おはようございます。
むーです。
昨日fffの感想を書いたので、今日はナイワの感想を書きます!
今日は美人で奇人なアイリーンを演じた永久輝せあくんについて語ります。
ひとこちゃんの女役、何度か見ているけどこれほど完成度の高い『男役が演じる女役』はなかなかお目にかかれません。
女役、男役問わずにクオリティの高い舞台を提供できるひとこちゃんに多くの引き出しを作ったのは、雪組時代の御曹司教育の賜物ではないでしょうか?
奇人なのに美人で憎めない役づくり
ひとこちゃん演じたアイリーンは『自称•世界一のモダンダンサー』というなんともイタイ子なのですが笑
ひとこちゃんが演じたからこそアイリーンはただのイタイ子で終わらなかったのだと思います。
長い手足をぶん回してパントマイムのような動きをするアイリーンだけど、ひとこちゃんが演じることによって上院議員の娘という設定に納得感を与えてくれる気品。
キャーキャーうるさくても『可愛いから許せる。むしろそんなアイリーンの全てが可愛い』という母性愛のようなものまで芽生えてくる。
どんな役をやっても人に愛される力と気品。
これは永久輝せあくん自信が持って生まれた才能であると同時に、長年雪組で大事に大事に育てられてきた『箱入り娘』的な雰囲気がまた人に愛される魅力、気品を育てているのではないかなと思います。
御曹司教育による引き出しの多さ
ひとこちゃんアイリーンの演技、とてもよかったですよね。
男役さんが女役を演じると、どうしても男役感が抜けなくてどう頑張っても『男役が演じる女役』に見えてしまう(そこが愛おしかったりする笑)ことが多いけれど、ひとこちゃんの女役は完全に娘役(女役?)として成り立っているのがとてもよかった。
しかもひとこちゃん、何度も女役を演じたことがあるかと思いきや本公演では一度も女役を演じたことがなかった、、!
ショーで娘役として登場することが多かったから女役に扮することも手馴れているイメージがあったのですが、本公演で女役を演じるのはナイワが初めてなんですね〜。
それであの完成度は凄すぎる。
大胆なお役で娘役が演じるにはハードルが高いような気もしたけど、それは男役が演じても同じ。男役の方がハードルが高いかもしれない。
歌い方も、女役としての立ち振る舞いも抜群。
もちろんビジュアルもプロポーションも抜群。
女役をふられてもちゃんと演じきれるのは、やはり彼女の引き出しの多さ=経験の多さゆえだと思いますね。
御曹司として、いろんな役を演じ抜擢されてきた彼女だからこそ他の人たちよりも経験値が高いし、舞台に対する勘もかなりいいのだと思います。
幅広くなんでもできる力
今回の公演で改めて思ったこと。
それは彼女がなんでも出来る人であるということ。
もっと簡単に言うと、
永久輝せあは良き舞台人である
ということ。
いい舞台人は男役、女役関係なく輝けるのだなとひとこちゃんを見ていて感じました。
実は『アナスタシア』で和希そらくんに対して感想を書いた時も同じことを書いたのですが、やっぱり出来る人って何やっても出来るし上手いですね。
和希そらが教える『出来る人は何をやってもうまい』〜アナスタシア 感想③〜
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永久輝せあの御曹司教育は大正解だった
雪組の御曹司制度に関しては、いろんな意見があると思います。
以前ブログでも書いたように、御曹司制度があると他の生徒さんのチャンスが少なくなってしまったり、いろんな弊害もあります。
ただ、ひとこちゃんに関して言えば、雪組の御曹司制度は大正解だったのではないでしょうか?
ひとこちゃんを育てると決め、とことん経験を積ませた結果、彼女はどこに行っても何をしても輝ける舞台人になれたのですから。
雪組の御曹司制度、侮れません!
これからのひとこちゃんの活躍も楽しみにしています。
それでは!
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