おはようございます。
む〜です。
今日はアランを演じてくださった千葉雄大くんに関する感想です!
お時間ある時に読んでいただければと思います。
ビジュアル
まず書きたいのは顔の小ささ!!
タカラジェンヌは頭身バランスがおかしい方ばかりで、特にねねちゃん、みりおくん、あーちゃんなんて超顔小さいのに、そんな方々と並んでも全く引けを取らない顔の小ささよ!!
素直に「すげー!!」と言ってしまいました。家で笑
(家だから言えたんですよ!!家だから!!)
ビジュアルで惜しかったのは、お化粧のみ!
漫画原作だし、もう少しメイクで作り込んじゃってもよかったかなぁと思いました。
あまりにもビジュアルが「千葉雄大!!!!」すぎて(わかる人いる??)
ビジュアル面でアランを感じられないのが残念でした。
せっかくの美少年ぶりをもっと生かしてほしかった。
演技/役作り
「ミュージカル初めて」ということで、右も左もわからない状態なんだな〜というのが見ていても伝わってきました。
ドラマなどの千葉くんの演技が下手だと感じたことはないけど、今回に関して言えば、眼光ばかり強く、とにかく演技が小さい。
よく見れば細やかな演技をしているのだけど、それは千葉くんをクローズアップしてみている人にしかわからないと思う。
だから前半はアランの人となりがよくわからず、「品が良くいいけど幼稚で皮肉なアラン」といった印象を受けました。
宝塚版よりも、かなり原作に近い役作りだったとは思いますが、もっとわかりやすい演技欲しかった。
個人的には後半の演技の方が好きでした。
前半は「これ大丈夫かな・・?」と心配でしたが、エドガーに噛まれてから狂気を孕んでいく千葉アランの様子は見応えがありました。
精神的に追い詰められて、ずたぼろになっていくアランですが、千葉くん自身の演技も後半にかけてどんどん良くなっていくのが目に見えてわかりました。
特に最後のギムナジウムの場面は最高でしたね。
千葉くんが現れた瞬間、「あ。アランだ」となんの違和感もなく受け入れられちゃいました。
ビジュアル。表情。全てがアラン。
同時に「この表現力が最初から欲しかった〜!」とも思ってしまったんですけどね笑
舞台慣れさえすれば何色にも輝ける俳優さんになれるのではないかなと思いました。
ドラマなどのTV撮影だと小さな表情の変化もアップにしてもらえるかもしれないけど、舞台はそうはいかない。
細やかな表情も自分でお客さんの目に留まるようにしないといけないので、この「ポーの一族」で千葉くんにとって今後舞台で活躍するための課題が見つかったかもしれませんね。
小池修一郎の狙い
正直にいうと、千葉くんは雰囲気のある俳優さんだけどアランが適役だとは思わなかったです。
前半の演技を見ていると「なんで千葉くんをアランに選んだのだろう」と思ってしまう瞬間もありました。
でも、千葉くんの演技全体を見ていると「これが小池修一郎の狙い」だったのかなぁと。
ミュージカルに関してはほぼ素人である千葉雄大くんと、ヴァンパネラの魅力に惹かれつつも彼らに関しては何も知らない少年・アラン。
この部分を小池先生は「ポーの一族」で融合させたかったのかもしれません。
実際に何も知らないからこそのイノセント(舞台に対する純真さ)が千葉アランの最大の魅力だったと思います。
何もわからない、頼る人がエドガー(明日みりお)しかないという状況はアランと重なる部分が多かったのではないでしょうか?
それゆえにエドガーに心を許した後の場面では、明日海りおさんに演技をリードされている雰囲気(千葉アランがみりおエドガーを信頼してついていく雰囲気)がうまく伝わってきました。
歌唱パート
アランの歌唱パートは少ないようで意外に多い。
だからこそ千葉くんにはきつかったのではないでしょうか。
ここで書くほどのことでもないので控えますが、次にミュージカルに出演される時にはもっと歌頑張ったほうがいい!!
今回が初ミュージカルということを考えれば、まだまだこれからが楽しみです。
がんばれ!
次回は誰について書こうかな?
とりあえず千葉くんまで書いたけど、ねねちゃん、あーちゃん、小西さん、中村さん、涼風さんについて書きたいのだけど、ブログで書くかnoteで書くか迷ってます。
明日は宝塚版と梅芸版の根本的な違いについて書こうかな?
何かリクエストあったらくださーい!
それではまた明日!
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