おはようございます。
む〜です。
今日は男役2番手という存在の変化について書きます。
先日のブログで
「“2番手切り“という言葉自体が間違っているんじゃないか?」
二番手切りという言葉を宝塚から抹消しようか
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と書きました。
この記事に対して多くの方から共感のメッセージをいただけて本当に嬉しかったです・・。
送ってくださった皆様、ありがとうございました。
メッセージを送ってくださった方々に返信を書きながら、今だからこそ書いておきたい記事を思いつきました。
それが今日の記事です。
「“2番手切り”という言葉は今の宝塚に相応しくない」と思うのにはもう一つ理由がありまして。
それが2番手像の変化です。
美弥ちゃんの退団、瀬戸様の退団から私たちファンが学ぶべきこと。
それは「宝塚歌劇団の2番手の意味合いが大きく変化してきている」ということではないでしょうか??
今日は宝塚歌劇団の2番手像がどのように変化してきたのか、書いてみようと思います。
*時間なくて1日で書ききれなかったので、今日明日の2日間で書き切ります!
“2番手=次期トップスター“時代は終わりつつある
タイトルでも書きましたが、
2番手=次期トップスターという、今までの宝塚界の常識は終わりを迎えようとしています。
私たちはこれまで無意識のうちに「2番手羽背負ったということは次期トップ」と思い込んできましたし、その常識に当て嵌めようとしていました。
しかし、ココ最近の宝塚人事を見ているとこの“常識”が破綻してきましたよね。
これって「もう“2番手=次期トップスター“という意味ではないよ」という劇団からのメッセージなのではないでしょうか??
このメッセージは美弥るりかの退団→瀬戸かずやの退団で、より明確でより強いメッセージになってきたように感じています。
劇団はこの2人で段階を踏みながら2番手=次期トップスターという常識を壊しに行っているのかもしれません。
あとは私たちがこの新常識に対応できるかどうかでしょう。
ファンが2番手→トップスターの流れを望むワケ
この新常識に対応できなければいつまでも「2番手切り」という残念な言葉は残るでしょうし、ファンのモヤモヤは消えずに宝塚から多くのファンが去ります。実際問題、どんな事情があれトップにせずに2番手で退団という形をよく思わない方も沢山いるでしょうし。
宝塚卒業時にトップスターであれば、箔がつくのでその後のキャリアも順調にいくことが多いです。
対して2番手ポジで卒業だとトップさんほど華やかなキャリアを築けないのも事実。
退団後のことを考えれば、「できるだけ多くの方をトップに就任させてあげる(=1人でも多くの生徒に箔をつけてあげる)」ことが卒業生にとって最高の餞ではあるのです。
でもそれができないからこそ、「できるだけ多くの人を2番手に就任させてあげる(=トップには出来ないけど少しでも箔をつけてあげる)」という方法に切り替えることにしたのかもしれません。
できるだけ多くの人を、功労者を2番手に
「2番手切り」という観点から考えると、今日私がここに書いた考えは出てこないかもしれません。
でも視点を変えて、「何故こんなに嫌がられる人事を進めるのか?」考えてみた時に、劇団の愛を少しだけ感じることが出来たのです。
次期トップスターだけが2番手ポジションに就くのは勿体ない。
せっかくならトップにしてあげることは出来ないけれど、ここまで頑張ってきた生徒も2番手にしてあげたい。
卒業時に少しでも箔をつけて送り出してあげたい。
もしかしたらこんな想いがあるのかもしれません。
というか仲間想いで有名な小川理事長(以前インタビューを読んで非常に仲間思いな体育会系なお人柄だと思いました)ならこういう人事やりそうだなと思いました。
これから2番手退団は普通にあるでしょうし、それが当たり前になっていくと思います。
あとは私たちの受け止め方次第ではないでしょうか??
すっかり長くなってしまいました・・すいません!
明日は「宝塚歌劇団・男役2番手の新常識」を書いていきたいと思います。
お時間ある時に読んで頂ければ嬉しいです^^
さて、今日は金曜日!
1日頑張って良い週末を迎えましょう。
ではでは。
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