むーです。
昨日は「ポーの一族」ライブ配信でした!
涼風真世さんの老ハンナポーの存在感すごい。外見は老ではなく、めっちゃ美しい女性なのに、オーラ、や声の凄みから100年も1000年も生きてきたかのような厚みを感じる。
— む〜 (@zucca_zucca_mu_) January 16, 2021
気持ちが昂りすぎて大量にツイートしてしまってごめんなさい。
今日は
エドガー役の明日海りおさん
についての感想を書きます。
ビジュアル
お化粧は宝塚版よりも薄め。
特にアイシャドウで大きな変化が見られました。
宝塚版→青コンタクト+上瞼と下瞼に鮮やかなブルーのアイシャドウ
梅芸版→青コンタクト(宝塚版よりも色濃いめ、、?)+上瞼はほぼグレー
ということで、宝塚版よりも妖精感の薄れたビジュアルにはなっていました。
より現実的なビジュアルで舞台に降臨されいましたね。
だからといって、みりおエドガーのビジュアルが破綻したというわけではなく、宝塚版よりも大人っぽいビジュアルになったのです。
これは役作りでも少し触れますが、以前よりも少年っぽさが薄れ、艶やかさが増したエドガーとなっていました。
お衣装
エドガーのお衣装に関しては目立った変更はありませんでした。
少し装飾が豪華になったかな?というレベルで宝塚版との大きな違いはわかりませんでした。
退団してもベルベット生地のお洋服や着こなす明日海りお、やっぱり強かったです。
役作り
以前もエドガーを演じているみりおくん。
観劇前までは今回も同じアプローチをしてくるのかなと思っていました。
しかし、梅芸版では宝塚版とは全く異なるアプローチをされていて、見ているこちらが勉強になりました。
梅芸版と宝塚版で感じた役作りの違いをまとめてみました。
【宝塚版】
少年のまま時間だけがすぎていってしまったイメージ。
時折大人びるものの、全体的に少年特有の儚さ、鋭さ、脆さを感じた。
【梅芸版】
悠久の時を生きてきたが故の艶やかさ、落ち着きを感じることができた。
見た目は少年なのに、中身がスレている。
どこか諦めがある。
梅芸版では宝塚の時には辿り着けなかった『艶やかさ、大人っぽさ』が加わって、さらに成熟したエドガーに感じました。
宝塚版の頃は終盤にかけて『人生に対する諦め』が濃くなっていくのを感じましたが、梅芸版ではメリーベルを仲間に加え、ブラックプールに着いたあたりからすでに人生を達観している印象を受けました。
そのせいか、宝塚版よりもエドガーに対して『可哀想』という感情を抱きませんでした。
おそらく観劇中に『これも終わりなき人生の中の通過点にすぎない』という感覚が明日海りおエドガーによって育まれたのだと思います。
これってすごいですよね。。
宝塚版と梅芸版のエドガー。
どちらがいいとかはありません。
あえて言うなら、『宝塚版、梅芸版2つ合わせて明日海りおのエドガー•ポーツネル』である。
といえるでしょう。
退団後もなお、エドガーの心を追い求めた明日海りおが、ようやくエドガーの背中に寄り添えた瞬間を目にできたような気がします。
注目ポイント
退団されてから、演技に柔らかさが見えるみりおくん。
今回のエドガーも宝塚在団中だったら絶対見れないエドガーを見せてくれたと思います。
以前と全く同じみりおエドガーを期待したら期待外れになってしまうけれど、今回のみりおくんの演技もただただ新しいエドガーの一面を追ったのではなく、みりおくんなりに役を掘り下げていった結果なのだと納得できる役作りでした。
個人的な注目ポイントは女優•明日海りおに感じる男役の名残。
唇の左端で台詞を話す感じ。
睨みを効かせた瞳の演技。
独特の歌い方。
今回だけ!と思って懐かしませてもらいました。
フィナーレが欲しくなるぜ!
明日は千葉雄大くんについて書こうと思いますが、何はともあれフィナーレが欲しくなりますねー笑
せいこちゃんの丁寧なお辞儀を見てるとなおさら宝塚の華やかなフィナーレが懐かしくなる。
やっぱり宝塚の舞台が好きだなぁー。。
では!
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