おはようございます。
む〜です。
あと2日で仕事始めだ〜涙
年始年末は死ぬほど忙しくて全然休めなかったので、今日からの2日間でしっかり休養しようと思います。
さて、今日は私の大好きな花娘について書きます。
12月25日に大好きだった花娘が2人も退団してまうことがわかった今、遂に一つの時代が終わりを迎えようとしていることを実感します。
五大花娘の終わり
私が娘役の素晴らしさに気づいたのは五大花娘のおかげでした。
一人一人が大輪の花の如く咲き誇っていて、トップ娘役ではないのに主役級の輝きを放っていたあの頃。
一人、また一人と宝塚を去るごとに劇場であの華やかさに会えない虚しさを噛み締めてきました。
そしてこの度、私が五大花娘と崇めてきた最後の娘役、花野じゅりあ様、桜咲彩花様が退団されると聞き、一つの時代が確実に終わりに向かっていることを改めて実感し涙しました。
お二人の退団は凄く・・凄く寂しい。
私の観てきた時代の5大花娘は
- 桜一花さん
- 華耀きらりさん
- 花野じゅりあさん
- 桜咲彩花さん
- 初姫さあやさん
この5名が私にとっての「花娘」だったんです。
ベーちゃん以外はかつて花娘四天王と謳われた方々でそれはそれは華やかでした。
娘役群舞でこの5名が前列にいる時、あまりにも気高くて美しすぎて・・贅沢で目眩がしてしまいそうでした。
花娘としての立ち振る舞い
ただただ華やかなだけではなく、気品があり気高さもあり、美しく、そして女性らしい繊細さを持った娘役さんたち。
花組の伝統を受け継いで、名前の通り華やかででも繊細で。
一人一人の色は違うのに共通して大輪の花のような力強さを持っていたのが彼女たちでした。
彼女たちが私に「花娘とは何か?」「娘役とはどういう存在なのか?」を舞台を通して教えてくれたのです。
勿論、一人一人に舞台人として足りない部分はありました。
歌唱力だったり、ダンス力だったり。それは人それぞれです。
でもそれを補うほどの技術・華やかさと魅力がしっかり彼女たちにはあったのです。
何よりも娘役然とした振る舞いには心を奪われました。
最近の娘役さんを見ると娘役としての基礎のようなもの(曖昧で申し訳ないです)がないなぁと思わされることが多いのですが、彼女たちにはそれがあったのです。
花娘として存在する意味。
ひいては娘役として宝塚歌劇団で存在するための秘訣のようなもの。
そんなものを彼女たちの舞台姿から毎回感じ取ってきました。
今後の彼女たちのような娘役が花組から。
否、花組と言わずに他組から輩出されることがあるのでしょうか。。
娘役の原点に立ち返って欲しい。
時代とともに娘役に対する世間のイメージも、劇団内の娘役のイメージも変わっていくことはわかっています。
でも、みんながみんな同じような娘役にならなくてもいいんじゃないでしょうか?
5大花娘たちのように各々の個性を各々のポジションで輝かせることのできる娘役がもっと出て欲しい願っています。
最近の傾向を見ているとどうも量産型になりつつあるように感じます。
同じような可愛らしいお顔の娘役さんばかりが増えてきていて辟易しています。
だからか分かりませんが別格娘役と言われる存在がなかなか各組で確立されません。
今こそ「娘役とは何か?」「娘役はなんのために存在するのか?」問い直す機会なのかもしれません。
でわ〜。
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