという誇りではないでしょうか?

 

「お金で役を買っている」という噂が付きまといながらも、自分の信じるバレエ道に邁進していくその姿はどのタカラジェンヌにも共通する姿勢だなとしみじみ感じました。

 

わかばちゃんが有明紗良を演じることでわかばちゃが信じている宝塚娘役道と有明紗良の信じるバレエ道がリンクして、より一つ一つの台詞に深みがありました。

 

そしてもう一つの魅力は”優しさ”です。

 

有明紗良から滲み出る優しさはわかばちゃん自身が持つ優しさなんでしょうね。

妻を亡くした青柳(たまきち)を気遣う姿も、ライト君(れいこさん)の失敗を悔しいながらも暖かく受け入れる姿も、全部彼女らしい優しさに満ち溢れているお芝居だったと思います。

 

普通、優しさって色がついて見えたりすることはないです。優しさは無形なはずですよね。でも、早乙女わかばちゃんの優しさって目に見える気がするんです。

優しいミルクピンクのような色。それが彼女の指先や微笑みから溢れている気がするんです。

 

考えすぎでしょうか?

でも私はそういうわかばちゃんの演技が大好きです←

 

早乙女わかばの退団とは?セリフに込められた思い

 

*この章では少しネタバレします。

 

カンパニーの最終シーン、有明紗良はリフトの失敗で怪我をしてしまい2幕への出演を断念します。その際にアンダースタディのミナミが代役として出演することが決まります。不安がるミナミを車椅子の中から励ますわかばちゃんの姿は本当に女神のようでした。

 

複雑な心境を抱えながらも、『フランス(?)からきたエージェントが今客席にいるわ』とミナミの背中を優しく押す姿には涙が、、::

 

もう退団してしまうわかばちゃんと有明紗良の心情が重なり合って泣かされました。

 

わかばちゃんの退団。それは避けては通れない道であり、受け入れるべき事実です。私はわかばちゃん大好きなのでこのお芝居を見るまで、退団を受け入れられませんでした><

でも、有明紗良という役を通して、少しだけわかばちゃんの退団を受け止めることができたような気がします、、、

 

はぁ。。グランドホテルのフラムシェンみて心を落ち着けてこよう。

 

マリーアントワネットを彷彿とさせる外見

 

ショー『BADDY』では身も心も真っ白で純情な王女を演じています。

この王女の優しい微笑みと柔らかな声を聞いていると

『ジャン・ルイ・ファージョン』のマリーアントワネットを彷彿とさせられました。

 

 

www.zuccazuccamu.com

 

わかばちゃんが今まで好きだった役の中にマリー・アントワネットが入っているので、もしかしたら上田先生はそんなわかばちゃんのイメージを汲み取って真っ白で優しいTAKARAZUKAシティの王女役を与えてくれたのかしらと思いました。

 

ちなみに、BADDYのショーの中ではそれほど重要な役ではないのですが、

トシワカコンビの禁断の愛が舞台上で繰り広げられていますので、是非オペラグラスで追いかけてみてください^^

 

 

最後まで可憐で華やかな娘役

 

www.zuccazuccamu.com

 

恐らく、最初はトップ娘役街道をひた走っていたんでしょう。

しかし、いつしか別の脇道へと入り込み、トップ娘役への望みは潰えてしまったのかもしれません。

時代と共に世間から求められる娘役像が変化していったことも原因の一つかもしれない。

 

それでも彼女は最後まで『早乙女わかばの娘役像』を崩すことなく、

すっきりと一本の矢のようにぶれる事なくその役目を終えようとしている。

 

天性の華やかさを纏い

美しく、可愛く優しく、そして時折気高い

 

そんな早乙女わかばちゃんが私は大好きです。

あなたの優しい微笑みをこれからもずっとみていたいという気持ちでいっぱいです。

 

だから、、辞めないでわかばちゃん( i _ i )

 

そしてやっぱり、、みやわかみたかったよ。。

 

 

明日は愛希れいか様について語るよ!

 

明日は愛希れいか様について語ります。

先日退団発表をされたチャピちゃん。

 

毎公演毎公演、その成長ぶりに驚かされていますが今回もまた驚かされました笑

 

お楽しみになさってください!

でわ〜

 

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