*西日本を中心とした大雨により、被災された皆様へ心からお見舞い申し上げます。*
おはようございます。
む〜です。
今日は月組集合日ですね。
そわそわ。。
本日は先日観劇した、星組「ANOTHER WORLD」
「Killer Rouge」で
粋な江戸っ子、徳三郎さんを演じた礼真琴くんについて書きます。
相変わらずなんでも出来てすごいなぁというのが彼女に対する第一印象。
今回も同じような感想ばかりを抱いたか?実はそうでもないんです。
メイクも歌もダンスも最高!
星組2番手としてますます輝いている真琴くん。
相変わらずお歌は素敵だし(特に「遊び〜がしたい〜」の時の声かっこいい)、
台詞を言う時の声もTHE・江戸っ子って感じでスッキリさっぱりとしていて聞いていて心地が良かった。
徳三郎さんのかっこよさが十分に伝わる役作りだった。
ショー「Killer Rouge」では得意のダンスと美声を披露する場面も沢山あり、礼真琴の魅力を堪能するには十分でした。
・・・・・。
・・・・・・・・・。
うん。
私、いつも礼真琴くんについてはこれくらいのことしか書けないんですよね。
長らくこのブログを読んでくださっている皆様ならわかるかもしれませんが、毎回私は彼女について同じ文章を書いている気がするんです。
歌もうまい。
ダンスもうまい。
スターオーラもある。
メイクも上手になった
トップとして十分素質を兼ね備えている。
私も彼女ほど実力のある人がトップになる日がそう遠くない未来にきているんだと思うと嬉しいし、絶対通うつもりだ。
でも・・なんだろう。
全てできすぎてしまう彼女だからこそ、多くを求めてしまうのかもしれないけれど、
物足りなさを感じる。
それは彼女の引き出しの少なさなのかもしれない。
引き出しの少なさを感じる芝居
紅さんと比較すると申し訳ないのはわかっているけど、今回のお芝居で痛感してしまった。
完全無欠、期待のトップ候補だった彼女の欠点。それは役に関する「引き出しの少なさ」だと思う。
今回の徳三郎さんもとっても良かった。かっこよくて・気風がよくてサバサバとしていて。。魅力的な若旦那だった。
でも「そこまで」なのだ。
”かっこよくて、気風がよくてサバサバしている江戸っ子”と言うのは脚本家の先生が求めている徳三郎のイメージそのもの。
この上に”礼真琴”と言うタカラジェンヌの個性が乗っているようには正直見えなかった。
彼女は優等生すぎるが故に自分の個性を役に乗せるのが苦手なのかもしれない。
「この役にはこんな風に自分色を出したらいい」とか
「今回の役を自分ならこう演じてみよう」とか
この辺が弱い。
反してトップである紅さんは自分の個性をうまく役に乗せる(時には余分なほど)。
紅さんがトップであるうちに、こっちゃんにはぜひその辺を学んでいただきたいなぁと思う。
トップになった時に必ず役に立つはずなのだから。
もう一つ。
今回のこっちゃん、「観客に台詞を聞かせる」という心が欠けているような気がした。
実際、こっちゃんの台詞は全て早口すぎて・・笑うに笑えなかった。(早すぎて笑うタイミングを逃してしまうとでも言うのだろうか?)
必死感もバリバリこっちにも伝わってきた。
慣れない台詞に苦労していたのかもしれないけれど、この辺も現トップである紅さんから一つ学んで欲しいところだ。
トップに必要な個性を磨いて!
私はこっちゃんに対してもしかしたらキツイことを書いてしまったのかもしれない。
でも、それは彼女ならできると思ったからだ。
「もうこの人はこれ以上期待しても無駄だろうな」と思ってしまった人に関しては、おそらく賞賛の言葉で記事を埋め尽くしていると思う(良かったら探してみてください)
酷いかもしれないけれど人間ってそんなもんです。
まこっちゃんはこれからもまだまだ伸びると思う。
だからこそ「もっと!もっと!」と期待してしまう。
彼女の成長過程を見逃さないようにしないといけませんね。
台湾公演は観にいけないけど、その他の公演はできるだけ観に行こう。
でわ〜
takarazuka takarazuka
にほんブログ村