おはようございます。
先日、友の会の花組公演の先着販売があったのですが、完全に忘れていて乗り遅れてチケットを取り損ねたむ〜です。
先着発売の決戦開始時間は10時。
宝塚ファンなら、チケットが欲しいファンなら、絶対忘れてはいけない時間のはずなのに私はその時間、家族3人でブランチとしてパンケーキを食べに行っていて全くチケットのことなんて頭になくて・・。
気づいたら発売が終わっているという状態でした。
今までの私なら絶対忘れることのないこの時間。
花組を長年愛し、観劇してきた者として絶対忘れてはいけない時間だったのにあっけなく忘れてしまっていた私・・。
この時、私は気づいてしまったのです。
私が好きだった花組は「仙名彩世と明日海りおの花組」までだったのだと。
仙名彩世と共に離れた花組愛
今日まで私は明日海りお率いる花組が好きなんだと思い込んでいました。
蘭寿さん、みりおくんと花組を2代続けて見続けてきて、みりおくんの退団と共に私も花組を去るんだ。こんな風にずっと思ってきました。
でも、大好きで憧れだったユキちゃんの退団をきっかけに私の中で何かが静かに壊れていっていたんですよね・・。当人である私さえ気づかないような変化がユキちゃんの退団をきっかけに確実に始まっていき、ここにきてようやく気づきました。
私が好きだった花組は仙名彩世さんがいた花組だったんです。
だからユキちゃんのいない花組には今それほど興味がないし、チケットを取るために真剣に頑張れてなかったんですよね。
『「青い薔薇〜」のチケットは絶対ほしい!みりおくんの最後を見届けたいんだ!』と思いながらもいつまでたってもチケット獲得に本腰を入れられなくて笑
いつの間にか「行けたらいいかな〜」くらいの気持ちになってしまっていました。
私にとってユキちゃんが、、ユキちゃんのいた花組がどれだけ大きな存在だったかを彼女が退団してから数ヶ月経った今になって痛感しています。
仙名彩世がいた花組
私が好きだった花組。
それはユキちゃんがみりおくんを支えながら、誰よりも花組を盛り上げようと頑張っていたあの時代。
みりおくんはみりおくん一人でも輝くことはできるけど、ユキちゃんが隣にいたことでその輝きが倍増されていたことは間違いありません。
また、演技も歌も彼女のタカラジェンヌとしての雰囲気もユキちゃんと組んでいた期間は特に人間としての暖かみを増していたような気がします。
なんだろうな。
仙名彩世も明日海りおも単体で輝くことのできる舞台人なんだけど、二人が一緒になると更に素敵になる!ハッピーになる!相乗効果ってやつですかね。
「ME AND MY GIRL」の歌詞がしっくりくる二人って感じです。(誰かわかってくれる人いるかな・・)
あと、ユキちゃんがいた時の花組は下級生もキラキラ輝いて見えたんですよね、私には。
ユキちゃんが下級生の面倒を見ていることが舞台を見ているこちら側にもしっかり伝わってきたし、そんなユキちゃんを下級生が尊敬し慕って追いかけているその姿勢もとても好きだった。
そして何よりもユキちゃんが自ら主体となって花組を応援し、盛り上げているその姿に感銘を受けました。
だから・・。
あらゆる面で「好き」だったユキちゃんのいた花組が終わってしまった今、私の花組愛をも自然と離れていってしまったのだと思います。
「好き」に永遠はない
どんなにその組が好きでも、組という組織が代謝し循環する機関である以上「好き」に永遠はないんだと今回思いました。
だからこそ「好き」な時に悔いなく出来るだけ舞台を見にいって好きな組が存在する瞬間を味わい尽くしておくべきですね。
私が好きだった花組・・・というか興味を持っていた花組は4月で終わってしまっていたのだとようやく気づけた9月。
長らくお世話になった組にさよならを言って、またいつか戻ってきたいと朝から感傷に浸ってしまいました。
でわ〜。
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