おはようございます。
む〜です!
先日久しぶりにポーの一族をみて、またみりゆきのデュエダンに惚れ惚れさせられました。
振りは少ないのに、アイコンタクトとか雰囲気で空間が埋められているデュエットダンス。
どの組を見ても思うけど、デュエットダンスって本当に素敵ですよね・・涙
とっても短い時間の中でトップコンビの信頼が形となって現れるあの瞬間が大好きです。
ということで。
今日はみりゆきを2年間追いかけ続けた私が、「みりゆきデュエットダンスの軌跡」を一つ一つ振り返ってみよう思います。
スカステで特集して欲しいなぁと思っていたのですが、おそらくもう特集されることはないので笑
私が勝手に特集します←
8つのデュエットダンスをご紹介
今日ご紹介するのは8つのデュエットダンス。
- 2017年『仮面のロマネスク/EXCITER!!2017』
- 2017年『邪馬台国の風/Santé!!~最高級ワインをあなたに~』
- 2017年『ハンナのお花屋さん-Hanna's Florist-』
- 2018年『ポーの一族』
- 2018年『あかねさす紫の花/Santé!!~最高級ワインをあなたに~』
- 2018年『MESSIAH -異聞・天草四郎-/BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』
- 2018年『Delight Holiday』
- 2019年『CASANOVA』
思えば全部観たんだよね・・・。
ほんと2017年からずっとみりゆきを追いかけてきたんだな〜私。
だからデュエットダンスは涙なしで見れないのかも。
ああああみりおくん、ゆきちゃんやめないで・・・←
と今でも思ってしまいます笑
『仮面のロマネスク/EXCITER!!2017』
このころのみりゆきはとても初々しかった!
ゆきちゃんの表情も今に比べてだいぶ硬かったし、舞台を思いっきり楽しんでいるというよりは「とりあえずここを乗り切らなければ!」という意気込みのようなものが前面に出てた気がする。
初々しいのに、何年も前から一緒に組んでいるかのように息がぴったりのデュエットダンス。お二人の作る世界観がすでに完成されていて引き込まれたダンスでした。
みりはなともみりかのとも全く雰囲気の違うデュエットダンス。
みりはなの時は「敬愛」
みりかのの時は「恋」
を感じるデュエットダンスでしたが、みりゆきのデュエットダンスのテーマは「慈愛」かもしれません。
お互いを労わり、支え合う力を前面に感じたデュエットダンス。
お衣装は真っ白で ウェディングドレスのようで・・・とても素敵だったのを覚えています。
『邪馬台国の風/Santé!!~最高級ワインをあなたに~』
安寿ミラさん振り付けによる男役の超王道群舞の後に行われるデュエットダンス。
バラを一輪胸に刺した男役さんたち銀橋にずらりと並んでいる中、ゆきちゃんがすみれ色のドレスを纏って静かに大階段を降りてきて始まるのがこのデュエットダンス。
王道の流れなんだけど、これ以上美しい流れは観たことない!ってくらいこの流れが大好きです私←
大劇場お披露目がこの作品だったので、前回と同じように「初々しさ」を感じさせるデュエットダンスでしたね。
下手のみりおくんの方へクルクル回りながら近づいていって微笑むゆきちゃん・・。
女神か!!!
銀橋渡りもみりおくんが大きく広げた腕の中にゆきちゃんが飛び込む仕様で、2人の明るい未来を連想させるダンスになっていました。
『ハンナのお花屋さん-Hanna's Florist-』
デュエダンがなかったらゆきちゃんの扱いに対して劇団にキレるところだった今作品。
内容は味わい深くて素敵だったんだけど、ミアの役があまりにも暗いし救いようがなさすぎて涙
ヒロインなのにヒロインらしかぬで役で・・ちょっと気がかりでした。
デュエットダンスで最後の恋人つなぎがなかったらどうなってたか・・・。
小劇場なのでデュエットダンスも短いし、衣装大きすぎるマリメッコ柄だし←
好みのデュエットダンスじゃなかったからか、あんまり記憶がない笑
『ポーの一族』
ポーの一族のデュエットダンス、大好きです。
ゆきちゃんとみりおくんのこの世の者ではない雰囲気といい、お衣装といい、振り付けといい。。。とにかくあの世界観が好き。
「相手を思いやる・慈しみあう」デュエットダンスが多かったみりゆきですが、このデュエットダンスではみりおくんが一方的にゆきちゃんに惹かれているのを感じます。
今まで温もりを感じることの多かったアイコンタクトもこのデュエットダンスでは冷たくて氷のよう。みりおエドガーの憧れに似た眼差しがゆきちゃんの妖艶さをさらに倍増させています。
