おはようございます。
む~です。
宝塚の人事でゴタゴタして二日間くらい放置ししまっていた『エル・アルコン』の感想。
とりあえずブログに書くのは今日の舞空瞳ちゃんの感想までにしておこうと思います。
これ以降の感想はnoteに書いていきますね^^
早速ひっとんファンの私から見たら「ギルダ・ラヴァンヌ」について書きます。
独特の癖を役に生かして
ずっとひっとんを見てきて思うのですが、彼女のお芝居って独特の癖がありますよね。
どう言葉に表すべきなのか今までわからなかったのですが、「エルアルコン」で近い言葉を見つけたような気がします。
彼女のお芝居って「背伸びしすぎた」ような独特の癖がありませんか??
役によってはそれが時々気になっていたけれど、今回演じた女海賊・ギルダ・ラヴァンヌという役ではその癖さえも役を演じるうえで生きていたように感じました。
ギルダの「強がりな部分」とひっとんの「等身大の自分よりも大人っぽくみせたい気持ち」と重なったのかもしれませんね。
大きな瞳で語るギルダの女心
名の通り、空を舞うように踊り、大きな瞳で見る者の心を突き動かすひっとん。
今回もその大きな瞳を生かした役作りが印象的だった。
ひっとんギルダを振り返って、まず一番最初に思い出すのが彼女の強すぎる眼光。
それはつまり、彼女の瞳による演技を意味するのだと思う。
舞空瞳というタカラジェンヌは主席であり、「舞空プロ」とファンに呼ばれるほどの実力の持ち主である。
しかし、彼女にもやはり苦手なことがあって。
それが芝居と歌だと思う。
先ほども書いた通り、お芝居に関してはまだ独特の癖が抜けていないように感じる。
これは予測でしかないけれど、彼女は体を使って役を表現するということをまだ十分取得しきれていないのかもしれない。
それゆえに彼女の演技の多くは”瞳”で表現されているように感じる。
演じる役の意志の強さ、移ろう心の動き。
すべては彼女の瞳に真実がある。
なので彼女のお芝居を見るときは基本的に「瞳」を見てあげると彼女の表現したいことが伝わることが多い。
だいぶ話が脱線してしまったけど、そんな感じで彼女の演技をみていて私が感じたのはギルダの女心だ。
ギルダ・ラヴァンヌとして女海賊を引き連れて戦いへの高揚感で嬉々としている瞳。
ティリアンと駆け引きする時の相手を値踏みし、品定めするような瞳。
ティリアンに自分の傷を見せるときは自虐的ではあるものの堂々としていたのに、いざティリアンに迫られると傷を隠し戸惑う瞳。
自分の命を投げうってまでもティリアンを助けようとした時の、愛情と誇りに満ちた覚悟の瞳。
ギルダの女心をの移り変わりを”瞳”という大きな武器で表現してくれたひっとん。
この先どんなふうに演技力を磨いていくのか、楽しみです。
ギルダ・ラヴァンヌから受け継いだ艶やかさ
ショー「Ray」でのひっとんは初演時よりも大幅にバージョンアップ。
高い声にまだ不安定さはあるものの、以前よりも音程も安定していた。
何よりも、艶やかさがアップしたように感じました。
この辺は今回演じたギルダから引き継いだのかもしれませんね。
小悪魔的な可愛さをプロローグでは見せてくれますが、そのあとのチャイナ服で踊る場面は初演時よりも大人っぽい艶やかさを意識されているように思いました。
今までの舞空瞳ちゃんって、どんな表現をしていても「可愛い」という土台の上に作られた何かのように感じていたのですが(伝われ~)、ギルダを演じたことによって「可愛いから抜け出した”大人っぽい”舞空瞳」もう少しづつみせてくれるようになったなと感じました。
ひっとんは可愛いだけでなく、大人っぽい役も意外に似合うということを「エル・アルコン」で示してくれたと思うので、また何かの機会に大人っぽい女性役を演じてみてほしいです。
ちょっと辛口だった?
いままではひっとんに対して絶賛しかしてこなかった私ですが、好きだからこそ「あともうちょっと!」と思ってしまう部分もあって今回は若干辛口?な感想になってしまったかもしれません。
あの学年でこのクオリティということを考えればこれ以上何を望むんだ!という気もしますが、彼女ならきっと私なんかの予想をはるかに上回るビックな娘役になってくれると思うんですよね。。
だから期待しちゃうのかも。
「タカラジェンヌに期待するな」といわれることも多いけど、無限大の可能性を秘めた(しかも毎公演成長している)タカラジェンヌを前にして期待しないなんてこと、出来ないです笑
これからもひっトンの成長を目撃できることが楽しみだし、彼女ならきっと進化する舞空瞳を見せてくれると信じています。
ひっとんジュリエット、今から楽しみで仕方ないですね!!
ということで次回のnoteでは愛月ひかるさんについて書きます~^^
お楽しみに!
本日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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