宝塚の観劇感想 日々の戯言

月組 「THE LAST PARTY」初日感想(暁千星様)



おはようございます。

む〜です。

 

*関西方面の方、地震大丈夫ですか??

無事あることを祈ってます

 

怒涛の土日からの月曜日。

辛い・・←

でも再来週は「雨に唄えば」観るし、それを糧に今週も乗り切らなければ。

 

ということで、今日も引き続き月組 ラスパの観劇レポを書きます。

今日はありちゃん!(暁千星)。

 

ベビーフェイスが可愛くて仕方ないありちゃんが、かの有名なヘミングウェイを短い登場シーンの中で過激に熱く演じてくれました。

 

それでは始めま〜す!

 

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戦場の人、ヘミングウェイ

 

配役が発表された当初、ありちゃん=ヘミングウェイの方程式が全く想像できなくて悩みました笑

私の中でありちゃんは未だにBADDY』の可愛い王子様だったので、この状態から

戦場大好き人間ヘミングウェイにイメージをシフトすることが正直難しかったです。

 

頑張っても、不良少年に留まるんじゃないかと初日を観るまで思っていました。

 

いざ初日を観た時、ちょっと驚きました。

 

見た目はやっぱり不良少年の域を脱してないように見えてしまったんですけど(ベースがベビーフェイスさんだから仕方ないですよね。そこが好きなんですけど←)声がいつもよりも男らしくてドキッとしてしまいました笑 

 

なんだろうこのドキッと感。

 

今まで幼馴染としてしか見れなかった男の子」が「いきなり男子に見える瞬間」的な!笑笑

 

言ってることだいぶ気持ち悪いのは自分でもわかっているんですけど、本当にそんな感じ!

 

前までは男役らしい低い声を出そうとして苦しそうだな〜と思うことも多々あったのですが、自然と声が出るようになったからかな?

 

一気に男度アップしていました。

 

なのでわかりし頃のヘミングウェイとして私の目にはずっと映っていました。

 

登場時間が超短い

 

ありちゃんの登場時間は1幕だけだと10分くらいしかない。><

2幕からはちょこちょこ出てくるけど、やっぱり他の主要キャストに比べて圧倒的に短い。

 

その中でどうやって「ヘミングウェイがスコットにつけて爪痕の深さ」を体現するのが難所だったように思う。

 

この物語の後半は特にヘミングウェイのスコットに対する影響の大きさが現れるシーンばかりなので、一つ一つの登場シーンが重要な意味を持ってくる。

 

何故彼は戦場に向かうのか?

何故彼にスコットの文学の良さが分からないのか?

 

私がヘミングウェイに感じていた疑問をありちゃんは言葉に出さずとも伝えてくれたと思います。

 

ヘミングウェイとスコットの共通点

 

この作品を通していつも対となって描かれるこの二人。

しかし、最後のシーンでこんなセリフがある。

 

「晩年、ヘミングウェイは「夜はやさし」の批評を好意的なものに変更している」

(ニュアンスです笑)

 

このセリフを聞いた時、ありちゃんヘミングウェイのいろんな表情だったり声のトーンを思い出した。

 

戦場に自ら赴く時の真剣な眼差し。

奧さんと娘を捨てろとスコットに忠告する時の表情など。

 

全てのシーンで共通していたこと、それは「弱さ

 

この”弱さ”こそヘミングウェイとスコットの共通点。

晩年になって「夜は優し」への批評を変えたのも、彼自身が自分の中の弱さを認めたからに他ならない。

 

れいこさんとありちゃんでこの点について綿密に打ち合わせしたのかはわかりませんが

とてもわかりやすくお客さんに伝えられていたと思います。

 

暁の星のように輝いて

 

ありちゃんって純粋に応援したくなる魅力があると思うんです。

路線とかそういうのは全て抜きにして、彼女を見ると単純に「応援したい!」という気持ちに駆られます。

 

得意なダンスだけでなく、お歌もお芝居もどんどん良くなっていると思います。

 

これからも彼女らしく、立場などは気にせずにのびのびと育ってほしいと思います(←誰目線w)

 

でわ〜

  

takarazuka takarazuka

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