ゆきちゃんシーラがみりおエドガーにとって初恋の相手だったこと。
ゆきちゃんシーラの美しさ。
みりおエドガーの危うさ。
これらが上手く重なり合ったデュエットダンスだったと思います。
普段はコンビの関係性を表すことが多いデュエットダンスですが、このデュエットダンスは物語の関係性をそのまま受け継いでいるのが魅力的でした。
『あかねさす紫の花/Santé!!~最高級ワインをあなたに~』
「Sante!!」は再演でしたけど、デュエットダンスは一新されて帰ってきました。
初演デュエダンが「初々しさ」がテーマなら、再演デュエダンは「大人の駆け引き」。
コンビを組んだ頃から「大人っぽさ(アダルト感)」が魅力的なコンビだったけど、このデュエダンで一気にその才能を開花させた気がする。
気だるさを出しつつも、気品は絶対失わない。
このバランスが絶妙でしたね。
初演ではみりおくんが初々しいゆきちゃんを優しく包み込むような振り付けが多かったけど、このデュエットダンスではみりおくんがゆきちゃんを翻弄するような表情・振り付けが多いのもまた魅力。
お二人の関係性が充実してきた様子が伺えるデュエットダンスでした。
『MESSIAH -異聞・天草四郎-/BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』
このデュエダン。
退団発表する前のデュエダンだったけど、振り付けとか衣装が”退団”を連想させるようなものが多かったのが印象的でした。
ゆきちゃんが銀橋でスミレ色の花が詰まったブーケを持って歌いながらみりおくんの方に向かっていくその姿がすごく綺麗で・・・・。
あぁぁもうすぐ退団してしまうのだな。と無意識に感じるような内容でしたね。
みりおくんもスミレ色の変わり燕尾を着ていて、いつも以上にゆきちゃんに寄り添っているような気がしてしまいました。
そしてやっぱり、ゆきちゃんの反り返りが凄かった笑
笑顔で床スレスレまで反り返って、そのまま女神のような笑顔でみりおくんと抱き合うゆきちゃん。
彼女の筋肉事情が気になったヅカファンも多かったのではないでしょうか笑
『Delight Holiday』
満点の星空のなか、「星に願いを」をバックに踊るデュエットダンス。
まさに夢のような世界でした。
振り付けはオーソドックスなんだけど、お二人の間に流れる空気があまりにも素敵すぎて・・・涙
真っ白なふんわりとしたドレスを纏ったゆきちゃんと白馬の王子さまのように清らかなみりおくんが舞台上を滑るようにダンスしていく。
最近はアクロバティックな振り付けが多くなってきたデュエットダンスですが、このデュエットダンスのようなクラシックな振り付けが一番トップコンビを引き立てる気がします。
まさにプリンセスとプリンスのようなデュエットダンス。
ずーっと見てられるような幸せな空間でした。
『CASANOVA』
ゆきちゃん退団公演のカサノヴァはデュエットダンスの振り付けは少なめ。
曲をゆったりと使ってお二人の間に流れる暖かい空気を優しく撹拌しているようなダンスです。
お衣装は私の大好きなブルー基調!
爽やかなブルーに身を包んで2人で紡いできた時間をゆったりと感じることができるこの時間はファンにとってもハンカチ必須のシーンです。
おすすめ場面は、デュエットダンス終盤。
みりおくんとゆきちゃんが銀橋に入る前のお二人の表情がなんとも素敵。
みりおくんの方を柔らかな表情で見つめ続けるゆきちゃん。
まるで「みりおさんの笑顔を最後に見たい」と願っているかのようです。
優しく静かにみりおくんが振り返ってくれるのを待っています。
みりおくんはゆきちゃんと離れ離れになった瞬間、ふと寂しいような、辛いような表情を見せます。
ゆきちゃんとの別れを惜しむような、離れがたいような・・・そんな気持ちをこの表情から感じます。
でもゆきちゃんの方を振り向いて彼女と目が合った瞬間、ふんわりと微笑み返すみりおくん。
そんな2人が銀橋で少しづつ距離を縮めていき、優しく抱き合う・・・。
抱き合い方もゆきちゃんがみりおくんに寄り添うのではなく、みりおくんがゆきちゃんに抱きとめられるような形なのがまた泣ける〜〜〜。
ゆきちゃん、最後まで女神力全開でしたね。
デュエットダンスはコンビの形を表す
こうやって振り返ってみても、本当に素敵なデュエットダンスばかりだったみりゆき。
お二人の並びを見ることは叶わないけど、私はいつまでもDVDの中の2人をまで続けるだろうなぁ。
みなさんもお暇な時にみりゆきのダンスを見直してみてください!
でわ!
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