日々の戯言

小川理事長の目指す「宝塚歌劇団」〜色々ついてけないかもしれない〜



おはようございます。

むーです。

 

昨日、出先で小川理事長の念頭会見の記事を読みました。

出先で読むには興味深すぎる記事だったので昨日はひとまずブログにURLだけはっつけちゃいましたが、まぁ内容が濃い!

 

今日は小川理事長の年頭会見に対するわたしの感想をまとめておきます。

 

2020年,小川理事長の年頭会見まとめ

まずは年頭会見の内容を要点を絞ってまとめました。

 

『年頭会見の内容を全部読むのは億劫だよ〜』という方はこちらのまとめで要点だけ掴んで読み進めてください!

 

2020年念頭会見(まとめ)

  • 観客動員数は宝塚大劇場も東京劇場も100%越え

  • 2025年大阪関西万博ではOGを集めて’夢組’を作る夢を持っている

  • ”夢組”構想については元・花組トップスターの明日海りおさんも賛同
  • 梅田芸術劇場でOG公演のチャンスを増やしたい

  • 星蘭ひとみの映像専科としてスカステで修行を積む

  • 新作ばかりではなく、過去の作品の掘り起こし=リボーン(現代風アレンジ)に積極的に挑戦していきたい

  • 製作陣には「量を追うな。質を追え。駄作を出すと一瞬でよくなくなる。」と強く言い聞かせている。

結構衝撃的なことが色々書いてありますが、今日の記事ではビッグワードである

 

  • 夢組
  • 梅芸のOG公演
  • 星蘭ひとみの映像専科入り
  • 「量を追うな。質を追え。駄作を出すと一瞬でよくなくなる。」

 

について書きます。

 

2025年に夢組結成!?

2025年の大阪関西万博に以前から構想していたというOGたちと現役生たちによる夢の共演”夢組”

すでに卒業した生徒さんたちと現役のタカラジェンヌで世界に宝塚歌劇団の名前を知らしめようという夢のような話ですが、これって一時的なものなんですよね?!

 

2025年の大阪関西万博限定の夢の共演なら特別感もあるしいいと思うのですが、この”夢組”をデフォルトにはしないでほしいと切に思います。

FNSのように「一夜限り」のような限定共演じゃないと、宝塚を卒業した後も宝塚との縁が続きすぎてなぁなぁになってしまいそうだし、それによってタカラジェンヌ特有の「終わりのある美しさ」が失われてしまうのが怖いです。

 

OGと現役生の夢の共演は楽しみではありますが、どんなに大成功したとしてもOGと公演する夢組の結成は個人的には反対かな・・。

 

梅芸でOG公演のチャンスを増やしたい

これはこれから卒業していく生徒さんにとっては朗報なのかもしれませんね。

 

OGさんの中には実力があるのに、宝塚歌劇団という特殊な出自のせいもあってかなかなか宝塚以外の舞台に立てない生徒さんもたくさんいらっしゃいます。

特にトップ・2〜3番手以外だと卒業後、舞台に立つためにご苦労されている印象があります。

 

OGになっても宝塚歌劇団からのサポートを受けられる可能性があるというのは、宝塚音楽学校への入学を検討している親御さんにとっては安心材料になるかもしれませんね。

 

でもそうなると「宝塚歌劇団を卒業する意味」がだんだん分からなくなってしまうような気がするのですが気のせいでしょうか?

 

星蘭ひとみの専科入りについて

昨年末話題になっていた星蘭ひとみちゃんの専科入りですが、劇団側は彼女を「映像専科の被検体 第一号」として捉えているようです。

小川理事長曰く、「スカイステージ などで発声などの経験を積ませていきたい」と・・。

 

え・・?( ̄▽ ̄)

 

スカステってさ、タカラジェンヌを育てる場所じゃないと思うんだが。

スカステやめた私が口挟むのはアレかもだけどさ。

 

仮にも視聴者がお金を払っている場所で修行を積ませるって・・笑

それ完全に内輪の話ですよね。

 

映像専科って宝塚歌劇団に属する意味あるんですかね?

ちょっと私にはよく分からない。ごめんな。

 

「量を追うな。質を追え。駄作を出すと一瞬でよくなくなる。」

この姿勢にはちょっと違和感

 

宝塚って今まで何度も駄作(邪馬台国とか邪馬台国とか邪馬台国とか・・)を出してきるし、駄作になるかもしれないけど思い切っていろんなテーマに挑戦をしてきたからこそここまで長続きしてきたんではないですかね?

 

旧作のリボーンや駄作を作らないように努力することは舞台を制作する上で大切な要素だとは思いますが、ここ最近の作品はそこに拘りすぎて前に進めていないような気がするんですよね。。

 

「話題にならないといけない!」

「舞台の内容をわかりやすくしないといけない!」

「失敗は許されない」

 

小川理事長のこの指令は製作陣の隅から隅まできちんと伝わっていると思います。

だって舞台を見ているとヒシヒシ緊迫感を感じるもの。

 

小川理事長にどうか忘れないでほしいのは「宝塚歌劇団が駄作を出しても100年続いてきたその理由」ですね。

*これについては明日詳しく私の考えを書こうと思います。

 

 

思うことが色々あるので明日も続きを書きます

明日も小川理事長の新年のあいさつに対する意見を引き続き書きます。

それでは!

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