おはようございます。
むーです。
先日、とあるOGさんのコンサートにおける共演者の方の発言が話題となっていました。
私はそのコンサートを見に行ったわけじゃないし、発言を直接聞いたわけじゃないのでこの件については何も言えないのですが、とりあえずファンやコンサートを観たわけでもない人が騒ぎすぎてそのOGさんの今後のお仕事に支障が出ないように祈っています。
今日はこの件を通して宝塚について感じたことをまとめておきます。
宝塚がいかに守られた世界か知る
宝塚の舞台ばかり見ていると、観劇中やトークセッションなどでセクシャルハラスメントに出会う機会はほとんどありません。
それもそのはず。
宝塚歌劇団の団員は全員『未婚の女性』であると定義されているから。
団員が男女で構成されていたら、もしかしたら数回はセクハラととられるような発言もあったかもしれません。
でも宝塚は団員の性別を女性と限定しているからこうゆうことが一切起きないのだと私は思います。
経営陣もそれを誰よりも熟知しているため、製作発表でも、どんな場面でも間違ってもセクハラととられるような発言はしないですよね。
セクシャルハラスメントという切り口から見ると、宝塚はセクハラが一切ない世界。
ある意味、世間が男女差別!と声を上げている中ではその辺とは無縁の世界ですし、非常に平和な世界だと思うんですよね。
現実問題にぶち当たる衝撃
昔に比べたらセクハラはだいぶ減ってきたと感じていますが未だにあるのがこのセクハラ問題。
セクハラ問題については国を挙げて取り組んでいる問題ではあるけれど、なかなかなくならないですよね。
今回のOGさんの件も世間で度々起きているセクハラ問題の一つだと私は思っていて。
それが超人気の元タカラジェンヌで、しかも今まではセクハラとは無縁の場所(宝塚)で活躍してきた人だからファンにとってもショッキングな出来事だったし、大きく取り上げられたのだと考えています。
これが彼女ほど人気の元タカラジェンヌではなかったら、もしかしたら誰にも騒がれずに終わっていたかもしれません。
彼女がタカラジェンヌではなく、一般芸能人だったらファンもここまで大騒ぎせずに『ちょっとあの発言はないわ〜』くらいの話で終わっていたかもしれません。
セクハラとは無縁だったタカラジェンヌとファンが世間の荒波?にぶち当たるのはかなりの衝撃だったようです。
セクハラ0の世界は宝塚くらい
ここで強く主張しておきたいのは私は社会にでた(卒業した)からセクハラされてもしょうがないと言いたいわけでは決してありません。
セクハラは許されるべきではないですし、早急に認識を改めて欲しい問題です。
ただ、今回の件を通して宝塚がいかに守られた世界だったかを知るいい機会になったなと感じました。
当事者であるタカラジェンヌはもちろん、ファンである私たちもセクハラなどの不快な発言から守られていたし、観劇する際に嫌な思いをすることなんて一回もなかったんですよね。。
宝塚の環境が当たり前だと思ってはいけない。
理想は宝塚のようにセクハラ発言とかそのほか性別関係のことで不快な思いをしないことだとおもっています。
しかし現状はそこまでうまくいってないですよね・・。
早くセクハラするような人間が一掃されて欲しいものです。
そしてOGさんを応援するときは全てが宝塚の時と同じように行くとは思わず、等身大のOGさんと一緒に外の世界で色んなものにぶち当たりながらファンである自分も成長して行こう!という気概が大事かもしれませんね。
守られてきた世界から飛び出したOGさんもファンもきっといろんな部分で苦労するとは思いますが、ご贔屓様と一緒にがんばって行って欲しいです。
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