おはようございます。
むーです。
昨日は『ひかりふる路/SUPER1 VOYAGER』を観劇しました。
私にとって2回目の今作品、1月初旬に初観劇を果たしましたが
その時よりもかなり、、かなりパワーアップした作品に仕上がっていて
圧巻の一言でした。
今日は2回目観劇で率直に感じたことを綴りたいと思います。
*今回は二階席A席での観劇でした。
出典:宝塚歌劇団公式HP
だいもんの歌声を聞いただけで何故か号泣してしまった
出典:宝塚歌劇団公式HP
だいもんの第一声、
というかだいもんが初めに歌う主題歌『ひかりふる路』
この曲を聞いた時に心臓がだいもんの歌声に掴まれて揺さぶられるのを感じました。
歌声だけで心が揺さぶられている。
その結果知らず知らずのうちに涙が出てきてしまったのですが。。
まだ物語の序盤だし、特に物語に感動したわけでも歌詞に共感して感動したわけでもない。
単純にだいもんの歌声が嵐のよう降り注ぎ、私の心を掴み、揺さぶった。
この単純明快な事実が一晩経った今でも忘れられない。
あんな体験をしたのは本当に久しぶりだった。
だいきほの織りなす『今』と『葛藤と焦燥』
私が1月初旬に迎えたMY初日の時はS席一階4列目上手で観劇したのですが
その時はこんな感想を抱きました↓
この時は正直、『だいきほの声の相性って微妙なんじゃないかな』
とかなり疑問を抱きました。
今回、皆様から頂いた沢山のご意見を元にA席真ん中よりで観劇したのですが
結果、『声の相性』云々よりも『この楽曲自体が”調和”を目的としていない』という印象を受けました。
『今』は宝塚で言えば本来美しいデュエットであるべきなのかもしれない。
これから2人で同じ明るい未来を夢見て一緒に進んでいこう、そんな曲になった方が宝塚らしいのかもしれない。
でもここで感じた『2人の歌声のアンマッチ感』は
マリー=アンヌとマクシミリアン=ロベスピエールとしての別々の生き方が露われていて、何よりもそれが重要なこと(一番この歌だ伝えるべきこと)のように感じました。
同じ未来を一瞬でも共有できた2人(歌い終わりの綺麗なハモり)かもしれないけど、この声のアンマッチ感はおそらくマリーアンヌとマクシミリアンの人生が本来は交わることがなかったことを表してるんじゃないかと。
そう考えると『葛藤と焦燥』では益々2人の『すれ違い(軋み)』が大きくなり
もう後戻りできない、、交わることはない2人の未来が最大限に表現されていたと思います。昨日の観劇中これに気づいた(というかこの考えがパッと雷光のように降りてきて)ラストの場面でまたひとしきり泣きました←
これって深く考えすぎなのでしょうか?
私はこう考えると今回の舞台にかなり納得することができましたし、
『なんか気持ち悪いな』と思っていた2人のデュエットの原因が『(役から生まれる)軋み』であったのかとスッキリしました。
だいきほコンビの尊さに拍手
出典:デイリー
雪組「ひかりふる路/SUPER VOYAGER!」(2017年11月10日)/宝塚フォト/芸能/デイリースポーツ online
もしかしたら私は知らず知らずのうちに
大劇場お披露目公演としてこの2人の”調和したデュエット”を期待していたのかもしれない。
でも、もうそんなことはもう2人にとっては当たり前で
生田先生、FW先生はこの2人の”表現者”として一面を観客に見せたかったのだろう。
そう2回目の観劇で気づいた。
このブログを読んでくださった方はもしかしたら
『気づくの遅すぎだろ!何年ヅカヲタやってんだむーさんは!』
と叱咤されるかもしれない。
でもね、単純に1回目の観劇では2人の各々の歌声が素晴らしすぎて
そこまで頭が回らなかったんです。
『素晴らしい!素晴らしいよだいきほ(感激)!』と賞賛ばかりが頭の中を駆け巡って
内容が殆ど頭の中に入っていなかったんです。
まだまだですね私。
ということで最後に一言、言わせてください。
『これからもだいきほ大好きだぁぁぁぁぁ!!!!』
以上!解散!←
追伸
昨日、初観劇を果たした夫。かなり楽しんでくれたみたいです!(喜)
日常的に楽器を嗜む夫なので今回の楽曲の素晴らしさには甚く感激しておりました。
私と同じくだいもんの歌う『ひかりふる路』で歌声の素晴らしさに涙していました笑
そのあとのお芝居ではフランス革命の歴史が全くわからない&誰が誰だが分からない笑 ため、話についていけなかったみたいなのですが、何度か泣けるシーンがあったようです。最終的な感想は『男役さんが男にしか見えない』と話していました。
そしてカンカンの衣装がきわどすぎて恥ずかしかったそうです笑
普段あまり具体的に『何に感動した』とか話してくれない人ですが今回の舞台を見終わった後、「また行きたい」と口にしてくれてなんだか、、一ヅカヲタとして嬉しかったです。昨日は客席も暖かかったですし、最高の観劇になりました。
この場を借りて夫の初観劇レポ皆様に御報告致しました!
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