おはようございます。
む〜です。
数日前から花組「恋するARENA」が始まりましたね!
”明日海りお誕生祭”と”明日海りおプレさよなら公演”の意味合いを含んでいるこの公演、毎日大いに盛り上がっているようでSNSで流れてくる感想を読むたびにニヤニヤが止まりません。
連日、豪華ゲストが訪れているようですし客席も華やかなんでしょうね。
今回諸事情があって参加できなかったこの公演ですが、どうやら新トップ娘役・華優希ちゃんに関する評価(というか感想)が大きく分かれているのがとても気になります。
割れる意見
今回、新トップ娘役としてプレお披露目になった華優希ちゃん。
以前から圧倒的なヒロイン力と愛らしさが魅力的なトップ娘役さんで、今回の公演でもその魅力は遺憾無く発揮されているようです。
各メディアが流している舞台写真(この場合はコンサート写真とでも言えばいいのかな・・?)でも彼女の可愛い笑顔は十二分に堪能できました。
しかし、そんな彼女に対してSNS上では意見が真っ二つに割れているのでした。
簡単に言えば
- 彼女を過剰に叩く意見(主に歌唱力・ダンスの不安定さを根拠に過剰に叩く)
- 彼女を過剰に擁護する意見(彼女をあまたの批判から過剰に擁護しようとする(例:初めての横アリだし緊張してる とか・・))
この2つに分かれています。
就任直後からこんなに意見が割れるトップ娘役さんも珍しいような気もしますが、ある意味彼女は”影響力のあるトップ娘役”と言えるのかもしれません笑
私は今回の公演を観に行けなかったので、何も言えないし、言うつもりもないのですが、過剰に叩く人の気持ちも少しわかるような気もするのです。
歌唱力の向上は急務
私が彼女の歌唱力に対して危機感を抱いたのは昨年の花組全国ツアーの時。
他の人がどう感じていたかはわからなかったけど、私は彼女が歌い出した瞬間「悲劇」だと感じた。と言うか「歌やばい・・」と言う感情を通り越して「可哀想」という気持ちで胸がいっぱいになってしまったのだ。
彼女に対する嫌悪感はワンフレーズ歌詞を聞いただけでぶっ飛び、「どう歌えばいいかわかりません!」と今にも泣き出しそうな彼女に対して歌唱場面を与えた劇団を憎んだ。
https://www.zuccazuccamu.com/flower/2018-12-08-080000
勝手な推測だけど、今回の横アリで彼女の歌唱力について苦言を呈している人たちは彼女の歌唱場面を見て、私が去年感じたものと同じ感情を彼女に対して抱いたのではないかな。
しかも今は「トップ娘役」だし、去年までの立場とはまた訳が違う。
でも・・・。
彼女のことを歌唱力のひどさに便乗してあらゆる面から過剰に彼女を叩いたり、彼女がトップに就任したことについて彼女に対して文句を言い募る人もいるけれど、一番辛いのはこの時期にトップ娘役になってしまった華ちゃんじゃないかとも私は思う。
彼女の歌唱力向上が急務なのはよくよくわかるけれど、トップ娘役に就任したことに対して、有る事無い事で彼女を叩くのはあまりにも可哀想だと私は思うんですよね・・。
矢面に立たされるタカラジェンヌ
3拍子揃っていたと評される仙名彩世さんの後任であり、宝塚歌劇団の輝けるレジェンド・明日海りおの相手役として舞台に立つには彼女の現在の実力でではあまりに荷が重すぎます。
だからといって華ちゃんを擁護するつもりはない。
過剰な擁護はプロとしての彼女に対する侮辱とも取れるから。
でも華ちゃんに対して全ての恨み辛みをぶつけるのはある意味正しいことかもしれないけれど間違っているのではなでしょうか。
彼女の実力に対する評価・感想は彼女にぶつけるべきだろうけど、彼女のトップ就任に関する批判は劇団の人事係(的なものがあるか知らないけど)に対してぶつければいいのになと私は思うし、劇団にもそれ専用の窓口でも設けてほしい笑
ってか劇団ってずるいよね。
実力・人気が立場に伴わない生徒(もしくは賛否両論の嵐を巻き起こすような生徒)をトップに据えれば、その批判は全て表に出ている生徒さんに向かうのをわかっていてこーゆー人事するんだもん。
穏便に済む人事なんてないのは百も承知だけど、生徒が批判を一身に受けなければいけないような人事はファンもジェンヌも気持ちいいものではない。
ある程度ファンが納得できるような人事ってやっぱり必要だなと私は思ったりします。
今後の花組に一抹の不安
真っ二つに割れる意見。
そして「可愛い」「歌下手」の二単語が飛び交うSNS。
SNSが全てではないし、公演を見てないからなんとも言えないけれど、漠然とこれからの花組に対して不安を抱えずにはいられません。
まだ次期花組トップスターは決まっていませんが、なんだか不安です。
とりあえず次回大劇場の公演のチケットは必ずとって今の花組をしっかり目に焼き付けようと思います。
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