おはようございます。
む〜です。
この記事を書くまでに、6個も記事を書いては消しました。
語りたいこと、文章として記録しておきたい感情が多すぎて、言葉はどんどん出てくるのだけど文章としてはあまりにも支離滅裂だったので今日はとりあえず、雪組「fff」のまとめを書こうと思います。
このまとめを書きながら少しでも自分の頭の中を整理できたらいいな。
とりあえずお付き合いくださいませ!
「fff」脚本・演出で気になったポイントと感想
この作品は上田久美子先生(以下、ウエクミ)が脚本、演出担当されている作品なのですが、ウエクミにしては捻りが少くわかりやすい物語だったなぁと思います。
ただわかりやすい反面、伏線回収や物語終盤の構成が雑なように感じました笑
特に真彩ちゃんの正体が分かってからの物語はもっと他にいい終わり方があったように思いましたけど、皆さんはどう感じたのでしょう??
先に気になったポイントを書きましたけど、全体的にはトップ二人の関係性をうまく反映した作品だったので大満足です。
Twitterでも書いたけど、ヴェートーヴェンと謎の女の関係性とだいきほ関係性はとても似ていますよね。
だいきほの最後のハグが溶け合うような優しさに満ちていて美しかった。
お互いを認め合い、お互いがいるからここまで来れた。
だいきほの関係性とベートーヴェンと謎の女の関係性にリンクして良き話だった!!— む〜 (@zucca_zucca_mu_) February 8, 2021
「運命(真彩)がいたから、立ち向かうことができた。新しいものを作ることができた」
「ベートーヴェン(望海)が運命(真彩)の存在を否定することをやめたから、運命(真彩)は残酷な面だけでなく、新たな一面(支え合い、新しい価値を作り上げる)をベートーヴェン(望海)に見せた」
お互いの存在を認め、奪い合わずに抱きしめあえて初めて生まれた「第九」は、今までだいきほという奇跡のコンビが成し遂げてきた数々の公演と重なりました。
観劇中、何度も「だいきほだからこの役を演じられたよね」と思ったけれど、
おそらくウエクミもだいきほだからこの作品を委ねたのではないでしょうか??
一歩間違えればベートーヴェンはただの孤独な奇人で終わり、真彩ちゃん演じる「謎の女」はエリザベートのトート化してしまうこの作品。
だいきほの関係性、お二人の役への深い理解力があったからこそ成り立った作品だったと思います。
それにしてもウエクミの生徒さんを見る目にはいつも驚かされますね。
- 宝塚屈指の歌うまである望海風斗にあのベートヴェンを演じさせる。
- 真彩希帆の演技力と歌を買って「謎の女」にチャレンジさせる。
- 凪様に彼女の当たり役だったゲーテをもう一度演じさせる。
- 朝美絢に美しく優しい友人役を演じさせる
- 彩みちるにコミカルで愛らしいモーツァルトを演じさせる。
- これから雪組を率いていく咲ちゃんに指導者ナポレオンを演じさせる。
- 夢白あやに美しき貴族を演じさせる
- 瞳が印象的な野々花ひまりに少年時代のベートーヴェンを演じさせる。
どの生徒にもその人の特徴を生かせる役を与えることのできるように配役するそのセンスが素晴らしいなと毎回驚かされます。
同時に怖くもあるんだけどね。。笑
今回の配役も納得の人選でした。
【シルクロード】だいきほへの愛が重すぎたショー
生田先生。。。やってくれましたね!笑
いや〜最初から最後までだいきほへの愛が重すぎるショーでした(褒めてる)
だいきほだけじゃなく、退団者への愛もしっかり感じられるショーでこれ以上素敵な退団公演ショーはないんじゃないかってくらい良かった!!
私、生田先生が脚本作品は基本苦手なのですが←
生田先生のショーはめちゃ好きだと今回わかりました。
とにかく構成がいい!
これはさよならショーでも言えることなんだけど、私たちが見たかっただいきほの全てがちゃんとショーに詰まっているのがありがたかった!!
- だいきほの「こんなだいきほ見たかった!」欲を満たしてくれる場面の数々。
- 彩凪翔様×大きな宝石×盗賊という罪深いビジュアルの爆誕(かっこよぎてお茶こぼした人🙋♀️)
- さききわコンビの安定感・コンビ像を魅せることで雪組の未来をしっかり提示する有能さ。
- そして、生田先生が好きそうな(笑)朝美絢のオラオラシーンももちろんある。
- だいもんファン懐かしの「BOUND NEON上海(BY生田先生)」っぽいシーンもちゃんとある。
- 歌姫・有栖妃華をちゃんと抜擢
ここには書ききれないくらい沢山の生徒への愛と信頼に詰まった場面が沢山あって。。
生田先生の生徒さんたちへの愛と信頼を感じるショーになっていました。
それと!!私が楽しみにしていた菅野よう子提供の「盗賊と宝石」。
うん。やっぱり菅野よう子の曲はいいですね〜。
そしてどんなに宝塚っぽくアレンジしてても、音の魅せ方(聴かせ方?)が完全に菅野よう子の曲の作り方で好みにドストライクでした。
何層にも重なり合った音が、一つの音になるのではなく、一つ一つ独立した音にちゃんと聞こえる魔法の曲作り。
歌い手の声を神秘的に、より美しく聴かせる「盗賊と宝石」はさすが菅野先生!!!となりました。
さらにいうなら、「盗賊と宝石」の歌詞がまたよかったよね〜涙
「君の最後を俺が奪おう 誰にも渡さない」
「君が見たいと望んだ未来を僕に見せてくれないか」
「光に向かって進もう 僕らの歩みが続く誰かの道になろう 光の道になろう」
作詞は生田先生が担当されているんだけど、だいきほ(主にだいもん)のイメージにぴったりな歌詞でここでもまた生田先生の愛が感じられる・・・重い(n回目)
ちなみに、生田先生はさききわコンビ場面の歌詞も担当されていて
「遥か花咲く園で生まれた君に伝えたい」
「僕の元に来てほしい 共に生きよう」
というなんともロマンティックな歌詞を書いてくださっていて・・。
私はこの場面のこの歌を聴いて尊すぎて死にそうになりました。
何これ。
プロポーズじゃぁぁぁん!!!(尊)
と一人で爆発していました。
咲ちゃんがきわちゃんを花組から呼び戻したのかな〜なんて想像をしてしまい、一人で幸せを噛み締めておりました。
末長く!!!お幸せに!!!!涙
まだ①だよ笑
これだけ書きまくってきたけど、まだ感想①ですからね。
自分でも恐ろしいくらい書きたいことが沢山あるのでちょいちょい書けたらいいなと思っています。
各キャストについて語れる記事をどこかで書きたいなぁ。
今後もfff、ナイワ感想にお付き合いただければ嬉しいです!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
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