おはようございます。
む〜です。
昨日は花組全ツの先行画像が出たので早速見てきました!
れい華コンビからガラリと変わったイメージが変わった花組。
星風まどかちゃんが今まで背負ってきたもの、そしてこれからの花組で求められていくものについて書きます。
星風まどかが背負ってきたもの
思えばまどかちゃんはいつも周りの期待を背負って宝塚人生を歩んできているように思います。
最初は阪急阪神の初詣ポスター。
ここ数年は首席入団の方が初詣ポスターのモデルを務めていらっしゃいますが、まどかちゃんは入団成績3番目(首席は蘭尚樹ちゃん)で務めています。
こちらの記事↓でも紹介した通り、阪急阪神の初詣ポスターはスターの登竜門であり、ポスターモデルを務めた多くのかたがトップになっていらっしゃいます。
阪急阪神 初詣ポスターを飾る歴代タカラジェンヌと傾向【2024年更新】
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このことからも、まどかちゃんが入団間もない頃からかなり期待されていたことがよくわかるかと思います。
その後、組回り中に出演した宙組公演「白夜の誓い」で、この公演が退団公演だったトップスター・凰稀かなめさん演じる“グスタフIII世の少年時代役“に抜擢を受けていましたね。
今思えば組回り中に抜擢を受けるってすごい・・。
そして宙組に配属後、わずか三ヶ月でまぁみりお披露目公演「王家に捧ぐ歌」で新人公演初ヒロインを演じています。
このあたりの抜擢具合をみていると、星風まどかちゃんがいかに劇団一推し娘役であったかよくわかると思います。
【星風まどかの華々しい経歴】一覧表
とにかく経歴が豪華すぎるので今までダラダラ語って来た部分も含めて一度表にまとめてみました。
年 | 当時の学年 | 経歴 |
2014年 | 研1 | 100期生として入団(入団成績3番) |
2014年 | 研1 | 組回り先の宙組で、この公演が退団公演となるトップスター・凰稀かなめさん演じる“グスタフIII世の少年時代役“に抜擢 |
2015年 | 研1 | 初詣ポスターモデルに起用 |
2015年 | 研2 | 「王家に捧ぐ歌」新人公演初ヒロイン |
2015年 | 研2 | 「相続人の肖像」バウ初ヒロイン |
2016年 | 研3 | 「ヴァンパイア・サクセション」東上初ヒロイン |
2016年 | 研3 | 「エリザベート」新人公演ヒロイン(2回目) |
2017年 | 研4 | 「パーシャルタイムトラベル」バウヒロイン(2回目) |
2017年 | 研4 | 宙組トップ娘役就任発表 |
2021年 | 研8 | 『アナスタシア』でタイトルロールであるアナスタシアを演じる |
2021年 | 研8 | 専科へ組替え |
2021年 | 研8 | 初のMS |
研2から新公ヒロイン→そのまま一気にトップ娘役街道を爆走してるのが、この表でもわかっていただけると思います。
で。
こんな表まで作って「まどかちゃんは劇団一押しの娘役でした〜」ってことを言いたいわけではないんですよ。
入団して間もない頃から、スピード出世コース一択だった彼女は、ずーっと周囲の期待に応えることに力を尽くしてきた。
そして想像を絶するプレッシャーと闘ってきた。
これを言いたいのです。
まどかちゃんは経歴だけを見ると華々しすぎて「さすが劇団期待の娘役!」とつい言いたくなってしまうけれど、
その影ではきっと身の丈に合わない抜擢に悩み苦しんできたのだと思う。
晴れてトップ娘役になり、今ようやく宙組トップ娘役として遺憾なく力を発揮できている彼女は、専科への組替えでまた新たな期待とプレッシャーに応えなければいけなくなってしまった。
れいまどコンビに期待されているもの
昨日公開された『哀しみのコルドバ』の先行画像、もうご覧になられましたか?
れいはな時代の少女漫画ちっくな夢夢しいコンビ像から、新たに危険な色が漂う大人な新生花組トップコンビ像を打ち出してきました。
なによりも感動したのは、まどかちゃんの色香!!
彼女がトップ娘役になったばかりの頃、前面に押し出されていた初々しさと若々しさはその身を隠し、今は真風涼帆さんと一緒にこれまで作り上げてきた星風まどかのゆるぎない自信と経験を経て得てきた娘役としての色香がここぞとばかりに発揮されています。
このまどかちゃんの様子をみると今後、れいまどコンビがどんな路線で行くのかは明白でしょう。
まどかちゃんは今まで以上に大人っぽい役を求められていく。
光くんも今まで以上に大人っぽい男性役を演じられていく。
そんな劇団の期待と観客にみせたいコンビ像が今回の先行画像からは読み取れました。
星風まどかはこれからも期待に応えて行く
彼女はいつまで期待に応え続けなければいけないのかな。。と時々気の毒になってしまう。
星風まどかだから耐え抜ける重圧なのかもしれないけれど、彼女だって一人の若い女性だ。
時々心配になる。
まどかちゃんは今までも、そしてこれからも、みんなの重すぎる“期待“を一心に背負って生きていく。
その道を彼女が自ら選び取ったのか、それとも誰かにお願いされたのかはわからないけれど、
どうか彼女が頑張った先に“星風まどかが幸せだと心から思えるタカラジェンヌ人生”があって欲しいと心から願っています。
ではでは〜。
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