おはようございます。
む〜です。
今日は会社終わりに花組トークスペシャルに行って参ります!
実は新人公演同様、トークスペシャルに参加するのも今回が初めて!!
スカステで見ることはあるけれど、実際にトークショーに参加するのは初めてなのでどんな感じなのか。後日レポしたいと思います^^
お楽しみになさってくださ〜い^^
はい!
今日は、メサイアにて松倉勝家を演じていらっしゃる鳳月杏様について感想を書きます。
「これじゃない」と感じた松倉勝家
いつもちなつさんの演技力には賛辞しか送ってこなかったむ〜ですが、今回の松倉だけは頂けませんでした。というか納得できない。
(無条件に御贔屓を賛美することができないのが私のいけないところだなと思うのですが笑)
多方面で絶賛されているちなつ松倉だけど、私的にはちょっと「?」です。
松倉勝家について予備知識があったからかもしれません。
兎に角、ちなつさんの勝家に対してこれじゃない感を始終感じてしまいました。
(松倉勝家について、わかりやすく書いてあるサイトを見つけたので貼っておきます。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Icho/8151/shimabara7.html )
私の松倉勝家に対するイメージはこんな感じなんです↓
- 暴虐無尽で、大名の名にも値しない人間
- 心に余裕もなく、自らの政治を省みることをできなかった男
- 人間の感覚を持ち合わせていない(サイコパスに近い気もする)
- 切腹(武士の誇り)も許されず、斬首に処された
もうホントどうしようもないクズ人間。
救いようがない。インフェルノにさえ行くことを許されないんじゃないか?と思ってしまうような男です。
その所業の数々、まさに鬼の如く。
ここまで書いてわかって貰えたと思うけれど、彼は人間的な感覚が皆無に等しい人間だったと私は解釈しています。
対して、ちなつさんの松倉は
- 高い知性と包容力を感じる
- 底の知れない人間性(ある意味あっているとは思う)
- どこか情に厚そう。冷酷無慈悲というような感じはしない。
こんな風に感じました。
この特徴を書き出してみると、ちなつさんの隠しきれないお人柄が滲み出てしまってるのかな?と思わずにはいられませんでした。
私はちなつ松倉を見ても「憎い」とか「なんて酷いやつだ!」とかそんな感情が一切起こらなくて。
むしろ「この無慈悲かつ頭の悪い政策を打ち立てているのは本当に君なのか?」とちなつ松倉に問いかけたくなりました。
役作りに正解はありません。
悪役は魅力的に演じようとすればするほど”人間臭い”部分(共感できる部分)を表現したくなる節もあるかとおもます。そこの匙加減が悪役の難しいところかもしれません。
そして、ちなつさんの松倉は”新しい”松倉像なのかもしれません。
でも私には、彼女の創る松倉が”鬼”には見えなかった。
もっと”悪”を全面に打ち出して欲しかったなぁ。
歌や振り付けから感じさせる悪ではなく、内側から溢れ出るような絶対的な悪を感じさせて欲しかったです。
鳳月杏に焦らされるショー
ちなつ松倉に対して酷評しちゃいましたが、
ショーのちなつさんは相変わらず最高でしたよ、うん。←
焦らされて熱帯といい、
オープニングの怪しい場面といい、
男役群舞といい、
全場面でちなつ節(と勝手に命名しました笑)に目を奪われて振り回されてぶん投げられて、、ファンとして幸せな時間でした。
細かいことについては私よりも他の方の方が詳しく書いていると思うので、ここでは書きません笑
ただ、フォーカスオンを読んだ後だからか、ショーの間キラキラ情熱的に輝くちなつさんを見ていると考えることがいつもよりも多くて。
(*フォーカスオンの感想は下記記事からご覧いただけます)
「ここまで来るのにどれだけ苦悩の年月があったんだろう」とか。
「彼女の信じる”男役像”は決して間違っていないと私は思う!」とか。
ひと場面ひと場面で彼女の成長を感じ、彼女の拘りをより一層理解できたように感じました。
ということで。
鳳月杏の『FOCUS ON』はガチでおすすめです。
結局ここに行き着くのかい!って感じですけど、少しでも彼女が気になる方は本当に買った方がいいと思うのでぜひご検討くださいませ←
クズ人間とは程遠い鳳月杏
人間的魅力に溢れたちなつさんと、
ある意味、悪魔的魅力を持っていたと言える松倉勝家。
正反対の二人だからこそ、演じがいもあると思う。
ここで勝家の絶対悪をモノにできたらちなつさんにとって大きなステップになるのではないでしょうか?
幸運なことに、この舞台のチケットを後2回分は持っています。
この中でちなつ勝家がどう変わるのか。もしくは変えずにこのまま行くのか。
とても楽しみにしています。
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